ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

ミエクラチュックへの旅

2007-08-04 | バカンス・山へお出かけ


ブカレスト北駅からブラショフまでは新型車両、乗り換えてミエクラチュックまでは普通電車で行きます。



この普通電車、「超」が付くのは間違いないレトロ。



丘陵地帯の真ん中をゴトゴト一駅ずつ停まりながら進んでいきます。各停だから当たり前、95キロの距離に2時間かかります。

 

昨年から何度かこの路線に乗りましたが、のんびりした風景はわたしの大好きな農村・牧場風景。



牧草を刈り取り冬に備えて蓄える準備が進んでいます。
 


いくつかのツーリスティック・ポイントになっている駅もあり、キャンプ場やログハウス、湖の上のレストランなども途中に見られます。
 


たいていの駅は、プラットホームの高さなし、電車の乗車口の急なはしご階段を上り下りします。
 


アスファルト舗装もなし、自然の中の駅です。この駅は「TUSNAD」駅、ミネラルウォーターのブランドにもなっている名前、このあたりはとても良質の水が沸いているのです。
 


でも、ローカル路線なので、ご近所の人たちは一駅くらいなら切符を買わないで乗り込んできます。そして車掌さんに1レウを渡して、車掌さんも手渡された1レウを自分のポケットに押し込んで検札終了。上の写真は3レイほどの電車賃を節約して検札を通過して行ったファミリー。真新しい自転車は孫へのプレゼントのよう。



車内販売もあります。冷たいビールやジュースなど。でもきちんとした制服を着た車内販売係りではなく、そのあたりの集落の人が適当に乗り込んできて適当に販売しているのです。中にはこんなものも。文房具を中心にした小さな雑貨。見本に、座席の上に広げていきます。ほしければ次に廻ってきたときに注文してお金を払うのです。
 


ちょっとした集落には必ず教会があります。村の茶色の屋根のなかに銀色に光っている教会の尖塔。信仰深い人々の心のよりどころなのでしょう。
 


ミエクラチュック駅では、ここのラン仲間イォシフが待っていてくれました。ふさふさお髭のコンスタンティネスクさんにも再会。翌日は46キロスーパーマラソンです。


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2 Comments

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Buna ! (suzukky)
2007-08-10 09:34:03
ルーマニアの青い列車、なつかしいですっ!

ウチもブカレストからシナイアに行ったときに普通列車で乗りました。
冷房も、ひょっとしたら扇風機もない日本では考えられない設備の車両でしたが、ジモティの人が多くて、ゆっくり走ってくれるので景色がよく見れて、よりルーマニアを間近で感じることができたのを今でも覚えてます!

でも実はポーランドでももっとレトロな電車に乗ったんですよ!

見かけはエライごついっ!
そしてモーターがうるさくて。。。
もちろん乗り心地は・・・言わずもかなよく揺れて・・・

でもその方がよかった!
なぜなら次に乗ったクラクフの新型電車は「冷房が生ぬるく」て・・・
同じ温度設定でルーマニアで乗ったら、熱中症で病院行きでしたね、間違いなく・・・
かえって、「窓の開く昔ながらの列車の方がいい!」と思ってしまいました!

山の中を走る列車なら断然窓が開いたほうがいいですよね!
空気が澄んでおいしいし、景色が間近で見れるから!
最初の山の中を走る写真、「そこからPCを通じて風が入ってるのでは?」と思ったくらい、涼しそうでしたよ!

青い列車もきっとかなり古いのでしょうが、次回ルーマニア行けるときまで頑張って走っていてもらいたいですね!
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ご無沙汰でした (マドモワゼル・ヒロコ)
2007-09-11 19:22:21
PC不調で長い間ご無沙汰してしまいました。
本人はいたって元気にしていますので、またどうぞお越しくださいね、お待ちしています。
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