Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

オランダのニシン

2016-07-11 19:01:48 | ヨーロッパ
この春に旅行したオランダは決してグルメで鳴る国ではない。
滞在中はシンプルな食事に徹して十分ではあったけれど、普段のオランダ人はスープかサンドイッチで食事は終了、という感じではないだろうか。

そんな中、オランダの食代表としてはまったのはニシン。

始めのアムステルダム滞在中はなぜか目につかなくてスルーしていたのだが、ロッテルダムのマーケットホールで味をしめてからは一日一へリング。

デルフトではマーケットの屋台も出ていたものの、広場裏の常設店で買ってみたらこれが見た目からもわかる鮮度の良さ。
 
柔らかかったロッテルダムの物に比べて身がしっかりして、塩漬けというよりお刺身そのもの。と言って醤油などいらない塩加減で骨抜きもしっかり、これなら何匹でも食べられる!

デン・ボッシュのマーケットでも「本日の一匹」。
  
オランダ人は屋台の看板のようにしっぽをつかんで頭から食べるとガイドブックなどには書かれているが、実際にそんな人にはお目にかかれなくて、ここでは食べやすく切って出してくれた。

アムステルダムに戻った北教会のマーケットにももちろん魚屋さん。
 
一番鮮度の良さそうな店で、一匹2ユーロ。
 
ここでは切った上にオランダ国旗まで立ててくれて、刻み玉ねぎとピクルスもたっぷり。
これをパンにはさんだものもあるが、どうも生魚とパンの組み合わせが合わなそうで手が出なかった。でも一度ぐらいは食べてみればよかったかも。

そして出国間際、スキポール空港のお買い物エリアで最後の一匹。
 

とにかくこの塩漬けニシンが気に入って、なぜ初日から探さなかったかと後悔するほど。
特に心残りはハーグのニシンで、ビネンホフの入り口に出る屋台がオランダでも有名とは帰ってから知ったこと。通りかかった時は準備中だったけれど、食べようと思えば食べられたのに(泣)。

さらにニシンの新物は6月が解禁日とのことで、ということは今回食べていたものは冷凍物だろうか。
冷凍でもあのおいしさなら、獲れたてのものはいかほどか。

次にオランダに行く時は絶対に新ニシンの季節に行こう。


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コメント (4)
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