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ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

日本への郵便料金、3種類

2012-12-14 | ルーマニア・わたしの日常


日本へのクリスマスカード、一度目に投函に行ったとき~「3レイです」、あれ??日本までなら、普通郵便3.1レイのはず??値下がるわけはないし、不思議に思いながら、1通だけ投函。
 
2度目に投函に行ったとき~「えっと、3.8レイです」、急に値上がったのかな?おととい投函したときは3レイと言われたけれど。

「日本まで、3.8レイですか?」(値段を安く言われたときは、黙ってその金額を払っていたワタクシ、マドモワゼルですが、高く言われると確認したくなります)
「今、ちょうど3.1レイ分の切手が無いから、3レイと0.8レイの切手をあわせて貼って、3.8レイ。」

「3.1レイ」という切手も、国際郵便用に存在します。でも、余り需要がないため、きっちりの額面の切手を置いている郵便局は少ないです。



「3.1レイ」にするために、「2.1レイ」(=ヨーロッパ向け通常普通郵便料金)に「1レウ」(=ルーマニア国内向け通常普通郵便料金)を貼り足すのがいつものパターン。そのとき、その郵便局では「2.1レイ」切手の在庫が無くて、2.1レイ+1レウも出来ず、3レイ+0.8レイになったというわけ。 
 
正規料金との差額は70バニ。日本円にして15円位。1通だけならこれで投函してもいいけれど、私の手元にはまだ15通以上、日本への郵便物があります。

「ちょっと待って、日本宛ての料金は3.1レイですね。家に2.1レイ切手の買い置きがあるから、1レウ切手を買います。家で貼ってきます。」と、引き返すことに。



でも、おかげでこんなに綺麗な切手を入手しました。今年のクリスマスの記念切手。1レウといえば24円くらい。これはルーマニア国内郵便料金でもあるのです。記念切手が発行されるくらいだから、やっぱり手書きのクリスマスカードを送る人も、多いんだろうな~。

もう一度まとめます。日本への葉書・封書(定型で最小グラム)はともに3.1レイ。最初に投函に行ったときの3レイ、と言うのは、ちょうど3.1レイ分の切手が無かったための“オマケ”のようです。郵便料金をオマケしてもらって、郵便物がちゃんと届くんだろうか??しかも日本まで。



雪をかぶっても、赤い車は走っています==。


お礼とお願い:
バルカン・チャリティーチャレンジ参加にあたり、ルーマニアとブルガリアの難病と戦う子供達のためにドネーションいただき、ありがとうございました。ドネーションいただいた方(うち、ご住所をお知らせいただいた方)へ、お礼の気持ちをこめてカードを発送しています。みんな無事に届きますように。

(上の記事にあるように、お一人様あて3レイの切手、別のお一人様あて3.8レイの切手、そしてそれ以外は通常料金の3.1レイを貼っています。残念ながら、“郵便事情”と言うのがあって、ときどきちゃんと切手を貼っていても、届かないことがあるのです。)

匿名で「ブログのファンです!」というかたからもいただき、とても嬉しかったです。どうぞ左欄の「first page ★ 初めにお読みください」の中に、コンタクト・アドレスを記載しております。住所は個人情報になりますが、お知らせいただくのにためらいがなければ、どうぞお手数ですがよろしくお願いいたします。


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年の瀬、小さな郵便局にて

2012-12-07 | ルーマニア・わたしの日常


表札も何も上がっていないけれど、古くからの住宅街にある郵便局。壁沿いに赤いポストが立っていなければ、郵便局と気づかないほど。おかげでこの郵便局、いつも空いていて、すぐに用事を済ますことが出来ます。
 
この日も日本への郵便物をまとめて投函に。局員さんから話しかけられた言葉は「こんにちは!」、日本びいきの人が多いので、街角でもときどき「こんにちは」と話しかけられます。ルーマニア人って、おしゃべり好き。
 
でも、この局員さんが続けてくれた話は、
「私の姉が日本に居るの。だんなの名前は、ヒロ。」
(~ここからルーマニア語と英語のミックス会話に)、日本人男性と結婚して、日本に住んで4年になるそうです。
「わたしはヒロコ。子がつくと、女性の名前になります。ルーマニア女性に a で終わる人が多いように。」

