骨董市めぐり

朝からふたつの骨董市を回りました。まず、トラムとメトロを乗り継いでミリタリーのアンティークマーケットへ。ここでは入場料2レイを支払って中に入ります。さながらガラクタ市の様相で、ありとあらゆるものが売られています。

個人で家にあるものを持ってきて売っている人もいるし、陶器専門の店もあるし、絵画専門の店などもあります。自転車部品の店や電気製品・パソコン部品の店まであるのですが、もちろん中古、動作確認はどうやってするのかしら？
　


マイダーリンは外国のコインやピンバッチ、絵葉書などを集めているので、そんなお店を中心に見てまわります。空き缶に入れて並べられているようなたくさんのコインの中から、「コレハ古イモノダヨ。」と1940年代のコインを見つけたりしています。
　


歩き疲れたら広場の空き地へ。ここでは野良犬たちもゆっくり休んでいます。車で品物を持ち込んで、地面に敷物を敷いて並べている人たちもいます。日本のフリーマーケットのような感覚ですが、品物は古いものが多いです。
　
次にまた、トラムとメトロを乗り継いでパンテリモンのアンティークマーケットへ。ブカレストの西から東へ大横断です。ここはもっと雑多な感じの品揃え、入場料も無く広場の周辺道路にも店が並んでいます。

でも、市の条例で風紀を乱すとのことでここでの骨董市は禁止されてしまったため、もうすぐ無くなってしまうかもしれません。私がジプシーの襲撃を受けたのはこの骨董市です。
　
ふたつの骨董市は毎週日曜日の午前中に開催されていますが、蚤の市、と言うよりもガラクタ市。ヨーロッパ風の蚤の市を訪ねたい場合は、期間限定で週末に行われるオボールの骨董市が良いかもしれません。
　


私の今日の戦利品はこちら。起き上がりコボウシのように底が丸くなっていて中にすずが入っていることから、ゆれるとリングリング～とかわいらしい音がします。カバンに入れて持ち歩いているあいだじゅう、リングリング～、楽しい気分にさせてくれる大満足のお買物です。
　

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