まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都「リヒテンシュタイン華麗なる侯爵家の秘宝」&ランチ

2013年04月26日 | グルメ・お土産

先日、京都市美術館で開催中の「リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝」展を見てきました。ヨーロッパ中部の小国家、リヒテンシュタインの元首である侯爵家のコレクションが日本で初めて紹介されています。世界屈指のルーベンス・コレクションをはじめ、ラファエッロ、レンブラント等、16~18世紀の絵画など88点が展示されています。

ポスターにも使われているルーベンスが5歳の頃の愛娘を描いた「クララ・セレーナ・ルーベンスの肖像」も間近で見てきました。思ったより小さなサイズ (37×27cm)でしたが、ヨーロッパ絵画史上最も魅力的な子どもの肖像画と目されているそうです。衣装などは割と荒く描かれているのに、顔はとても 精密で丁寧に描かれ、賢そうで愛らしく、ルーベンスの父親としての愛情も感じます。不幸にも、この肖像画の制作から7年後、クララ・セレーナ は12歳で短い生涯を終えたそうです。クララの短い人生を想うと、まっすぐに見つめる瞳から目が離せません。

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他に私が印象に残った絵はクリストファーノ・アッローリの「ホロフェルネスの首を持つユディト」です。美しいユダヤ人の女性(ユディド)が敵軍の司令官(ホロフェルネス)の首を斬るという旧約聖書外典のお話の絵なんですが・・・たまたま描かれたユディトがまとっていた衣装の色と、当日私が来ていた着物の色が同じ(からし色の紬)だったので・・・なんだか、ちょっと感情移入して、釘づけになってしまいました。こわっ(^m^;)

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絵画展示のほかに、コレクションが公開される宮殿の雰囲気を再現した「バロック・サロン」も設けられており、絵画と室内装飾品を同時に楽しむことができます。バロック調の衣装にでも着替えて楽しみたい雰囲気。((* ̄Oノ ̄*)オーッホッホ~!! ちなみに、ゴッホ展も同館で開催中です。

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京都市美術館 http://www.city.kyoto.jp/bunshi/kmma/index.html

リヒテンシュタイン展は3月19日(火)から6月9日(日)まで開催です。見学所要時間:60分~90分。日祝は小中学生が入場無料です。(通常は大人の半額) 大地真央さんによる音声ガイドもあります(500円:19ヶ所)なお今回の美術展のテーマ曲は12歳の天才ピアニスト牛田智大くん作曲の公式テーマ曲「遙かなる時をこえて」も聞くことができます。まじくんもピアノ習ってますがほど遠い。(^^;)まぁ、路線も違いますけどね・・・。

【おまけ】美術館から歩いて10分弱の「ピッツァリア ナポリターナ ダユウキ Da Yuki 」さんのランチを頂きました。写真は燻製した水牛のモッツアレラのマルゲリータです。あっさりしておいしいこのチーズが食べたくて通っちゃう・・・。

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白身魚のカルパッチョ、じゃがいもの香草ソテー・・・一品料理もいろいろあります。

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参考サイト http://tabelog.com/kyoto/A2603/A260301/26005239/

事前予約がベストです。1人前のランチ(パニーニ)もあります。月曜定休