森羅万象、政治・経済・思想を一寸観察 by これお・ぷてら
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欺瞞が自民党を助ける。
民主党の国会戦術を民主党自身が決めるのは当たり前のことである。
しかし、民主党のそれが民意にそうものであるとはもちろん限らない。
以下の記事をみると、鳩山氏は、政府・与党の後期高齢者医療制度見直し案について「姑息(こそく)な手段を使っても低所得者の厳しさは変わらない」と制度廃止を改めて要求、とある。
それならば、民主党は、自ら他の野党と共同で提出した廃止法案に責任をもつべきだ。廃止する法案に反対する自民党とのちがいを国民に論戦でアピールできる。だが、制度廃止を改めて要求するということは、審議入りを拒否することと整合しない。矛盾する。
大げさにいえば断末魔状態にある自民党政治なのだが、以上の国会内の事実-これが公に語られないところが実は政治の反復を繰り返す要因になっていると私は思うが-は、民主党の対応が満身創痍の自民党を支えてやるようなものだということを示唆している。
後期高齢者医療制度を廃止すると、高齢者の面前で民主党はあらためて主張できるのか。
民主党の欺瞞が自民党を助けている。究極の安定装置。。。
(「世相を拾う」08106)
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しかし、民主党のそれが民意にそうものであるとはもちろん限らない。
以下の記事をみると、鳩山氏は、政府・与党の後期高齢者医療制度見直し案について「姑息(こそく)な手段を使っても低所得者の厳しさは変わらない」と制度廃止を改めて要求、とある。
それならば、民主党は、自ら他の野党と共同で提出した廃止法案に責任をもつべきだ。廃止する法案に反対する自民党とのちがいを国民に論戦でアピールできる。だが、制度廃止を改めて要求するということは、審議入りを拒否することと整合しない。矛盾する。
国会「休会」、場外で論戦=後期医療テーマに-与野党幹事長 与野党の幹事長・書記局長が15日、NHKの討論番組に出演した。共産党を除く野党3党は、福田康夫首相に問責決議を無視されたことに反発して法案審議を拒否しており、国会は21日の会期末を控え事実上の休会状態。与野党は「場外」で、後期高齢者医療制度(長寿医療制度)などをめぐり激しい論戦を繰り広げた。 民主党の鳩山由紀夫氏は、政府・与党が決定した同制度の運用改善策に触れ「姑息(こそく)な手段を使っても低所得者の厳しさは変わらない」と制度廃止を改めて要求。社民党の重野安正氏は「もっと分かりやすい制度を考えないといけない」と述べ、存続は認めない考えを強調した。 これに対し、自民党の伊吹文明氏は、野党が共同提出した同制度廃止法案について「審議すべきだし、次の国会で財源をどうするか伺わなければならない」と民主党などの審議拒否を皮肉り、公明党の北側一雄氏は「小沢一郎代表は2003年に、70歳以上を対象にした独立の医療保険制度を創設すると言っている」と指摘し、民主党をけん制した。 一方、共産党の市田忠義氏は「廃止法案を提出した責任を果たすため、1党だけでも質疑をやったらいい」と与党に迫った。 |
面従腹背という言葉がある。
民主党の現局面での国会戦術はこの形容がよくあてはる。
国民には自民党に「対決」する姿勢をみせて民意にこたえるというそぶりをみせながら、腹の中では自民党との接点を求め、妥協を図る道を画策する。腹の中だけではない。
実際に、自民党との共同・協調が模索されている。
列記すると、以下の法案を与党とともに成立させた事実。
- 宇宙基本法
- 国家公務員制度改革基本法
- 改定少年法
さらに、新憲法制定議員同盟では民主党議員が憲法審査会の活動開始を求める始末。その憲法審査会に関連して民主党・西岡武夫参院議運委員長が規程づくりで奔走しているのは周知の事実ではないか。
また問責決議を扱う参院本会議がはじまった11日その日、派兵恒久法の勉強会を自民、公明、国民新の議員らと、民主党議員が同席し開いている。
これが民主党のいう「対決」の実際だろう。
臨時国会の召集に応じぬ=民主・鳩山氏 民主党の鳩山由紀夫幹事長は15日、NHKなどの番組に出演し、福田康夫首相が8月下旬の召集に意欲を示している次期臨時国会に関し「(参院で問責された)福田政権が(退陣することなく)臨時国会を開こうという話であれば、すぐに『分かりました』という話にはならない」と述べ、応じられないとの考えを示した。 |
大げさにいえば断末魔状態にある自民党政治なのだが、以上の国会内の事実-これが公に語られないところが実は政治の反復を繰り返す要因になっていると私は思うが-は、民主党の対応が満身創痍の自民党を支えてやるようなものだということを示唆している。
後期高齢者医療制度を廃止すると、高齢者の面前で民主党はあらためて主張できるのか。
民主党の欺瞞が自民党を助けている。究極の安定装置。。。
(「世相を拾う」08106)
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