めじるし農処(のーじょ)

Iターンで飯南町(島根県)に生息し、今年28年に新規に農業を始めた新人農家のブログ

1月28日 甘利大臣辞任

2016-01-28 23:59:59 | 日記
1月28日(木) くもりのち雨
 朝4時半起床。昨夜は奥出雲町で実施された「奥出雲町 仕事塾」に参加。その後「食事会」と称する2次会に参加し、そのまま車中泊。
 知人と一緒に、我が愛車で一泊。私は布団と寝袋を持参。知人にも「寒いから防寒対策をしっかりとして来て」と言ったが、毛布のみの持ち込みだったため、私の敷布団を貸し、私は運転席で、知人は後部座席を倒し、フルフラットにして一睡した。
 燃料も勿体ないし、近所迷惑にもなるので、エンジンを停止して宿泊。私は、寝袋と掛け布団で快適に朝を迎えたが、知人は凍えていた。寒くて2時間くらいしか寝れなかったそうだ。すみません。全く気付きませんでした。
 起床後、態勢を取り直し、帰路につく。往路は峠道を使用したが、本日早朝は凍結が予想されるため、回り道ではあるが、国道を使用して帰る。早朝のため他の車も少なく、スムーズに運転できたが、約1時間半の時間を要した。
 知人を道の駅「とんばら」で降ろし、そのまま帰宅。帰宅後、ハウスの状況確認及び使役達にエサを与える。
 私が不在だった昨夜、何者かが家の周りで活動していたようだ。足跡が残っていた。

 多分、左の写真の足跡は「ゴジラ」で、右の写真の足跡は「ピカチュウ」だろう。今度見つけたら捕まえてやる!ところで「ゴジラ」や「ピカチュウ」は、保護鳥獣なのかな?今度調べてみよう。
 家の周りで7時半まで作業を行い、その後研修先へ向かう。
 本日の研修内容は、除雪、ニンジンの収穫及び炭焼き窯への経路啓開だった。
 研修終了後、来年度新規に就農する研修生3名で集い、年度末に実施を企図している「謝恩会」についての打合せを実施。その後、来月初めに予定しているバイトの説明受けにバイト先へ伺う。
 所要を済ませた後、帰宅。帰宅後、使役達の様子を確認した後、家に籠もり、資料の整理及び来年度の計画の見直しを実施。その後、明日の朝を無事に迎えられるよう、いつものように燃料補給。

雑記
 昨夜、奥出雲町で行われた「仕事塾」。テーマは「食」であり、私には無縁と思ってはいたが、そこに参加する農家さんと接触を図る事を主目的として参加したが、参加して非常に良かったと感じた。
 予定した通り、農家さんとの接触を図れ、非常に有意義であったが、当初興味があまりなかった講話の内容に非常に感銘を受け、いろいろと知る事、感じる事が出来た。また、その後に実施された「食事会」では、ざっくばらんに会話が繰り広げられ、なかなか普段聞けない事も聞くことができ、本当に為になったと思う。
 今回の「仕事塾」の講師は、奥出雲町で醤油店を経営されている「㈲森田醤油店」の代表取締役の森田氏、居酒屋「炉端かば」を経営されている「㈱かばはうす」の代表取締約社長松田氏だった。講話の内容は一部公表しないで欲しいという事であったので記述しないが、ただ、日本の伝統食品である「醤油」について、非常に感じる事があったので、その中の一部を記述しようと思う。
 近年「醤油」は、食文化の変化に伴い使用量が低下している。要因は、「醤油」以外の調味料が大量に使用されるようになり、まず、調味料としての使用量が低下、また、健康志向から「減塩」が推奨され、意識的に「醤油」を採らない傾向にある。その中で、丸大豆醤油を伝統的な方法で作り続けていかなければならないという事の大変さを知る事ができた。そんな事、全く考えた事がなかったので、非常に良い事を聞くことができたと思う。
 現在、大手醤油メーカーが行っている製造方法は、まず大豆を絞って「植物油」を摂り、その大豆の搾りかすにヘキ酸を加え、その後、水酸化ナトリウムを加え中性化を図り、醤油を作っているという。そうすると、伝統的な醤油の製造に2~3年かかるものを、たった3ヶ月で作る事ができるという。そりゃ、伝統に基づいた製造方法では、大手メーカーに量、値段で敵う訳はないよなぁ。
 講話された森田醤油の社長は国内原料にこだわり、安全で確かな「醤油」作りを続けているという。当然コストの問題から顧客は減ってきているが、それでも確かな物を求める消費者からは評価を受けているという。
 醤油の1世帯当たりの年間出費額は、昭和40年代では約4000円だったものが、平成10年代では約2000円と落ち込んでいるという。現在スーパーに行けば、1リットル入りのペットボトルがワンコインで買えるものが揃っている。多分、現在は1世帯で1000円を切っているんじゃないだろうか?
 安心安全な食品を作ることに一生懸命になっているメーカーが、安物買いのために潰されてはならない!と、感銘を受けた。私は年間200ccも使用しないだろうが、だからこそ、醤油は今後、大手メーカーの大量生産物ではなく、伝統を守って作り続けているメーカーの物を購入しようと思った。醤油以外でも可能な限り、大量生産商品の購入は避ける様にしようと思う。大手メーカーは私が購入してもしなくても、何の影響も無いのだから。
 このほか、いろいろ感銘を受ける講話を聴き、どの分野もいろいろな問題を抱え、その解決の模索を図っているという事を、改めて知る事ができた。非常に有意義なイベントだった。町外民でありながら図々しく参加し、また今後も参加しようと思った。
 奥出雲町のライバル?飯南町で農業を目指す、農業研修生のブログでした。

※一身上の都合により、タイトルと内容は一致していない事が多々あります。文章の最後に記述しておりますが、あらかじめご了承下さい。

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1 コメント

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リクエスト (隣りのおばさん)
2016-01-30 08:10:34
甘利大臣は仕切り直しで是非
両陛下のフィリピンご訪問についても期待しています

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