そして子供も二人、男の子と女の子。
「男の子の名前は、ハルト。」
「ハル、は日本語で春の意味、その男の子、春に生まれたのではありませんか?」
「わからないけど、聞いてみるわ。家族、とても元気にしているのよ。」
 
ご主人が日本人で、ヒロさん。息子さんがハルトくん。そして奥さまはルーマニア人。言葉も習慣も違う日本のどこかで頑張っておられるのです。
 
こんな話を聞くとなんだか嬉しくなって、ニコニコしながら郵便局を後にしました。そしてまた、この郵便局に投函に来よう~っと。


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ルーマニアの大地に植樹ボランティア

2012-11-30 | ルーマニア・わたしの日常


財力(=財布の中身)には限りがあるけれど、体力には限りが無い(=バルカン・チャリティー・チャレンジでソフィア~ブカレスト間411キロを7日間で完走♪)ことを知ったワタクシ、マドモワゼル、つぎは腕力にモノを言わせようと『植樹ボランティア』に参加。

お膳立てをしてくださったのは、ブカレストマラソンの主催者と、スポンサーのフォルクスワーゲン社。VW社がマラソン大会のスポンサーであることから、マラソン関連の私達に声がかかったのです。
 
『Think blue, act green』をスローガンに、大会参加のランナーが一人ひとり植樹をして、『フォルクスワーゲンの森』を未来に残そうというもの。ブカレストマラソンは第1回大会が2008年、それからすでに5年を経過し、参加者も4千人規模になってきています。ひとりが1本ずつ植えれば、4千本!
 
植樹する場所は、ブカレストから140キロほど離れたカララシ、ドナウ河畔(一番上の写真)。ユーロラインの大型バス2台でボランティアが運ばれていきます。一台分は、子供達の参加、ランニングクラブで先生の引率あり。もう1台分は、大人のボランティア。
 
事前に「何を持って行ったらいいですか?」と、植樹に必要そうなものを問い合わせていたのですが、「屋外での活動に十分な服装で来てください」とだけ、返事をもらっていました。



こういう表現があるのなら・・・その1、長靴と雨合羽を支給され、スコップも用意されていました、至れり尽くせりのボランティア受け入れ sponsered by フォルクスワーゲン。
 


こういう表現があるのなら・・・その2、この日は絶好の植樹日和。空もすっきり晴れ上がり、作業していたら汗ばんできて上着を脱ぎたくなるほど。昨夜に雨が降ったので、土も少し湿気っていて、穴を掘りやすいです。軽い雨だったので、ぬかるむほどではなく、泥だらけではありません。
 


2~3人でチームを組み、事前に耕された土地に指示通り90センチ間隔で植樹。しっかり根元が土の中に納まるよう穴を掘り、苗木を植えていきます。



子供達も女の子達も夢中で穴を掘り、ワタクシ、マドモワゼルも、ルーマニアの大地に16個の穴を掘り、チームで合計すると40本以上の木を植えました♪


 
ルーマニアの大地はドナウデルタの恵みを受け、肥沃。種を撒いて、化学肥料無しに、豊富な収穫を得ることが出来る土地。つまり、手を加えずして有機栽培が出来るというもの。



この日に植えた木々たちも、子供達の夢を乗せて大きく育ってほしいです。



子供達のどこかに、私が埋もれています。



植樹作業は、結局は手慣れた地元の人のお世話になりました~たくさんの人が出て、私達に実技指導。事前に重機で土地を耕しておいてくれたのも地元の人、私達に足りない部分を補って『フォルクスワーゲンの森』を完成させ、その後つねに見守ってくれるのも地元の人。

ボランティアに支給された長靴と雨合羽、私は地元の人に残しました。私はブカレストで、長靴と雨合羽を使う機会は、ほぼありません(ほかのもので十分代用できています)。でも地元の人たちはつねに農作業でこれらを必要としています~必要なものを必要としている人たちへ。



至れり尽くせりのボランティアだったけれど、地元のおじちゃんたちとのふれあい、子供達との共同作業、そしてルーマニアの大地に掘った穴。再び訪れてみたいカララシの土地となりました。


