Cafe Eucharistia

実存論的神学の実践の場・ユーカリスティア教会によるWeb上カフェ、open

ピアニート公爵ミニ演奏会

2011-05-23 23:37:21 | 豆大福/トロウ日記
なんと応募したら当選してしまった。ニコ動では有名なピアニート公爵の無料ミニ演奏会へ行ってきた。(実は公爵のことは、連れ合いもその実力を高く評価していたの。残念ながら、ネット越しでしかその演奏は楽しめなかったけれど。)

●前奏曲
表参道を歩いたのは何年ぶりだろう。神宮前交差点付近にあった、お気に入りだったアイリッシュパブも閉鎖されていた。そこに最後に行ったのは墓参りの帰り、お義母さまを案内したときだったかな。同潤会アパートもヒルズに代わってしまい(って何年前の話だ)、それでも変わらない風景もあり。連れ合いと歩いた思い出に浸っていい気持ちでいたのに、声をかけられた。無粋な奴だ。まあ、声をかけた方も、かけたはいいが実はおっかないオバちゃんで残念だったろう(ザマミロ)。

●演奏会
オープニングはかの笑撃的作品、「ショパンのピアノソナタ第3番フィナーレ×巨人の星」。すばらしい。会場の音響は必ずしも良くはなかったが、それでもそこは公爵の演奏だもの。ニコ動版よりも、今日のは軽やかなタッチの演奏だったような。それともピアノが違うせいかな?

そしてメインは「ガンバスター幻想曲」。感動した!私はガンバスターを知らないのが残念だけれど、いい映画を一本観終わったような、落涙寸前の感動。続いてエレガントな「時報によるロマンス」、そして最後は本当の題名が不明な?小曲でアンコール代わり、だろうか。

これまでも、ネット経由の公爵の演奏で連れ共々励まされてきたけれど、連れが亡くなって以来、ちょっとおしゃれをして行こうなんて思えたのは今日が初めてだ。ミニ演奏会であっても、まるで一人によるオーケストラみたいな印象を与える彼の演奏は、生では尚更想いが伝わってくる。若き才能と情熱の人。ピアニート公爵の生演奏に勇気をもらえた。これからどんどん有名になって偉くなっても、ニート魂はいつまでも忘れないで下さいね!

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