Cafe Eucharistia

実存論的神学の実践の場・ユーカリスティア教会によるWeb上カフェ、open

高尾山登山 写真日記

2015-12-03 00:06:56 | 豆大福/トロウ日記
拙ブログは大概随筆なのですが、今回はほぼ、写真とそのコメントです。

ケーブルカーの清滝駅の近くより、88箇所巡礼登山開始です。
近くのベンチから漂うタバコの煙。臭いに耐えながら1枚。


青面金剛さまでしょうか。台座に三猿が見えますが、磨耗してよく分かりません。
三猿がいるからといっても、庚申さまではないと思います。


岩屋大師。初めて知った存在。


琵琶滝より十一丁目茶屋までの山道は、侮れない。
結構勾配の角度がきついところも多い。でも、まだ行きで体力がある。何なら「トレイルラン、カモン」という気持ちの余裕さえあったり。
実際、ご高齢とおぼしき方々ともたくさんお会いしたルート。


ポケットに入れておいたデジカメのレンズが汗で曇った!それが写真によい効果に。
しかしながら「よいお顔」と思ってシャッターを切ったのに、肝心のお顔がよく分からない。


高尾山といえばこの方たち、天狗。薬王院入り口近くにあります。
しかしこの像は、最近置かれたと思います。連れ合いと高尾山に通っていた頃にはなかったと思います。


印は大日如来っぽいのですが、よく分かりません。しかも「牛」って何?
あ、もしかすると「午(ご=うま)」の意味でしょうか。


今回の新発見、その2。なんと聖天様まで祀ってあった!

ここで、今回1回での結願をほぼ断念したこともあり、ついでに山頂に寄ることにした。
断念したのは、途中の琵琶滝での朱印をいただき損ねてしまったから。
それにしても「一体どうした?」と言いたくなるくらいすごい(ひどい)、最近の高尾山の仏教アトラクションワールド。
とくに薬王院付近がひどいことになっていると個人的には残念に思うのだが、よいのだろうか、こんなので…。
庶民のための信仰の霊場でもありたいのは、とてもよく分かる。それがここの魅力でもあるのだから。
だが親しみやすさを追求するあまりの、過ぎた大衆迎合は下品にもなり得るわけで…残念だ、元に戻してほしい。

とにかく本日中に蛇滝までは行っておこうということで、そちらに向かい十一丁目茶屋付近から下って行ったところ…急に疲れが足にきた。これだから中年は困る。急にくるのだ。膝とふくらはぎに力が入らない。

「落ちても責任負えません」と言わんばかりの (あくまでも私の精神状態がそう思わせています^^;)急勾配、段差の高い階段。しかも道幅が狭い!ひざがガクガク、一歩一歩をプルプル震わせながら、「転落して怪我をしたら、何時間くらいで発見してもらえるかな」と思ったりしながら歩く。
心身困憊していたので、も~~~うこれを再び登る気にはとてもなれない。たぶん高所恐怖症の人にも下りはきついと思う。
このルートは、「行き」として登りで選択すべきだ!

まあ、風景はそこそこなんですが。
ここを歩いているときなど、この日はずっと自然神学(論争)のことについてなどを考えていました。


蛇滝付近。今は水量がとても少なそうです。


蛇滝からバス停のあるところまで下る途中に「千代田稲荷神社」がある。現在は無残な姿の社なのだけれど、その脇に2体の石仏が。向かって左は弁才天さま。右は何だろう。

結局、ふもとについてもバスには乗らずに高尾山口駅まで歩くことにした。とぼとぼ歩いて40分くらい。
駅について、やっと温泉だ。露天を中心に、1時間半ほど出たり入ったり。混んでいて脱衣所も結構狭いけど、お湯はなかなか良かったです。

《番外編》
1 琵琶滝より登り。汗はかいていますがまだ余裕があります。自撮り。
2 山頂で、近くにいた紳士にシャッターを押してもらいました。まだそこそこ余裕がある。
3 蛇滝に向かう下りの山道で。自撮り。この疲れ切った表情ったら!
 2 3