豆猫日記 すべてはうまく行っている♪♪

すべては うまく行っている♪
ころんでも 起き上がればいいじゃん♪
みんな うまく行ってるよ~♪
 

『トゥモロー・ワールド』

2006-11-24 21:27:22 | 映画
2027年、地球は子供が生まれない世界になっていた。
最期に子供が生まれたのは18年前。

すごい衝撃的な設定の『トゥモロー・ワールド』
そして私が好きなジュリアン・ムーアが出ているとあって、すごく楽しみにしていた。

女性が子供を産めない不妊症体質になってしまった。
今の私達の生活はあらゆる有害物質をいやでも取り込んでしまっているので、あながちありえない話と言い切れないのが恐ろしい。
可能性は十分ある気がしてしまう。

そんな世の中で奇跡的に妊娠した少女が現れる。
人類の希望となる赤ちゃんを手に入れるため、テロ組織、政府の争いが起こる。
「この争いをいかに切り抜けるのか」と言うのがメインなだけに、
一応ハッピーエンドを思わせるエンディングではあるけれど、
ちょっと最期が物足らない気もしてしまう。
本当に大変なのはそこからなんじゃないの?
とも思ってしまう。
それにあのジュリアン・ムーアの使い方。
何とも贅沢・・・

便利さばかりを追求して来たツケがこんな形(不妊症)で現れる。
本当に教訓にしないといけないのかも。
せめて食べるものには気をつけよう!
と、思わされました


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『手紙』

2006-11-24 21:02:02 | 映画
1ヶ月フリーパスポートが切れるので、駆け込みで何本か観て来ました

まずは『手紙』
原作を読んで思いっきり泣いてました。

両親を早くに亡くし、兄と弟の二人暮らし。
兄は弟を学校に行かせるため、ずっと働いて来た。
そのせいで身体を壊し、職を失う。
それでも弟には絶対大学に行かせたい!
お金を何とかしなくては・・・
そう思った兄は強盗に入ってしまう。
そして最悪な事にその住人にみつかり殺してしまった。
「強盗殺人」
警察につかまった兄は刑務所行きに。
そこから兄と弟の手紙のやり取りが始まる。

これだけでも泣けそうな話だけど、ここからの展開がまた切ない。
弟は大学に行くどころか「殺人犯の弟」として、住む場所も仕事も次々奪われていく。
自分は何も悪くないのにどうしてこんなに辛い目に遭わなければならないのか・・・
世間の理不尽さにもがく弟。
その苦しみを知らない兄。
それどころか犯した罪を悔い改め、ひたすらわびる純粋さ。
この二人の温度差が本当に切ない。



この感動的な原作の映画化とあらば、観ずにはいられない!
でも・・・
正直言ってキャスティングが気に入らなかった。
どうしてこのメンバーなの?
弟に山田貴之。これはまぁ許せるかも。
兄に玉山鉄二。ん~、かっこ良過ぎて違うでしょ!
弟に想いを寄せる女性、沢尻エリカ。彼女は好きだけど、このけなげなイメージはちょっと違いすぎやしませんか!?
この原作なら、キャストの知名度に頼らなくとも、十分いい作品が出来るのに・・・

と、ひとりブツブツ思いながらの観賞でした。

内容が分かっていても、やっぱり最期は泣いてしまった
兄が離れた場所から弟に向かって合掌する姿。
あれを見たとたん、号泣です!
玉山鉄二さん、ミスキャストだと言ってごめんなさい。
見事なまでにこの役に入り込んでました
私的には弟役の山田君より素晴らしかったと思います。
その中で沢尻エリカだけは最期まで違うなぁ~
と思ってしまったけれど、それは個人的感覚なので
他の皆さんはいかがだったんでしょうか?


とにかく、切ないけどいい話です。
簡単に人を殺す子供が増えてる今の時代に、
罪を犯したら回りの人達がどれだけ辛い思いをするか、
ぜひこの作品で学んで欲しいと思います

コメント (1)
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