ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

越冬保存食作り

2007-09-19 | ルーマニアのご馳走
野菜不作の今年ですが、お姑さんはうまく市場を廻ってゴゴーシャとアルディを仕入れて来られました。「先週ハ、キロ2レイダッタケド、今週ハキロ3.5レイニナッテイルワ。」と皆が保存食を準備し始めるこの時期のお値段高騰にぼやいておられます。

昨年はキュウリから漬け込み始めましたが今年はキュウリも不作。キュウリのピクルス大好きなダーリンも「輸入物ノ瓶入リノ、ピクルスヲ、買ウシカナイカナア。」とあきらめ気味。昨年のキュウリ漬け込みの様子はこちらから。



今年はゴゴーシャの種を取り除き、半分くらいに切って大きな形のまま漬け込みました。ガラス瓶の中には乾燥ハーブ・緑のままのハーブ・ラディッシュの香りのする白い棒野菜を刻んで、ゴゴーシャとサンドイッチにしてあります。ガラス瓶には水滴が付いているのですがまったくお構いなし。

酢2リットルに水4リットル、塩・砂糖・乾燥ハーブ・胡椒などを加えて煮立たせたものを一気にガラス瓶に注ぎ込み、蓋をして保温のため布でくるみます。荒熱が取れたら涼しいバルコニーへ。12月ごろから食べ始めるそうです。

つづいてチョルバ(=ルーマニア風酸味のきいたスープ)の材料を漬け込みます。アルディ・ゴゴーシャの種を取り除き小さく刻む作業。手順は昨年と同じです



私の使っている日本包丁はまな板の上でサクッと押すだけで実に手早く細かく刻むことが出来るので、今年もみじん切りの作業を任せてくださいました。お姑さんの使っておられる包丁は刃がギザギザになっていて物を切るのに手前に引いて切るタイプなので、まな板の上で何度も往復、時間がかかり細かく刻めません。

刻んだものに粗塩2キロを混ぜ、さらになんとアスピリンを混ぜ、保存用のボトルに移し替えていきます。今回使ったボトルは、6リットルの水のペットボトル。いっぱいに出来上がりました。

日本だとペットボトルは余り使い廻ししないものですが、ルーマニアでは自家製のワインやツイカ・パリンカを詰めたり、チョルバの酸味の元となるボルシ(=キャベツなどを水と塩などで漬け込んで酸っぱくした液体)を入れて保存しておいたり、と使える放題に使っています。

保存食もペットボトル入り、先のガラス瓶入りのゴゴーシャといっしょにバルコニーに並びました。


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