年末年始にあったアレコレ

今まで、ちゃんと元旦に帰ったこと無くて、ゴメンナサイ(>_<)！

実は、お正月を、仙台の相方の実家で過ごすのは初めてな親不幸者なのだ。

今までも一応1月3日とか4日とかに仙台に行ってたものの、
大晦日から1月2日までは、いつも自分の実家だったからなぁ。


とはいっても、せっかく東北に車で行くんだもの、ただ仙台に帰るのではツマラナイ。
・・・と、いつものように、アレコレ行きたい病が。

まずは、朝5時起きで仙台をちょっと通り越した 石巻 までレッツゴー！

石巻といったら、なんといっても　海の幸♪　
この日はお正月の食材になる魚介類が、港の市場にはいっぱいありそう～。

というワケで、石巻港にある しみん市場 へ。


意外とこぢんまりした建物だけど、中はやっぱり人で賑わってる！
地元で採れた新鮮野菜や特産物もあるし、ちょっとしたお惣菜もおいしそう。

こういう場所って、地域独特のお正月用食材も売ってるに違いない・・・と思って物色してたら、
こんなの発見。

お正月の縁起物が、練り物で作られてる～（笑）！
かわいい。
（けど、どうも食べたいとは思えない色・・・ごめんなさい）


その奥に、チビお魚市場だ！
買うわけじゃないけど、こういうところを見てると、飽きないんだよな～。

さっそく試飲発見。　しかも　金華さば！！

この中でも、生ハム が、ちょーーーうま～～～い(>_<)！！
「燻製」はされてるけど、生の良さがとっても生きてて、しかも脂のノリがイイっ。
じゅーしぃで、たまりませんー！

他にも、ホタテやマグロ・・・そうそう、この時期なのにホヤもいっぱいあるのはナゼ？！

と、きゃっきゃと楽しんだ後は、
事前に調べて地元で評判が良さそうで、且つそんなに高くなさそうな江戸前寿司屋さん、
かめ喜寿司 へ。

ちなみに、ここに決めた本当に理由は、
ウリが、相方が苦手な “光り物が一押し！”　であったのはナイショ（笑）。

お店に入ると、一番乗り。
カウンターの一番端っこに座って、とりあえず生ビール注文。

親方は、とってもマジメそうな感じ。たぶん人見知りをするお方・・・？！
ここらの言葉のなまりの無い、しかも見かけない顔の我々には、最初は無愛想な感じ。

でも、そんな雰囲気は、のちほど、吹っ飛んでしまうワケで。

お寿司に行く前に、ツマミで一杯やりたかった自分。
市場でも出会えた　金華サバ を食べたくて、
親方に　「刺身盛り合わせに、サバって入っていますか？？」　というと。

うひゃ～～～(>_<)！！盛りだくさんにしてくれました！！
いい〆具合の金華さばをメインに、中トロ（これがまたウマイ）、イカ、蟹。。。

相方は普通に握りセットを注文。

自分は、サバをアテにお酒を飲むつもりだったので、握りは相方の苦手なものを頂こう。
と思ってたら、セット2人前頼んでたのね（汗）。

当然、私の目の前は、こうなるワケで。

なんか・・・ものすんごい豪華な気分（笑）。

でも、こうやって並べて気付いた。
相方の方（左の2貫）が、どう見てもシャリが多い。。。そうか！そういうことか！

というのは、最初に板を出してくれた時のコト。
親方の 「これは、彼女にやって」 という言葉が、なんとなく引っかかってたのだ。
たって、同じ握りセットだったら、どっちの板でも内容は同じはず。

だけど、これは我々2人を見た親方が、意図的に、
最初にツマミをやってる飲兵衛な自分の分を少な目にしてくれたか、
図体デカくてたくさん食べそうな相方のを大目にしてくれたか・・・。

なんか、、、すんごい嬉しい。

この後、常連さんが続々とやってくると、親方もホっとしたかのように、
地元の人たちとワイワイ冗談を言ったり、子供にはお小言を言ったり明るい表情。

良いお店だな、と気持ちも温かくなってしまう。

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石巻の翌日は、仙台の実家から2時間ほどで行ける、
岩手の　夏油（げとう）温泉　のスキー場へ。

