ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

もうすぐナショナルデー

2013-11-28 | ルーマニア・ブカレストの日常


今日も一日、冷蔵庫の中を歩いているような寒空。最高気温は1℃に届かなかったかも。「今年も寒いナショナルデーになるね」と~今ルーマニア人の頭にあるのは、12月1日の統一記念日。第1次世界大戦の戦勝のあと、オーストリア・ハンガリー帝国からトランシルバニア地方を奪回しほぼ今のルーマニアの国土となったのです。



バルカン半島の付け根に位置するルーマニアは、ダチア人が先住民、紀元前の古くからゴート族やタタール族が通過していき、はるかローマ帝国の影響も及び、その後国を失うこともありました。歴史が残っていない時代さえあるのです。
 


普段からルーマニア国旗の三色旗は街角のあちこちに見られるけれど、統一記念日のお祝いのために新聞スタンドでも大きな国旗を販売。たまたま今年の12月1日は日曜日と重なっているけれど、この日は祝日。多くの人が誇りをもって三色旗を掲げる日なのです。

お出かけ情報:
午前中いっぱいかけて、凱旋門を中心にパレードが行われます。総予算100万ユーロとか!
2年前からは同じ日にマラソン大会が出来たので、マラソン大会に参加する限りパレードを見に行く時間は無いけれど、3年前のパレードの様子はこちらから。氷雨が凍りつくような寒い日でした。

通行止め・市バスのルート変更に注意:
パレード開催に伴い、その付近は早朝より全面通行止め。市バスも運休になったりルート変更になります。12月の第一日曜といえば全世界統一の『日本語能力試験』の日。ルーマニアでは首都ブカレストのみで受験できるので、地方からも日本語学習者が集まってきます。試験開始時間までに余裕をもって会場に到着できるよう、交通機関の下調べを。

次の日曜もマラソン大会♪:


ルーマニアでも今、マラソンブーム。12月1日は「ルーマニア国家統一記念マラソン大会」、ブカレスト3区のチタン公園で開催。今年で第3回目。湖の周りの遊歩道は1周3140m、これに105mの折り返し部分を付け足して13周します。
 
先の「1000 de Balkan」(412kmを7日間で走破)で、前頚骨筋に続く足首の上の腱をひどく痛めてしまい、腫れ上がって歩くこともままならなかった最初の1週間を大人しくすごし、10日後に腱と前頚骨筋を伸ばす形になる正座が出来るようになり、もともと痛めていた腰をかばいながらボツボツ走り始めています。

 
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2 Comments

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Unknown (アイロンマン)
2013-11-30 09:30:43
全世界統一の「日本語能力試験」の日があるとは知らなかった。
ルーマニアは、国旗にしても国家統一マラソン大会にしても自国の誇りを持っていますね!
アイロンマンさんへ (マドモワゼル・ヒロコより)
2013-11-30 17:22:59
>自国の誇り
バルカン半島にあって、つねに国を失うか存続できるかの戦いを経てきて、国民の気持ちが強くなったのだと思います。

>全世界統一の「日本語能力試験」の日
3級くらいからだんだん難しくなってきて、1~2級だと、わたし達でもたじたじの問題があったりします~。

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