先日(11/20)、携帯ブログ【カテゴリ】でお伝えしましたが、まじくんと2人で奥嵯峨を訪ねました。まずは、前ブログで、清涼寺、二尊院【前ブログ】、壇林寺、祇王寺【前ブログ】をご紹介しました。
続いて訪ねたのは「あだし野念仏寺(あだしのねんぶつじ)」です。約1200年前、弘法大師が野ざらしになっていた無縁仏を埋葬し、五智山如来寺を開創されたのが始まりのお寺です。
あだし野の「あだし」とは、はかない、空しいという意味だそうです。この地は古来より葬送の地で、初めは風葬でしたが、その後、土葬となり人々が石仏を奉り、永遠の別離を悲しんだところです。
境内には、8000体の石塔、石仏が並んでいます。 8月23・24日の夜には、無縁仏の霊にローソクをお供えする千灯供養が行われ、多くの参詣があるそうです。
この土地の歴史背景を想うと、紅葉が美しいなどと、うかれてはいけないのでしょうが・・・日に照らされたもみじが息をのむような美しさです。
竹の道を登ったところに、墓地と、六面体六地蔵尊があり、六道のお地蔵さんの周りをまわって、水をかけてお参りします。
あだしの念仏寺 http://www.nenbutsuji.jp/index.html
拝観料 大人:500円 中高生:400円
清涼寺、二尊院、祇王寺から念仏寺、その先の鳥居本までは、石畳の坂道が続きます。周辺にはお土産店や食事店が並んでいます。