知らなかったけど、夏油温泉って秘湯だったのね。

この日から日本列島は大荒れになる・・・スキー場も大荒れか？と思ったら、
ものすんごい天気が良くて、超良い景色！

スノーボードする時はデジカメも携帯も持たないから写真はないけど、
山の頂上から見えたの、あれって鳥海山じゃないのかなぁ？！

山の麓の ペンション・シフォン に泊まって、前沢牛がディナー。
オーナーに聞いたら、夏油温泉スキー場って基本的にはいつも吹雪いてるから、
この日のような爽快な天気は珍しいとか。　うし！晴れ女力発揮。


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夏油温泉から再び仙台に帰ってきた日は、もう大晦日。
今年最後の 光のページェント を見に、相方が車で定禅寺通りに連れていってくれる。

17:30の点灯の10分くらい前に道路の脇に停めて待っていると、
周囲の商店街の街灯も、ふ・・・っと消えて一瞬暗くなる。

と。



ぱ！！！　っと！！

すごーい！
この通りの大きな木全部が一斉に灯される瞬間は、なかなかの見ものだ。

このページェントを今年最後に見るためか通行人も通りや中央の広場にひしめき合ってる。
スゴイ人だな～～～。

いいもん見させてくれて、ありがとー！


大晦日の晩は、家で蟹三昧！


家族で飲むのは、自分とお父さんだけなのに、
たんまりと用意されてる日本酒たちは、わざわざ買ってきてくれたんだとか。

実はちょっと前に、体の調子を悪くしたお父さん、
「この年末年始にまき子さんと飲むために、しばらくお酒を摂生してたから、
　いやーーーとっても楽しみにしてたんだよ♪♪」
と、久々にお酒を飲むのがとても嬉しそう（笑）。

でも、お母さんに「まき子さん、あんまり飲ませないでくださいね。調子に乗っちゃうから～。」
と、クギも刺される・・・は、はい～～～(>_<)！！


でも、久しぶりの帰省だから、みんなとの会話が盛り上がって、
17時の夕飯から0時過ぎまで、ず～～～～っと飲み続けてしまった。


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翌朝。
2011年元旦。

朝9時頃に、インターホンがなる。
「あれ？元旦にお届けもの？」　と思ったら、なんと我が実家から、お年賀が。

しかも、コレ（笑）。

小左衛門 で～～す♪

そうだった。
すっかり忘れてた。

毎年、年末になると、ウチの母親から、
「また今年もお年賀に小左衛門を送りたいから、お酒、選んどいて」　と、頼まれるのだ。

そう・・・要するに、自分が選んだお酒が到着したワケで。

い、いや、これは確信犯じゃありませんよ？
選んだ時は、まだお正月をどう過ごすか決めてなかったし、
母親からの依頼だから不可抗力なのだ～～～（笑）。

とか言いつつ、やっぱりお父さんが用意してくれたお酒は底をつき、
このお年賀を振舞われてしまうのであった。


ちなみに。
仙台で御節料理をつつくのは初めてなので、
当然、他の家でのお雑煮を食べるのも実は初めて！

比内鶏で出汁を取って、醤油で薄く味付け。
鶏の良質な脂に自然な甘みがあって美味しい！
なんといっても、セリ を入れるのが新鮮だ～！もちろん根っこまで。

お餅は一個しか要らないけど、出汁とセリが美味しくて、
「お餅なしでイイので、おかわりくださ～い♪」　と、出汁をつまみに、また日本酒をくいくい。


でも、自分の慣れ親しんできたお雑煮と、どっち？と聞かれれば、
やっぱ・・・

カツオ出汁に薄口醤油で味付けした汁と、
おじいちゃんが家の畑で作った菜の葉と餅を具材をお椀に盛ったら、
イクラをドカっ！！とでフィニッシュ！！
な、ウチのお雑煮の方が好きかな～♪


でも、地域だけじゃなくて、家庭によっても具や味付けの違うお雑煮、
他のお宅のも、覗いてみたいもんだ。
コメント書いてくれる方も、ぜひぜひ「我が家のお雑煮紹介」してください♪

そんなこんなで、
初めてのお雑煮、初めてのおせち料理を、小左衛門とたんまり堪能したお正月となりました。

さてさて。
今年も始まったばかり。
どんな年になるか、楽しみだ！