Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

初めてのスラバヤご飯

2013-02-20 15:54:28 | 東南アジア
今回の仕事では珍しくジャカルタを出てスラバヤへ。

朝6時過ぎの国内線に乗るために4時起き、5時にホテルを出たらさすがに40分弱で空港に着いた。

同じジャワ島の西端のジャカルタから東端のスラバヤまでB737で1時間ちょっと。
 もっとちゃんとした朝食が出るかと思ったがチョコレートパンとジュースがポンポンと配られて終了。

一日中仕事でお籠もりでスラバヤの町を見ることはできなかったが、夕食はせめてスラバヤならではの物が食べたいと所望してインドネシア人に連れられてきたのはこちらのお店。
  
チープなテーブルとイスが並ぶ庶民的な外観の店だが、スラバヤに来たらここ、というほど有名な店らしい。
Rawonはスラバヤが本場の料理の名前、Setanは悪魔の意味とか。

でRawonとはこちらの真っ黒なスープ
 
できますものはこちらだけ、なのでオーダーはご飯と別盛りか、スープにご飯を入れるかのみ。
別に塩卵、燻製の牛タン、肺、じゃがいものコロッケの乗った皿が出されるが、こちらは食べたものだけ自己申請して支払う仕組み。塩卵を入れるのがお約束らしい。 

 真っ黒なスープは見た目に反して意外にもマイルドな味。ビーフストックにレモングラスなどのハーブが効いて、黒い色はケルアックという木の実から来ている。このケルアック、シンガポールのニョニャ料理で食べたことがあるが、こちらの方がハーブが効いている分、癖が少ない。
スープの中には柔らかく煮込まれたビーフがゴロゴロ、生のもやしとフライドオニオンが添えられたご飯にこれをかけて、辛いのが好きなら添えられたサンバルを溶かしいれる。
ご飯がさらさらとかきこめて、お茶漬けか雑炊感覚。あっさりしておいしい。

翌朝、ホテル23階から眺めたスラバヤ市街。
 
赤い屋根の低層住宅が広がるが、大きなビルもこれから増えそう。

 
ホテルの朝食ビュッフェにはおなじみのフルーツやパンの他にローカルメニューもちらほら。
緑豆の煮こみは甘くて日本のぜんざいにそっくりだが、インドネシアでは朝食にポピュラーなんだそうだ。
白い蒸しパンのようなものはココナッツミルクの香りがし、ちいさな揚げパンは中に鶏肉が入っておいしかった。
シェラトン・スラバヤの朝食はなかなか結構。

夕方までまたバタバタと仕事をして、空港で「オレオレ」を購入。
 インドネシアではお土産のことを「オレオレ」と言うんだそうな。
奥は乾燥バナナのフライ(?)、手前はパイみたいだけれどまだ食べていない。

 この小さなクッキーは貰いものだがスラバヤの有名店のもの。
パイナップル・ジャム入りで台湾のパイナップル・ケーキよりしっとり食べやすくておいしい。

 帰りの機内もパンとジュース。

乗り継いだ成田行きではさすがによく寝られた。
 


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2 コメント

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Unknown (タヌ子)
2013-02-22 02:07:30
確かに悪魔が好んでたべそうな見かけだけど、あっさりしてて、美味しいんですね。
食べ物をみかけで判断すると、美味しいものを食べのがしてしまう可能性大ですね。
事故申告制のものって、残ったものは次のテーブルにそのまま移動なんですよね。
日本人的感覚だと、ちょっと抵抗あるかもしれませんね。
小豆を煮るのが面倒なので、早く煮える緑豆のぜんざい、時々作ります。
軽くて美味しいですよね。
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タヌ子様、 (Lunta)
2013-02-22 13:57:17
自己申告制のもののテーブル移動、確かに言われてみればその通りですね。気にもしなかったけど。
日本じゃテーブル移動させてつぶれた高級料亭がありましたっけ(笑)。
緑豆は東南アジアではとても人気がありますが日本ではあまり見ないような。おいしいですよね。
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