久しぶりの晴天。
運動会応援の校庭。
雲梯の向こうに広がる青空。
晴れて暑い。
昨日、やってきた次女の友人達に朝ごはんを提供して、今度は姪っ子の小学校へ。
妹たちと私の父母と大人5人が小5を応援・・・というより、小学生の姿を楽しむ一日。
日常から離れた晴れた’ハレ’の日。
少し疲れて、帰宅したら、まだまだ次女たちの作業は終わらず、長女の部屋に追いやられ、じっと待つ・・・
日常生活にまだ戻れない9月25日日曜日。
家族だけに戻ったのは20時少し過ぎ・・・
そこから部屋の片づけをして、落ち着いたのは22時近く・・・
みんなで「お疲れ様」
私も長女も次女も三女(猫)も、通常と違う2日間のにぎやかな祝祭にぐったりお疲れモード。
いつもの静けさを取り戻し、さくらもいつになく熟睡。
そんな静かな夜時間に、母は吉田修一さんの『怒り』(上・下)を読了しました。
映画も良かったけれど、原作小説はまた格別にすごかった。
沖縄、千葉、東京の訳ありの人間の物語。
「信じる」ということの真実をするどく問いかける物語。
どの人の物語も、けして楽観できない終わりで、切なくて、悲しいのに、それでも生きることについての希望を想う物語。
生易しくなく、感情を動かされ、考えさせれる、小説でした。