久しぶりに墓参りへ行った。気がつけば2年ぶりの墓参という罰当たりモノなわけだが、まあ、こちらにもいろいろと事情があるわけで、その辺のところはご先祖様方も了承してくださるだろう。
以前から薄々気づいていたが、もしかして私、かなり墓地が好きだ。いや墓地一般が好き、というよりも、自分に縁のある霊園が好きなのかもしれない。すごく落ち着くのよね。自分が入る予定になっているその場所は、結構地の利もいい。もっとも、死んでしまえば地の利も何も、関係ないけれども。難点は、行くと必ず蚊に刺されることだ。これも、死んでしまえば関係なし。地の利とか蚊とか、これらの事柄はもっぱら、私の後に続く人たちの関心事になろうが、どっこい私もまだこの世界に生きている人間なのであった。
そう、そこに行くと「私にはまだ、この世に生きてやらなければならないことがある」という思いを持たざるを得なくなる。生きる勇気をもらう、というほど大げさではないけれど、「自分がそこに入るまでは、生きるべく生きなければならんのだなあ、やれやれ」と。
遅めのランチにと入ったCafe F.O.B.は、青山という場所の割には値段も安く、何よりもいろいろとおいしいし、店員の人たちもフレンドリーなので、結構気に入っている。雑貨ショップを兼ねたカフェの店内には輸入菓子も並べて売られていて、ちょっと日本にいる気がしない。
墓参で異世界を感じ、カフェで異国を感じるという、図らずも現実逃避の1日を過ごしたことで、ちょっとばかりのカタルシス、といったところ。
以前から薄々気づいていたが、もしかして私、かなり墓地が好きだ。いや墓地一般が好き、というよりも、自分に縁のある霊園が好きなのかもしれない。すごく落ち着くのよね。自分が入る予定になっているその場所は、結構地の利もいい。もっとも、死んでしまえば地の利も何も、関係ないけれども。難点は、行くと必ず蚊に刺されることだ。これも、死んでしまえば関係なし。地の利とか蚊とか、これらの事柄はもっぱら、私の後に続く人たちの関心事になろうが、どっこい私もまだこの世界に生きている人間なのであった。
そう、そこに行くと「私にはまだ、この世に生きてやらなければならないことがある」という思いを持たざるを得なくなる。生きる勇気をもらう、というほど大げさではないけれど、「自分がそこに入るまでは、生きるべく生きなければならんのだなあ、やれやれ」と。
遅めのランチにと入ったCafe F.O.B.は、青山という場所の割には値段も安く、何よりもいろいろとおいしいし、店員の人たちもフレンドリーなので、結構気に入っている。雑貨ショップを兼ねたカフェの店内には輸入菓子も並べて売られていて、ちょっと日本にいる気がしない。
墓参で異世界を感じ、カフェで異国を感じるという、図らずも現実逃避の1日を過ごしたことで、ちょっとばかりのカタルシス、といったところ。