森羅万象、政治・経済・思想を一寸観察 by これお・ぷてら
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展望を語れない総裁選
自民党総裁選は2つのことを語っているように思う。
一つは、メディアを使った自民党への回帰が図られているということ。
連日の報道は加熱しっぱなしだ。国民にとってもっとも大事な自民党の政策、少なくとも首相になると目される人物が国のかじとりをどんな方向で考えているのか、これに焦点をあてるのではなく、たとえばファーストレディ候補はこんな人などと、うつつを抜かしている。
要は、総裁選一色にすることによって、2人の総裁候補者の動向や発言に絞り込むことによって、自民党への関心はいやがおうでも集中するだろう。
そして、大事なことは安倍首相がかじとりを投げ出したことにたいして、この2人の候補者が少しの反省もない点だ。これをメディアも追及しようとはしない。情報の操作を感じないわけにはいかない。
総裁選に自民党衰退の今日の姿がみてとれること、これが2つ目である。
2人の候補者は、いくつかの点についてそれぞれの主張を語っているが、「改革」路線でも、テロ特措法でもちがいは見られない。「政治とカネ」問題、改憲についてはふれようともしない。
だが、誰がなろうと、安倍政権に課せられた任務をおそらくそのまま引き継がざるをえないところに自民党の深刻な実態がある。安倍政権は、小泉「構造改革」を継承しつつ、新保守主義的な対応をとらざるをえなかった。この2つの拮抗関係の上に安倍政権はあった。2人の候補者のとる選択肢はこれを基本線で踏襲することになるだろう。ただし、そのやり方は急進的ではなく、漸進的やり方の程度のちがいくらいのものだ。
自民党のかつての「復元力」は衰退してしまったようである。同党の政策的な行き詰まりがここにみてとれる。2人とも国民にむかって展望を語れないでいる。
そこに、新しい政治状況が開かれる可能性もまたあるということだろう。
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【関連エントリー】
福祉国家型の政策に転換せよ
日本の政治、どう変わる②
一つは、メディアを使った自民党への回帰が図られているということ。
連日の報道は加熱しっぱなしだ。国民にとってもっとも大事な自民党の政策、少なくとも首相になると目される人物が国のかじとりをどんな方向で考えているのか、これに焦点をあてるのではなく、たとえばファーストレディ候補はこんな人などと、うつつを抜かしている。
要は、総裁選一色にすることによって、2人の総裁候補者の動向や発言に絞り込むことによって、自民党への関心はいやがおうでも集中するだろう。
そして、大事なことは安倍首相がかじとりを投げ出したことにたいして、この2人の候補者が少しの反省もない点だ。これをメディアも追及しようとはしない。情報の操作を感じないわけにはいかない。
総裁選に自民党衰退の今日の姿がみてとれること、これが2つ目である。
2人の候補者は、いくつかの点についてそれぞれの主張を語っているが、「改革」路線でも、テロ特措法でもちがいは見られない。「政治とカネ」問題、改憲についてはふれようともしない。
だが、誰がなろうと、安倍政権に課せられた任務をおそらくそのまま引き継がざるをえないところに自民党の深刻な実態がある。安倍政権は、小泉「構造改革」を継承しつつ、新保守主義的な対応をとらざるをえなかった。この2つの拮抗関係の上に安倍政権はあった。2人の候補者のとる選択肢はこれを基本線で踏襲することになるだろう。ただし、そのやり方は急進的ではなく、漸進的やり方の程度のちがいくらいのものだ。
自民党のかつての「復元力」は衰退してしまったようである。同党の政策的な行き詰まりがここにみてとれる。2人とも国民にむかって展望を語れないでいる。
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放り出したのですから無責任にかわりはもちろんありません。私の推測では、午後2時(つまり、ワシントンは真夜中)に辞任を公にしたという点をとってみても、その日までの会談をうけてブッシュは承知の上の辞任だったと見るべきだと考えています。エントリー;首相辞任は「脱税疑惑」のためか?、で少し書いたように、表向きの「理由」とはちがったところで辞任は決まったと思うのです。
その延長線での総裁選報道だとみてとれるのではないでしょうか。情報の操作ですよね。自民は「復元力」がなくなっているとはいえ、侮れない。これが率直ないまの感想です。