maidoの”やたけた”(ブログ版)

ジジイの身辺雑記。今日も生きてまっせ!

喜愛香港-021 長洲-5

2003-12-11 07:30:06 | 虚々実々-喜愛香港

西灣は漁船が多いだけに、天后廟も立派です。
干物をあちこちで干しています。
見たことが無いような小魚を、雨戸くらいの大きな金網を張った干し台何台にも干しているんですが、料理になってお目にかかったことが在りません。
どうして食べるのかを訊いても、口を指差して、親指を立てて「好食!(ホォセック=美味しい!)」。
通じてないんですなぁ・・・。

西灣から長洲港にかけては西海岸の防波堤沿いの長洲西堤路と西灣路、その東側の山頂路が有ります。
山頂路は一部を既に歩いたので長洲西堤路を数百m行った所から西灣路に入って帰ります。
こちら側は目の前に大嶼山(ランタウシャン)がドカッと見えるので景色はマァマァ。
此処から先は緩い下りみち、自転車が音もなく後ろから吹っ飛んでくるんですね。
西灣路がほとんど丘を下りきった所に、北帝廟のお祭りの終点でもある天后廟が有ります。隣には学校らしき施設。
珍しく飲み物の自動販売機が有ったので、休憩するか?と見てみると、オッ、懐かしのルートビァが有る。
かすかにモーターの唸りが聞こえるような気もしますが、果たして機能しているのかどうか?
運験しと硬貨をいれたら、ゴットンと出てきましたね!生暖かいのが・・。

中興路に入って100mほど行くと洪聖廟が有ります。
祀られているのは洪聖大王という海の神様。
唐代の官吏で本名は洪熙、天文地理に詳しかったそうで、死後に「広利洪聖大王」と名前を貰って、漁業を生業とする人々に信仰されているんだそうです。
あと300m足らずでフェリー乗り場です。
港の取っ掛かりの屋台で遅めの昼御飯。

散歩しながら、道端の実をつまみ食いしたり、西灣でもチョコッと屋台のスナックを試食したり中途半端な時間になったしまいました。
兄ちゃんが2人暇そうにしてますねぇ。

海鮮焼き飯、海鮮パッ[手偏+八]飯、何か判らん兄ちゃんお奨め料理と長洲名物魚胆を1人前ずつ注文しました。
出てきた皿を見てビックリ、こうは喰えんよ!
二人で頑張ったけどあまり減ったような気がしません。
まさか2人前ではなかろうな?
兄ちゃんに訊いたら、奥から鍋を持ってきて魚胆を2個追加してくれた。
全然通じてないがな・・。
それでも、残すのは勿体無いと必死で食べた。
魚胆がエライ塩辛いね。
むかし香港人は料理の味が薄いと「あの店は調味料をケチってる」と客が逃げたから味がドンドン濃くなった、と嘘かホンマか疑わしい話を聞いたけど、これは度が過ぎてないか?

兄ちゃんを呼んで、味見するように手真似脚真似。
怪訝そうな顔の兄ちゃんに箸でつまんで差し出したら、判ったらしくパクと食べて「好食!(ホォセック=美味しい!)」
「オイオイ、塩辛いやろ?」と日本語で言うたら「Very Good!」。
アリャ、英語通じるんかいな?
「Too solty isn't it?」
「好食!(ホォセック=美味しい!)」
と広東語に逆戻り。
とても食べきれんから「打包!(ターパォ=包んで!)」
「OK、OK!」とこれは通じてビニール袋に入れてくれましたね。
種類別に入れてはくれたものの、あんまり美味そうに見えませんねぇ。
それでも味は魚胆以外は結構美味しかったし、香港島の半分ぐらいの値段やったから、良心的。
夜食に食べよっと。

夕暮れの長洲港からフェリーに乗ってビクトリア港に入ると、夜景が最高!
香港に行かれたら、島でノンビリお散歩も良いもんですよ。

次は、新界の奥の方へ行って見ましょうか?それとも一寸寄り道するかなぁ?

2003/12/11

喜愛香港-022 新界巡り-1

喜愛香港-目次



最新の画像もっと見る