憧れのAudio☆お知らせブログ☆

メインブログアドレス⇔http://longingforaudio.blog.fc2.com/

音を楽しむ  2015-07-31

2024年03月13日 | Esoteric ・TEACH

2015-07-31

ESOTERIC X-1s

オーナー様からのメールの中に

ーブログ拝見しました。

メールでお知らせいただいていた情報量の10分の1くらいの記事だったので、

いつも拝見している記事の裏には、膨大な作業があることがよく分かりました。ー

と、いう言葉をいただきました。

この作業工程については、機種にもよりますが、

かなりの量の写真で、各部分のオーバーホール前・後をおしらせしています。

このあたりのことについては、

施工された方はよくご存じであるとおもうことです。

かつ、ポイントになる重要部分については、

あえて、ブログにはかかげないことがあります。

これは、本当に、電気についてのノウハウがわかっていない方には

できない作業で、ここを簡単にかいてしまうと

ただでさえ、

「ブログにかいてある通りやってみたが、壊れた」

と、おっしゃる方があらわれるのですから

「理屈」がわかっていない状態で、簡単にかいてあるから

やってみようと試されると、高級機器がおしゃかになることさえありえるわけです。

このため、ブログにはあえて、かかず、オーナーさまには、実情をお話して、

納得していただけるオーバーホールや音質改善などの詳細にもふれるわけです。

判らないなりに、疑問をいだかれることはよくあることで、

たとえば、なぜ、そのオペアンプをえらんだのか、とか

クロック交換において、従来の物とどれだけ精度が違うか、とか

質問される方がいらっしゃいます。

例えば、こんな部分についても、高橋はきちんと本人には解答していますが

こういう事も、ブログにはあげません。

それらを仮に他の方がまねをされたとしても

ベースになる、半田ましの技術など、

コンデンサの交換(半田付けを含む)技術などについても

ー高橋ーならではの ものなのです。

この根底があったうえで、音質改善がいきてくるということがわかってないかたが

形だけ、まねをしても、-ベストーにはならないわけです。

そして、何よりも、何度となくもうしあげていることですが

基本はオーバーホールなのです。

他社でメンテナンスしてもらったものです。と、いう機器でさえ、

それは、メンテナンスではなく、劣化部分の補修・交換で

全はんだましをしてある機器をめにしたことはありません。

 

問題のX-1sの音質です。

高橋の判断では、甘い、柔らかな音質が特徴であるということで、

それにみあうオペアンプをチョイスしました。

音質改善で、低域の音も幅をひろげたことにより

何時ものセリフですが、高音域をきわだたせるものは低域であるという理論そのものになり

高音が耳にやわらかく、そのくせ、存在感がシャープになっているのに

それが、耳に角をたてず、低域と共に、体の中にはいりこんでくるので

「柔らかく・あまやかな」音の心地よさに、浸りこめる出来になっているとおもえます。

そして、さらにメールで

ーいま音出しをしています。

音楽を聴くことが楽しくなりました。ー

と、いただきました。

心地よい音というのは、

音楽と言う言葉がそのとおりの「音を楽しむ」ことだとおしえてくれるものです。

X-1sのオーナーさまのその言葉は、みじかいものながら、真髄をついているなとおもいます。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« エソテリックD3への思い(再... | トップ | esoteric D-3の検索から・・... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Esoteric ・TEACH」カテゴリの最新記事