笑う社会人の生活

笑う学生の生活 改め
主に、映画やドラマ、小説、音楽などの私的な趣味のことや日々の出来事を綴っています。

ただ いるだけで

2012年04月15日 | 2012年 映画 レビュー
10日のことですが、映画「少年と自転車」を鑑賞しました。

児童養護施設で暮らす12歳のシリル
自分を預けた父親を探すの中でサマンサと出会い 週末だけ里親になってもらい・・・

ダルデンヌ兄弟の作品ということで
彼ららしい作風ですね

人間をしっかりと描き、見つめるドラマ
リアルに描いていて

親に見捨てられる現実
少年にとってはつらい出来事で

しかし サマンサとの出会い、交流が大きく
それぞれを変えていく

派手さはなく 淡々と語られていく展開

しかし、ジリジリと緊迫感もあり
特に後半はどうなってしまうのかと!

ラスト まるでサマンサの電話がジュリを
生き返らせたかのような、印象的でした

ただの感動作ではない、考えさせられ
ドラマとしてもしっかり見れました

パンフレット:700円
      もう少し 量がほしかったかな
      けっこうシンプルです

私的評価:4
    全作 見てはないが、ダルデンヌ兄弟作でも見やすいほうかなぁと
    サマンサと母性、シリルとの交流が優しいです

私的には やはり音楽はなくても良かった気がしました


それでは、また





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4 コメント

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色々と (こに)
2012-05-08 20:36:35
考えさせられました。
良いサイクルに入れば、人は正しい方向に進めるのですよね。
でも、自分はどうかと考えれば、シリルの父親のように弱い部分もあるし。そうそう簡単にはいきません。
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こに さんへ (リバー)
2012-05-08 22:53:21
コメント ありがとうございます

まさに自分に問われているようにも
子どもを守る、それは大人の責任でもあるのでしょうね
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Unknown (クマネズミ)
2012-05-25 06:29:05
お早うございます。
本作については、他人に頼るだけの甘えん坊を描いているだけではないかとの批判がありますが、おっしゃるように、「親に見捨てられる現実/少年にとってはつらい出来事」という点を受け入れるかどうかではないかと思います。
辛い現実を直ちに受け入れてシッカリ立ち上がっていく子供を描いたとしても、そんな道徳の教科書めいた物語など少しも面白くないのではないか、と思ってしまいます。
なにしろ、シリル少年は、まだ小学生なのですから!
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クマネズミさんへ (リバー)
2012-05-25 08:01:07
コメント ありがとうございます。

道徳めいた とはたしかにあるかもしれませんが
ラストの展開はなかなか捻っていたなぁと思いました
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