そして裁判で明かされる後篇

11日のことですが、映画「ソロモンの偽証 後篇・裁判」を鑑賞しました。

柏木卓也の死から始まった一連の事件について 子どもだけの校内裁判が行われることに　
嫌疑をかけられた大出を被告　校内裁判の提案者である藤野涼子は検事に　他校生でありながら裁判に参加する神原和彦は弁護人に

前篇からの続きとなる後篇

今作はまさに裁判、学校内裁判がメインとなり
そこから見えてくる、事件の真相が解き明かされる・・・　

正直 見ていくうちに もしやと思ったし、まぁ 想定内といえばそうだけど
そこまでのどんでん返し的 面白さはなく

正統派な作りで 丁寧に事件を紐解いていく
この感じが また作品とあってるともいえて

ある種の前篇にあった引き込みやホラー感は薄れたけど・・・

とはいえ よりドラマをしっかりと捉えていて
それぞれの登場人物の想いが伝わり

前篇から続き、子どもたちの演技がやはり見所で
藤野涼子は言わずも名が、今作でよりキーとなる神原和彦役の板垣瑞生も良かったし

生前の柏木卓也のシーンが増えことで望月歩の演技 ハマり具合は凄かったですね

また 私的には大人たちの演技でけっこう泣けまして
裁判が始まる前の塚地武雅のシーンと小日向文世のシーンはグッときましたね

まぁ 総じてどちらが面白かったというと前篇の引き込みという気もするけど
その結末がわかる後篇もあってという気もするし

前後篇 見ての作品ですね

パンフレット:720円
　　　　　　内容はけっこうたっぷりあり
　　　　　　前篇とは違う色ながら 表紙のシンプルさが良いね

私的評価:４
　　　　前篇にはない良さがあるというか
　　　　まぁ そこまでのミステリ感は薄かったけど そういう作品じゃないしね

いろいろ意見はあると思うけど、前後篇の意味はあったかと


それでは、また