家の近くにあるルーマニア正教の木造教会（Biserici de lemn）です、いつも花とりどり。今は白い夏の花が咲いています。冬にはこんなふうに雪が降り積もっていた教会。
こちら、建物はそれほど大きくないのですが、前庭には噴水と花壇、その後ろにはキャンドルをともす飾り台も設けられています。ベンチもあるので、ゆったりとお年寄りが腰掛けているのをよく見かけます。
教会にもいろいろなスタイルがあるけれども、私は尖がり塔が特徴のマラムレシュ・スタイルの木造教会が一番好き。とても素朴な感じがします。
ルーマニア北部のマラムレシュ地方では、荒れた土地でも背高く垂直に育つヨーロッパトウヒは森の王者といわれています。教会もトウヒの姿に似せて、そのトウヒを使って造られているのです。
このマラムレシュ・スタイル、17～18世紀のころ石造りの教会建築を禁止されたころから作られてきました。入り口の上に高い塔、教会全体を覆う大きな屋根が特徴。
石造りのドーム状屋根の教会よりも木造建築の教会が一番落ち着く私、日本古来の寺院や塔はすべて木造建築ですね。
:*:`☆、。・:*:`★、.。・:*:`☆、。・:*:`★、.。・:*:`☆、
Sammary in English for friends from overseas：
This is the nearest church from my house in Bucharest. It is made of wood and called Maramurs style. There are some kinds of churches in Romanian Orthodox（Biserica Ortodoxă Română） but I like this style the best. The most characteristic features are the tall tower above the entrance and the massive roof covered the main body of the church.
Well, all the Japanese old temples and towers are wooden buildings.
ブログで広がる友達の輪！