笑う社会人の生活

笑う学生の生活 改め
主に、映画やドラマ、小説、音楽などの私的な趣味のことや日々の出来事を綴っています。

ホフマンの魂と供に

2014年10月27日 | 2014年 映画 レビュー
20日のことですが、映画「誰よりも狙われた男」を鑑賞しました。

ハンブルク イスラム過激派に関わりがあるイッサは人権団体の弁護士アナベルを介して銀行家ブルーとの接触しようとしていた
諜報機関でテロ対策チームの指揮を執るバッハマンはイッサをわざと泳がせ テロへの資金援助に関わる大物を狙うが・・・

いわいるスパイもの
とはいえ 007みたいなものはなく、徹底したリアルなスパイ活動

これが今の 現実のスパイといえるのかもしれない

そんなことで 派手なアクションはないですが
サスペンス感は強く、さまざまな思想が絡みあうドラマで最後まで飽きさせずに

ドイツ諜報界やアメリカのCIA など
多くの機関の人間の思惑、まさに政治的なもの・・・

そして 肝心のイッサの目的や正体の謎 など

これらの要素が静に、しかし確かに作品を魅せますね

新しさや強い見所は薄いが確かな演出と作り
そして脇を固める俳優、何より主演フィリップ・シーモア・ホフマンの存在が作品を高めています

ラストのバッハマンの魂の叫びは非常に響きます

パンフレット:720円
      内容はしっかりあり
      文章や写真の構成が好みでした

私的評価:4+
    無駄のない研ぎすまされた作品というか
    ストーリー、俳優、演出と地味 しかし魅せる味がある

やはりバッハマンのキャラ プロながら どこか愛すべきさもあり哀しみもあり
これが最後の主演作となったフィリップ・シーモア・ホフマンに見合う役 作品でした


それでは、また



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