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ルーマニアは三連休

2012-11-29 | ルーマニア・わたしの日常


明日はルーマニア正教の大きな祝祭日、聖アンドレイの日。本来宗教上の祝祭日は、カレンダー上の祝日ではありませんが、とりわけ祝日の少ないルーマニア(カレンダー上の祝日は年間7日)、人々は休みをほしがっているため、この日を休みにする会社も多いです。翌日はナショナルホリデー、ルーマニア統一記念日、その次の日曜日とあわせて3連休。
 
しかしながら、本来のカレンダー上の祝日ではないため、会社での取り扱いはまちまち。出勤しても休んでもよし。でも、出勤した人にはお給料を倍支払います(=出勤手当がつく)、という会社もあって、何かと物入りの12月を控え、お給料を稼ごうという人も多いようです。
 
学校などは休み、子供達にとっては12月はプレゼント月間で、それを前にバカンスの贈り物。続く12月6日は「モシュ・ニコラエの日」。特に子供達がチョコレートやお菓子をもらう日。聖人ニコラエが杖をつきながら、人々にものを振舞ったことからこの習慣が出来ています。モシュは、「おじいちゃん」の意味、これはルーマニアだけの習慣かな?
 


あわただしいながらも、わくわくする12月。朔日のルーマニア統一記念日を前に、普段にもまして街のあちこちでルーマニア国旗が飾られるようになっています。



統一記念日、この日は街中がトリコロール(ルーマニアの三色旗、青・黄・赤)で埋まる日。凱旋門を通過する大規模パレードが催されるのもこの日(今年はパレードの道順が変更されていますのでご注意を)。



そして、この日を記念したマラソン大会もあります、その名も『Maratonului Reintregirii Neamului Romanesc』~ワタクシ、マドモワゼルはもちろんこれに参加♪(上の写真は、「ジュマターテ・ロムンカ」(=半分ルーマニア人)と言われるようになってきたワタクシ、昨年の第1回大会を走っている様子。記事はこちらから)


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愉快なバス乗車

2012-11-26 | ルーマニア・わたしの日常


オトペニ空港に友人を見送っての帰りのこと。いつものように空港駅から783番の市内行きのバスに乗り、チャージ式のICカードを改札機にかざします。カード残高はいくらかな、と思い、改札機のボタンを操作して確認したとき。
 
「あんた、それ、二人分の料金を払っているよ。」~間髪をおかず、同じバス車内に乗り合わせたルーマニア人のおばさんの一声。これを聞くまでも無く、私自身もボタン操作を誤り、二人目の料金が引き落とされたことに気づきました。こんなとき、過払いの金額をカードに戻すなどという“芸当”は、ルーマニアにはありません。「あ~あ、倍額を払っちゃった・・。」
 


しかし、車内が盛り上がったのはここから。
「あんた、一人で二人分払っているんだから、これから乗ってくる誰かにあげたらいいんだよ。」~さっきのおばさんのアドバイス。私の横に座ったお姉さんも、「モシュ・クラチウン(=サンタ・クロース)のプレゼントね。」と、そのアドバイスを推奨。
 
そして二人して乗車口に現れた乗客に声をかけているのです~「二人分払った人がいるから、今乗ってきたあなたは払わなくていいんだよ。」、でも、この言葉の意味が判らず、何人かはちゃんと自分で乗車賃を払っていました。二人分払った私も、無駄にしたくは無いので、「私がカードで二人分払いました。最後の駅まで乗ります。」とアピール。私が降りたあと、乗車賃を払っていない乗客に検札員がくると大変なことになるからです。
 
何人めかの男性乗客が、「君、二人分払ったの?僕がもらうよ。」と事情を理解してくれて、一件落着。その男性は、市街地に入ってから止まる2つ目の駅(ビクトリア広場駅)で降車、ちゃんと降りしなに「ありがとう」の一言もかけてくれて、私の二人分の支払いも無駄になりませんでした。
 


ルーマニア人って、おせっかいで賑やかで盛り上がるな~(=だから楽しいな~)、といつもながら感じ入りつつ、あと3つほど先の最終目的地に到着するまでバスに乗り続けていたとき。終着駅まであとわずかの停留所ですが、検札員が数名乗り込んで来ました。乗客も7割ほど乗っているので、短い駅間で完全に検札を実施しようという人数配置。
 
