まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都国立博物館「蒔絵」へ行ってきました!

2008年11月18日 | 京都市東山区

先に携帯ブログ【カテゴリ】で、怪しげな風景をお伝えしましたが・・・異国情緒ある風景は、京都国立博物館からの景色でした。

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角度を変えて撮ると、ちょうどケヤキの木の後ろ(写真左下)に、京都タワーがあるんです。クリックで写真が大きくなります。ちょっと、京都とは思えない景色ですよね。

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10月18日から12月7日まで行われている「japan 蒔絵 宮殿を飾る東洋の燦めき」を見てきました。蒔絵とは、日本で独自に発達した漆の装飾技法で、16世紀までは一部の特権階級の調度を飾るものでしたが、その後、日用品や建築物にも用いられるようになりました。ちょうどその頃、日本にやってきた西洋人が蒔絵に惹かれ、キリスト教の祭礼具や西洋式の家具を蒔絵にするよう注文し、本国へ持ち帰ったり、他国へ輸出するようになりました。ルイ14~16世、マリーアントワネットなど世界史上の錚々たる顔ぶれが並びます。 京都で生まれ、異国に渡った日本の蒔絵が数百年の時を超えて里帰りということです。西洋風の特別展示館にふさわしい世界各国の蒔絵コレクションがこれでもか!っていうほど見れます。1度に見るには、もったいないくらいです。

P1000876_3平常展示館も覗いてきました。あのお寺の?あの図鑑で見た?国宝、重要文化財がたーっぷり見れます。 なお、平常展示館は、12月7日で閉館となり建て替えられます。さよなら記念で無料観覧日なども設けられていますので、この機会にぜひ訪ねて下さい!

おみやげに、うるしの話(798円)とはがきとボールペンセット(262円)を買ってきました。うるしの本は、感動冷めやらぬうちに一気に読まなくちゃね・・・。はがきは高山寺の鳥獣人物戯画です。現在、乙巻を平常展示館で見ることができます。実は、昨年高山寺を4回も訪ねています。昨年の今頃の様子は【前ブログ】にて。鳥獣人物戯画は、高山寺では小さいサイズの模写しか見ることができません。陶板名画の庭では甲乙巻の陶板を見ることができます。【前ブログ

博物館の敷地内には、広いお庭もあります。あちこちきれいに紅葉しています。今度は晴れた日に行ってみたいです。真っ赤なのはハゼの木です。すごく大きな木で、特別展示館の南側に1本あります。

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京都国立博物館 http://www.kyohaku.go.jp/