多治見 神言修道院 ワイナリー

先日 フグを食べに 車で南知多へ行った時。

実は途中でインターを降りて土岐の実家に寄っていた。
もう寿命も長くない祖父母（ってピンピンしてるんだけど、まぁ御年80過ぎてるし・・・）に、
会えるうちに会ってジジババ孝行しておきたいと思って。

思って・・・。

・・・。

・・・・・・。




ナーーンチャッテ。
それは、飲めない運転手への、表向きの理由～～～。　
（いや、50％くらいはジジババ孝行と思ってたケド）

ホントは、お正月に飲んだワインを、買いに行きたかったから！！なのだ。

それは、
「こんなワインが、こんな身近に！？」　と、飲んだ時にびっくりした、
地元の隣町にある 多治見 神言修道院ワイン 。

このワインはほとんど流通しておらず、直接、修道院に買いに行くくらいしか手に入らないのだ。
だ・か・ら。
実家近くを通ったりする機会があったら、インター途中下車してでも行きたくて♪


さっそく、修道院へ。

赤い屋根がお馴染みの、キレイな佇まいの修道院。
隣は、多治見北高校のグランドがあって、サッカー部が試合してる。
天気も真っ青な青空が気持いい、なんだか “ほのぼの雰囲気” だなぁ～。

修道院の裏には、研修用のコテージがあったり、ＢＢＱ広場もあるのだ。
そして、ぶどう畑も。

ひろびろ～～。

敷地のほとんどが横型の葡萄畑だけど、小野葡萄園 って書かれているココだけ縦型。

ここは　ピア名古屋 （ＨＰ）という、重い言語障害の人たちのグループが造っている葡萄畑。
その障害者のみんなの姿に共鳴された小野ご夫妻が資金を助けているそう。（ＨＰ）

今はすっかり葉の落ちた葡萄畑だけど、
いつか生い茂っている頃に、また来てみたいなぁ～～。


さて。
では、ワインを買おう！！

と、売店に入ると、ものすんごいこぢんまり。
４～５畳くらいのスペースだろうか。
その売り場の大半は、マリアさまやキリスト、天使などなどの教会らしい小物がいっぱい。

“ワイナリー”な蔵のようなイメージを持っていたから、
一瞬　「あれ？！ワインはココでは売ってないのかな？」　と思ってしまったけど、
レジの手前に、それこそ “ちんまり” と発見。

ほんとにコレだけのスペース。
いろいろ種類を出してるワケではなく　「今飲み頃の１種類だけ」　みたいな感じ。

お正月の時のワインとも、また違うんだなぁ～。

2008.3　って印が押されている。
720mlで1500円なんだぁ～、お手頃価格。　（ハーフは850円）

こうしてみてみると、やっぱり嬉しい♪
地元に、こんな拘りワインを造っている、しかも修道院のワインがあるなんてなぁ～。

学生の頃は　「どーせ田舎、何も面白いものはない」　なんて思っていたけど、
オトナになって初めて知る田舎の色んな顔に、「捨てたもんじゃないな」・・・て改めて見直してしまう。


で。
とりあえず買ったのはいいのだけど。


なんだか・・・飲めないよ～～（笑）。


[多治見多　神言修道院]
岐阜県多治見市緑ヶ丘３８番地
0572-22-1583
火～土　9:30～15:30
日 11:00～15:30
定休日：月曜