さっそくすぐ後ろでもめ始めました。乗車賃が引き落とされていないカードを持っている人が見つかったのです。つまり、乗車賃を払っていないということ。

ここでまた間髪をいれず、さっきからずっと乗っている私の隣のお姉さんが小声で、「あの女性、トラぶっているよ、あんた、助けてあげることが出来るよ。」~つまり、二人分の料金が引き落とされているカードを持っている私が、「二人目の料金はこの女性です。」と宣言すればいいのです。これくらいかんたんなこと、私のルーマニア語でも出来る、とすっくと立ち上がったワタクシ、マドモワゼル。
 
しかし、検札員と検札器のほうが、賢かったです~私のカードから乗車賃が引き落とされた時刻も、ちゃんと読み取ることが出来るのです。無賃乗車が見つかった女性は、どこから乗ったか訊ねられ、すでに「ロマーナから乗った。」と答えていて、ロマーナはすぐひとつ手前の駅。私が乗ったのは始発駅のオトペニ。ICカードの使用記録から、私がこの女性の分を払っていることはありえないことがばれました。
 
「あんた、助けてあげたら。」と私に言い、「この子が二人分払っているんだから。」と検札員に掛け合っていた乗客たちも、どうしようもないのがわかり、静かに着席。
 
そして厳しい顔つきの検札員、私には目もくれず、「お願いだから大目にみて。」と頼み込んでいるこの女性をバスから引き摺り下ろしました。ちゃんとしたコートを着込んで、OL風だったけれど。罰金は通常の場合50レイ、この路線はもともとの乗車賃が高め設定なので罰金も多目かなあ。
 


それにしてもこのルーマニア人の盛り上がり。他人の揉め事も自分のことのように解決したがるし、親身になっておせっかい。まったく楽しい人たち。事の発端は、私が間違えて二人分の料金を払ってしまったことから。二人分の料金を払っても結局は無駄にならなかったし、3人目は助けてあげられなかったけれど、こんなに愉快なバス乗車が出来ました。ルーマニア・ハッピーライフ♪


関連記事:
☆こんな市バス・ドライバーさんもいます、「最終バスの親切サービス」、こちらから。
☆同じ親切は2度、3度、ドライバーさんが異なっても~こちらから。
☆タクシードライバーと乗客の助け合いはこちらから。
ほんとうにルーマニア人は人懐こくて親切、あっぱれ、万歳!!
 
 
検札にご注意:


ブカレスト市バス空港線(ノルド駅行き780番・ウニリ広場行き783番)では、この夏から全便で検札が実施されるようになっています。検札員は常時乗車しているわけではありませんが、始発駅では必ず出会います。そして、今回のように終着駅近くになってから乗り込んでくることもあり。とにかく、全便検札なので、ご注意を。


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イオレ公園、マイローカル

2012-11-09 | ルーマニア・わたしの日常


10日間のバルカンチャレンジ出発を明日に控えて、珍しくマイダーリンが「一緒にイオレ公園を走ろう。」と言い出しました。ともにランナーの私達ですが、走るペースも時間帯も違うので、め~ったなことで一緒に走りません。一緒に家を出ても、ダーリンがサーッと先に行ってしまってはぐれったきり、公園内周回道路を逆走すれば、対面するだけ。
 


この週末からぐんと寒くなる予想が出ている通り、昼前の気温こそ10℃あったけれど、昼一番から走りに出て、どんどん天気が閉じてくる(=ルーマニア語で天気が良くないことを、天気が閉じている、といいます)のです。
 


それでも晩秋のイオレ公園、走っているから寒さは感じません。ぜったいに10℃以下だったけれど。
 


普段は湖の周りの3.14キロの周回コースをくるくる廻るだけのランですが、「今日は1キロ7分以上かけてリラックスして走る。」と私が宣言すると、ダーリン、湖に浮かぶ3つの小島を案内したりして付き合ってくれました。
 


