Opera! Opera! Opera!

音楽知識ゼロ、しかし、メトロポリタン・オペラを心から愛する人間の、
独断と偏見によるNYオペラ感想日記。

SFO Cinamacasts: MADAMA BUTTERFLY <予告編>

2008-04-20 | 映画館で観るメト以外のオペラ 
4/26の『連隊の娘』でライブ・イン・HD初体験の予定でしたが、それよりも早く、
サン・フランシスコ・オペラのシネマキャストで『蝶々夫人』を見てきました。

ライブ・イン・HDに遠慮するかのように(それともゲルプ氏の根回し?)、
ひっそりと、ブルックリンの小さな映画館Pavilion Park Slopeで行われた上映。
あらわれた観客は10名ほど。

メトよりも最新のシステム!という触れ込みの割には、画面も音のクラリティもいまいち、
画像編集にも難あり(ださいフラッシュバックは余分)、
試写室のようなわびしい上映室に映画館と思えぬ小さなスクリーン、、。

しかし、それをいつの間にか忘れさせるような公演そのもののパワー、
特にパトリシア・ラセットの蝶々夫人が言葉を絶するくらい素晴らしいです。
私が大感激した10/27のメトの公演と甲乙つけがたい出来。
オーバーでなく、ほとんど全ての観客からすすり泣きの声が聞こえ、終演後には拍手が。

上映は22日まで。アメリカにお住まいで、お時間のある方はぜひ!
この画面でzip codeを入れると最寄の映画館が表示されます。
抜粋の映像もありますが、こんな抜粋なんかでそのすごさがはかれる公演ではない!
実際の上映では英語の字幕つき。

http://sfopera.com/cinecast.asp

鑑賞レポもじき挙げます。
今はまだ一人で余韻に浸っているゆえ、、。

序編に続く>

Patricia Racette (Cio-Cio-San)
Brandon Jovanovich (Pinkerton)
Stephen Powell (Sharpless)
Zheng Cao (Suzuki)
Matthew O'Neill (Goro)
Eugene Chan (Yamadori)
Raymond Aceto (The Bonze)
Katharine Tier (Kate Pinkerton)
Dylan Hatch ("Trouble", Cio-cio-san's child)
Conductor: Donald Runnicles
Production: Ron Daniels
Performed at the War Memorial Opera House, San Francisco
Cinemacasts viewed at Pavilion Park Slope, Brooklyn, New York

*** プッチーニ 蝶々夫人 Puccini Madama Butterfly ***

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