先日(25日)、天神市が行われている北野天満宮へ行ってきました。露店の様子と、大福梅の天日干しの様子は、前日ぶろぐにてご覧ください。
御祭神である菅原道真公は、丑年の生まれで、亡くなった際にも、牛がそのご遺体を運んだといわれ、牛との縁が大変深いです。境内にもあちこちに牛が祀られています。
私の一番のお気に入りは、楼門をくぐったところにある梅の木の下にいる赤目の牛さんです。前回、5月に訪ねた時は、梅の木の葉が繁り、かわいい実がなってましたが、今月はすっきりしていました。見上げた感じが可愛いんです。(^^)
そして、今回注目の牛さんは、もっとも人気のある「なで牛」さんです。参道を歩き楼門をくぐり、赤目の牛さんのそばのお水で手を清め、その後、中門(三光門)の手前の両側にあります。境内のあちこちに奉納されているどの牛をなでてもOKですが、こちらの牛は、たくさんの人がなでてるので、ピカピカしてます。ちなみに「よくなりたい場所」をなでると、ご利益があります。牛さんのそばには、新型インフルエンザの感染予防のため、消毒用アルコールが置かれていました。いろんな人が「ナデナデ」しますもんね。(^^;)
牛さんの他にも人気のスポットが・・・中門(三光門:写真左下)に向かって右手へ曲がると、台座に大黒様を彫った灯篭があります。「さい銭箱」と「大黒組」の彫り文字が目印です。
この大黒様のお顔がちょっと変わっています。大きめの穴が2つ・・・この穴に小石を乗せて、落ちなかったらご利益があるとの事なんですが・・・。最初その様子を見た時は、鼻の穴につめてる?・・・鼻づまりが治る?見通しが良くなる?なんて、思いましたが・・・この穴は実は、ほっぺ(えくぼ?)なんです。
これは、もともと西陣の旦那衆が寄贈したものといわれています。昔は大黒様のお顔に砂をかけ、ほっぺの穴にのった砂の量でその年の景気を占ったとか?でも、そのうちに砂をかけるのは忍びないと思ったのか、いつしか石をのせるに変わって、そのうちに穴も大きくなって・・・穴に石がのったらお金持ちになれるという風に信じられるようになったみたいです。
人によっては、流儀もご利益も違うようで、ほっぺだけでなく頭や、背負い袋にのせる人、お金をのせる人など様々です。なんでも願い事がかなう「石のせ大黒様」として修学旅行生にも人気だとか・・・また、鼻の穴(あくまでもほっぺ)が膨らむようにお財布が膨らむんです・・・っていう人もいたし(@Д@;)
いずれにしても、信じる心が大事ですから、機会があればお訪ねください。ちなみに石は、一発でのると、なお良いのだそうです。1円玉をのせようとしていた人もいましたが、「そりゃ、むりやで・・・」と言われてました。(^m^)私も、挑戦してみました!右側はすぐのりましたが、左側は、のりにくかったです。石選びが決め手です。のせる石は、だいたい灯篭の下に落ちています。(石を財布に入れて持ち帰る人もいるようです)
この後は、北野天満宮の近くでランチをご紹介します。次のブログにて。
北野天満宮 http://www.kitanotenmangu.or.jp/
天神市の過去の様子は【天神市:カテゴリ】にて。