公園に大きな湖がある情景はもともと気持ちが落ち着くイオレですが、この2~3年で遊歩道や植栽など、きれいに整えられ手入れされ、さらにゆったりと散歩したりできます。まるでトレイルのような・・・、でもごく小さな小山。
 


かさかさとわざと枯葉の上を走ったり。
 


適当ながっしりした枝を見つけると、すぐに駆け上るダーリン。



都会の真ん中なのに、大きな木がたくさん。



バスやトラム、車がひっきりなしに通る橋でも、黄葉の隙間からのぞくと静かなたたずまい。



カモ達にパンを持ってくるご近所さんも多く、「もうなくなっちゃったね、今度はもっとたくさんパンを買ってこようね。」とおばあさんとお孫さん。



生き物が身近な公園、だから余計に風景も美しい。



野良わんこだって、このとおり。イオレ公園、マイローカル♪


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人生初の大イベント

2012-11-08 | ルーマニア・わたしの日常


人生初の大きなランニングイベントに挑むことになったワタクシ、マドモワゼル、よっぽど普段からかっ飛んでいるイメージなのか、“ゆっくりいけ=!””ゆっくり行くんだ=””気持ちよいペースで走らないこと。”と多くの人からアドバイスをいただき、とにかくゆっくり、キロ10分でも辞さない覚悟で、無駄に脚を使わないように行きたいです。
 
最近のジョグのペースはキロ7分超くらいなので、キロ10分でも、十分走っている感じ。フィットネスのトレッドミルで、キロ10分のペースを確認中。早歩きのようだけれど、たしかに走っている~つまり早歩きでも1時間に6キロ進むということ。
 
このイベントに参加するのを決めたのは、直前まで行われていたトランスヨーロッパのレポートを逐次読んでいて、自分もすっかりその気になってしまったから。ごく身近なラン友が2名も参加していたレース(1名は堂々の完走、もう1名は走る鍼灸師さんで今回はトレーナー兼サポーターとして参加、最後まで日本チームを支えました)。私もそんな風に走れたらいいな、と。
 
実際のところ、バルカンチャレンジ、私自身がこんなイベントに参加するとは思っても居なかったこと。月間走行距離としては、8月は250キロを超えていたけれど、9・10月は150キロも走らず。これで、7日間で公称500キロも走れるのかしらん??実際にルートマップから計算してみると450キロ足らず、あ、こんなところで余裕を感じていてはダメ)
 
持ち物確認。シューズは何足もっていく?ワンサイズ大きめのクッショニングシューズもあります。山間部で雨にぬれたときのことを考えて、3足のほうが、安心かな?~アドバイスを得て、3足に決定。もちろんすべて、クッション性に優れたタイプ。
 
本降りの雨のとき、ウィンドブレーカーを着ていても結局は濡れてしまいます。私、結構、100均で売っているようなビニールカッパがお気に入りなのですが(ビニールは蒸れるけれど、水を通さないから)、60キロを超える長丁場では、百均商品はもたないかな?でも、ゴアテックスの上下ウェアーは無いし、とりあえず、ビニールカッパを持っていこう==(実はどこかのレースのゴール後に、身体が冷えないようにと、もらったもの)。週末から気候が入れ替わり、寒くなるらしいです、これはちょっと困ったなあ。
 
制限時間については、記載なし。順位を争うレースではないので、制限時間は無いのかも。複数人でまとまって走ったほうが安全、との指示もあります。日没が早くなってきているので、ヘッドライトもあったほうが良さそう。

宿泊施設について、ようやく発表がありました。ホテル泊が多いです、これはクレジットカードを持っていったほうが良さそう(笑)。いいや、寝袋とマット持参のほうが良いかも(→誰かの部屋で雑魚寝させてもらう作戦!?)。
 
エイドも用意されるらしいけれど、どれくらいのものがあるかわから無いので、エナジードリンク(500ml)・エナジーバー3本くらい・エナジージェル(3本くらい)を携帯する予定。もっと、ガッツリしたものを持っていたほうがいいかな?手持ちにお餅1キロ(塊ではなくシングルパック)、これは役立ちそう。
 
オフィシャルサイトのアドバイスを見たら、「エイドで5分以上止まらないこと。エイドを出たら1~2分は歩いて、身体を慣らすこと。」と書いてありました。結構良さそうなアドバイス。もうひとつのアドバイス、「Nothing new for the race.」は、当たり前。
 
