Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

また歯磨き粉の話

2007-04-02 00:01:52 | コレクション
今回のマレーシアはインドへの途次だったので何も買い物をしなかったが、歯磨き粉だけは仕入れた。


マレーシア製 ニームとクローブ入り、ハラル、ベジタリアン対応。
ベジタリアンというのは動物性のゼラチンや骨粉が入っていないからだそうだ。
ムスリムもインド系もOKということですね。


こちらはインド製、明らかにムスリムの方用、ミスワック入り。
使うとかなり強烈なハーブの香り、リコリスのような味がする。

中東で人気のミスワック、もともとパッケージにあるような小枝で歯を磨いたものなのだそうだ(トルコのyokocanさま、情報ありがとうございました)。
インドのニームも同じ使い方をするので同じ植物かと調べてみたところ、どうも木の種類は違うようだ。しかしどちらの植物にも様々な薬効があると信じられていて、ミスワックの方は預言者モハメットの推薦まである。コーランにも登場するらしい。そんなわけでムスリム用製品にはミスワック配合。

ニームの方はもともとインド原産の植物らしく、乾燥に強いということでインドのあちらこちらの道路わきに街路樹として植えられている。枝から樹皮、葉、花まで使われ、特にニーム・オイルの薬効はかなり科学的に証明されているらしい。
 
 ニームの花。結構いい香りがします。
 ムンバイのマーケットで売っていたニームの歯磨き用小枝。一束2ルピー(約6円)。

歯磨きの成分にもちゃんとお国柄があるんですね。

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