へきのROOM

旅行している時のみ、基本的に更新です。行き先は、香港・マカオ・大陸・韓国がメインです。

チャガルチで昼食を その9

2014-07-22 00:00:06 | 朝鮮半島
皆さんが1番気にしているのは安全面ですよね。痛ましい事故もありましたし。
まずは、ご冥福を申し上げます。

国際航路であるパンスター。安全面の一番基本となるのは、国際法のSOLAS条約です。説明しだすと、いつまでたっても釜山に着かなくなるので、とりあえず国交省のHPをどうぞ。わかりやすく説明されています。こちらから。


ようは、こういう器具を備えなさい とかいろいろ書いています。ちょっと、横道にそれますが、そもそもパンスターって何?
 

フェリーです。

確かにそう。バスに例えたらわかりやすいが、パッと見同じバスでも路線バスと観光バスでは、定義が全く異なる。にっぽん丸やサンプリンセスと言った、いわゆるクルーズ船は観光バスに相当する。 もちろんパンスターは前者の路線バス。正しく言えば、「対外旅客定期航路事業」。


一時ツアーバスの乱立が話題となったのを覚えていますか? 観光バスが実質路線バスと同じような業務を行っていた問題です。路線バスの方がはるかに法的にも公的にも縛りがあり、それを全てクリアーしないと路線の免許はおりません。ツアーバスは脱法ドラッグのように法のグレーゾーンでの運行でした。

んで、話は戻って、パンスターはれっきとした路線免許のある船舶。当然、事細かな規則をクリアーして、安全に乗客・貨物を運んでいます。

  

  

  

  

  

  



もちろん、どんな器具も買ったままほったらかしにしていたら、いざという時役に立ちません。避難器具には、きちんと検査証明が貼られています。もちろん期限も問題なし。
船舶そのものは、1997年建造のさんふらわあくろしお。既に17年経過していますが、船はお手入れさえきちんとしていれば、30年近く使えます。
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