心配なのは、1ヶ月前に山のレースで転んで強打した左ひざ、まだ完璧ではありません。それに、最近の冷え込みで古傷の右ひざもきしみ始めているし。普段は使うことの無い痛み止めの飲み薬も持参する予定。こういった類の薬は、肝臓を傷めます、肝臓はいったん悪くなると決して完治しない臓器。でも7日間のうちの2~3日なら、影響は少ないかな。
 
まあ、とにもかくにも、人生初の大イベント。しかも降って沸いた。今の自分の月間走行距離のことなど考えず、これから毎日走る生活に慣れるんだ、くらいの気持ちで行きます。走ることが大好きなことを再確認しながら、行ってきます==。


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「大人のヨーロッパ街歩き」、放送日決定

2012-10-24 | ルーマニア・わたしの日常

 
日本のテレビ番組にも、出演します、こちらは予告編。
夏の暑い盛りに、日射病になりかけながら3日間のロケに取材協力、「大人のヨーロッパ街歩き」という番組。日本からいらっしゃった女優さんを、地元在住者としてブカレスト案内する設定になっています。
 


タイトルが街歩きなので、基本は徒歩。カメラさんや照明さんは重たい機材を運んでおられるので、大汗かいておられました。写真の一番手前がカメラさん。旧市街の通りを撮影中。
 


レポーター役の女優さんは、さすが!~彼女が街の風景に入るだけで、画像が華やかになります。上の写真は、後姿で失礼~ロケの合間に、観光名所をカメラに収める女優さん。
 
私自身が市民ランナーなので、私のローカルをご案内するならチタン公園、ジョギングのシーンも撮影しましたが、番組で流れるかな?

放送は、BS日テレにて、日本時間 11/12(月) 19:00~19:54 「ルーマニア・ブカレスト~東欧の小パリ・受け継がれてきた心を感じる街」
(こちらのリンクで、放送日までこのタイトルを見ることが出来ます)

番組の中で私が案内したスポットやレストラン、こちらのブログで私の言葉でご紹介していきたいと思いますので、またどうぞお越しくださいませ。


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ルーマニアでテレビトーク・ショー生出演

2012-10-17 | ルーマニア・わたしの日常
ルーマニアTVR1(テベレ・ウヌ)に生出演♪
録画ではなくライブだったので、これは事後報告になります。毎週木曜&日曜の午後4時45分からの45分番組『loteria română』、ルーマニアの宝くじ抽選会の公開放送。幾種類かの当選番号が発表される合間の、ちょっとしたトーク・ショー。


 
ワタクシ、マドモワゼルとルーマニアの宝くじ、何の関係が??~Loteria Română社が毎年秋に主催している『クロス・ロッテリー』(5.5キロのマラソン大会)、今年も次の日曜日に開催されます、その予告編。

ルーマニア陸上競技連盟の推薦で出演者が選定され、シニアの女子選手ロクサナと、ベテラン部門(マスターズの部)から女性はワタクシ、マドモワゼル、男性はラン友でもあるステファン(マスターズ年代別ルーマニア記録の保持者、こちらから)に白羽の矢が立ったのです。
 
クロス・ロッテリーといえば、2年前まで毎年、シニア部門男女の総合優勝賞品は国産のダチア・ローガン車。ジュニア部門でも男女別の優勝者に軽自動車が贈られるという大判ぶるいの大会。今回一緒に出演したロクサナ選手は、ジュニアの時代に一台、シニアになってからも一台、車を獲得している文字通りのシニア部門の代表選手。
 
ステファンは、ベテラン部門で2勝。ワタクシ、マドモワゼルは2005年から6勝(参加しなかった2008年を除いてすべて優勝)。スタジオに居るLoteria社関係者も覚えてくださっています。 
 


宝くじ番組だから、視聴者はおよそランニングと関係の無い人たちが多いと見えて、トークショーはプロフィールの紹介と「あなたがたの走ることに対するモチベーションは何ですか?」「なぜ、走りますか?」から質問が始まりました。
 
