まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都「永観堂」紅葉ウオッチング(11/12)

2008年11月13日 | 京都市左京区

昨日、京都御所一般公開の後、永観堂(禅林寺)の様子を見に行ってきました。御所の様子は、前日ブログにてどうぞ。

紅葉の進み具合は、京都市観光協会のデーターでは色づき始めとのことでしたが・・・総門、中門あたりは、確かに色づき始めでした。現在寺宝展が行われていて、拝観料が大人1,000円、小中高生600円です。少し高いから(^^;)もう少し色づいてからにしようかとも思いましたが、せっかく前まで来たんですからねー。(^m^)中門の受け付けは、人員整理の鎖が物語るように、紅葉のピーク時は、大行列です。

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中に入り、紅葉の前に、堂内の寺宝展から見ました。秋の寺宝展では「釈迦十六善神像(重文)」全十六幅の「十六羅漢像(重文)」「両界曼荼羅図」「千手観音二十八部衆」などを特別公開しています。寺宝や堂内は撮影禁止ですが、庭などは撮影できます。

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また、ご本尊「みかえり阿弥陀如来(重文)」は、修復作業中の阿弥陀堂で拝観することができます。(写真左下は、この日は着物で出かけ、きものパスポート提示でいただいた栞です。みかえり阿弥陀さまが写っています。この栞は200円で売店にありました。)

P10007172年前の秋のブログで、みかえり阿弥陀さまの事を書いています。みかえり阿弥陀様とは・・・わかりやすく説明すると

その昔、永観堂の名の由来となった僧の永観(ようかん)さんが、明け方に御本尊の阿弥陀様の周りを歩きながら念仏を唱えて修行してると、気がついたら阿弥陀様も永観さんの前をあるいて念仏を唱えてました。びっくり、感涙して固まった永観さんに「永観!遅いやん!はよ歩け!」と、阿弥陀様が振り返ったらしく・・・(@Д@;)永観さんは、その時の感動を忘れないように「この姿のままでいて下さい」と祈ったら、阿弥陀様は左を振り返った姿のままになったということだったんですが・・・

2年前は、阿弥陀堂が修復工事中で、目の前の手の届くような場所に仮安置されていたため(失礼かもしれませんが)親しみやすい感じで、歩きながら念仏を唱えてたという話も、なんとなく想像できました。現在のみかえり阿弥陀さまは、立派に阿弥陀堂に祀られているため、厳かで、にわかには想像できない感じです。今思えば、2年前の仮安置の際に、間近でお目にかかることができてラッキーでした。

その後、多宝塔へ登りました。(整備された手すり付きの階段(70段ぐらい?)なので、多少足腰が弱くても頑張れば登れます。)

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ここからは、京都市内が見渡せます。写真の真ん中右寄りにある長方形の建物は京都ホテルオークラです。目立つなぁ・・・。

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写真を見ての通り、紅葉の見頃はもう少し先ですね。ここからのきれいな眺めと永観堂の歴史は【前ブログ】をご覧ください。

放生池の周辺は、きれいに色づいていました!今週末でも十分楽しめるかもしれませんね。11月いっぱいはライトアップが行われています。

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永観堂 http://www.eikando.or.jp/

マイカーの停めれる駐車場はありません。南禅寺駐車場(ハイシーズンは停めるのが困難かも?)か、岡崎の駐車場をご利用ください。もしくは、哲学の道周辺のコインパーキングかな?(あまりありませんが・・・)いずれにしても、けっこう歩るかなくてはいけないので公共交通機関がお勧めです。この後は、哲学の道をご紹介します。次のブログにて。