第1回答者、ステファン~「健康のため、そして、賞金や賞品も大きなモチベーションになります。クロス・ロッテリーを開催してくれて、ありがとう。」


 
第2回答者、私のところにマイクが廻ってきました~「走ることが好きだから。たくさんの人たちに出会えるから。初めてルーマニアで走った大会が2005年のこの大会でした。そこから6回、勝ちました。クロス・ロッテリーを開催してくれて、ありがとう。」、インタビュアーも「ありがとう」と日本語で受けてくれて、「いち、に、さん、し」と日本語の数詞を続けます。

マドモワゼル:「なぜ知っているのですか?」
インタビュアー:「柔道を習っていたから。」
マドモワゼル:「おお、あなたもスポーツ選手!」
インタビュアー:「昔のことで・・・、今は太ってしまったけれどね。」
なんとか、うまくまとめてくれました。

第3回答者、このかたこそ本命、ロクサナ。「ジュニア時代にクロス・ロッテリーを走ったとき、ゴールでガブリエラ・サボー選手が笑顔で出迎えてくれてとても嬉しかった。彼女にあこがれ、彼女のようになりたいと思った。開催してくれて、ありがとう。」
 


サボー選手は、2000年シドニー五輪の女子5000mの金メダリスト。このときの14分40秒79は、今でもオリンピック記録として残っているはず。クロス・ロッテリーには毎年、サボー選手が来場されます(この大会はルーマニア陸上競技連盟後援であり、サボー選手は連盟理事に名を連ねています)。このあと、番組ではサボー選手の録画インタビューが流れました。
 
ロクサナ選手は近々、軍隊に就職予定。EU加盟(2007年)までにルーマニア国民の兵役義務制度は廃止され、軍隊に行く人はプロの軍人さんになります。社会主義時代からの名残で、軍隊や国家警察に所属しながら(=お給料をもらいながら)トレーニングを続けるスポーツ選手は、正真正銘プロのスポーツ選手。日本の実業団のようなシステムはありません。
 


番組では、ほかに3組の歌手グループがやってきて歌の余興も。スタジオで生で見る3人の男性グループ、歌い始めるととっても光っていました、さすがプロ。写真を撮らせてもらえて、ラッキー♪すっかり視聴者の気分で、生放送スタジオを後にしたど素人・マドモワゼルでした~。




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デジカメ紛失

2012-09-03 | ルーマニア・わたしの日常

 
先月の終わりにルーマニアで一番美しいといわれている山系で開催されたトレイルランの大会に、ボランティアとして参加し、その初日にデジカメを落としてしまいました。

いつも手に持っているか、ズボンのポケットに入れているはずなのに、開会式会場からスタート地点へ移動する300mくらいの間に、あわてていて落としてしまったみたいで、あとから何度同じ道を往復してみても、見つかりませんでした。

大会関係者や参加ランナーが主に通っていた道だけれど、地元の人も声援に出ています。子供たちにでも拾われたのかな。
 
ロスト&ファウンド、ルーマニアにはありません。落としたり置き忘れたりしたが最後、そのものたちとはお別れ。「落としたの?そりゃ、もう、仕方ないわね。」「置き忘れてきたの?誰かがきっと喜んで使っているわよ。」という具合。
 


レースは3日間連続で山系を縦走するもの。わたしはボランティアだから、いったん山を降りて車道に出て、車で先回りしてエイドを作ったりします。その間のものすごく雄大で美しい風景は、私の記憶の中にあるだけ。



デジカメを落としてしまったことに大層がっかりしたけれど、ボランティアとしての業務があるし、力走する参加ランナーたちを見て、気を取り直して3日間を過ごしました。こんなとき、一人でなくてよかった~(一人のときに落としたのではなくてよかった~)、としみじみ思えます==。

次の週末にはメドックマラソン(フランス・ボルドーで開催の有名なワインマラソン)が迫っているので、あわててデジカメを買いなおしました。出費は痛かったけれど、ナイフを突きつけてくるような強盗に盗られたわけではなし、怖い目にあったわけでも無し、自分の不注意だったから仕方なし。これからはさらに気をつけましょう=。
(記事中の写真は、同じ部署にいたボランティアさんが撮ってくれたもの)


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