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イスラエル、レバノン攻撃継続を閣議で決定
イスラエル政府は27日、国防関係閣僚による閣議を開き、当面現在の規模でレバノンへの攻撃を継続する方針を決めた。26日に国境近くのイスラム教シーア派武装組織ヒズボラの拠点をめぐる戦闘で兵士30人が死傷したことから、今後の戦闘方針を検討した。
首相府によると、攻撃規模は変えないが、地上部隊の編成のし直しなどのため予備役を非常招集することも決めた。イスラエル放送によると、閣議でオルメルト首相は「これまでの戦闘は所期の目標に達している」との認識を示した。
イスラエル紙ハアレツ(電子版)によると、空爆を伴う大規模な地上侵攻を求める軍などの強硬意見と、「大規模な地上攻撃はシリアを刺激する」などとする慎重論の双方があったという。(以上、朝日新聞)
一方、『読売新聞』はつぎのように伝えている。
イスラエル政府は26日の声明で、ローマ会議がヒズボラの武装解除を定めた国連決議の履行を支持したことを歓迎した上で、「(停戦の)条件が整わない以上、防衛を続けざるを得ない」として攻撃続行の方針を表明。ラモン司法相は軍放送で、「会議は、ヒズボラが撤退し、武装解除するまで、攻撃を続行してよいとの認知を与えた」との解釈を示した。イスラエル軍は27日、レバノン南部で大規模な空爆を続行した。
ローマ会議がレバノン攻撃に「お墨付き」を与えたというわけだ。これほどのポレミカルな国家はあまりない。
国連安保理での議長声明をめぐる各国間のやりとりや、ローマで開かれたレバノン危機打開に関する国際会議をとおして、即時停戦に執拗に反対する米国の姿勢があらためて浮き彫りになった。
米国の主張は、つぎのように読み取れる。国際世論もヨーロッパ各国の主張もおよそ開戦前の現状への復帰を意味する「即時停戦」であったはずだ。しかし、米国は「恒久的な基礎の上に立つ」停戦を主張した。
これは、ヒズボラの殲滅だけでなく、イラン・シリアの「影響力」の排除とともに、中東でのイスラエルのまさに恒久的地位の確保を意味していると受け取れる。
これに関係国が合意できる条件は現状ではあきらかにない。紛争の長期化である。
国際世論で包囲するとともに、米国・イスラエル国内での即時停戦の声が高まることが重要だといえそうだ。
首相府によると、攻撃規模は変えないが、地上部隊の編成のし直しなどのため予備役を非常招集することも決めた。イスラエル放送によると、閣議でオルメルト首相は「これまでの戦闘は所期の目標に達している」との認識を示した。
イスラエル紙ハアレツ(電子版)によると、空爆を伴う大規模な地上侵攻を求める軍などの強硬意見と、「大規模な地上攻撃はシリアを刺激する」などとする慎重論の双方があったという。(以上、朝日新聞)
一方、『読売新聞』はつぎのように伝えている。
イスラエル政府は26日の声明で、ローマ会議がヒズボラの武装解除を定めた国連決議の履行を支持したことを歓迎した上で、「(停戦の)条件が整わない以上、防衛を続けざるを得ない」として攻撃続行の方針を表明。ラモン司法相は軍放送で、「会議は、ヒズボラが撤退し、武装解除するまで、攻撃を続行してよいとの認知を与えた」との解釈を示した。イスラエル軍は27日、レバノン南部で大規模な空爆を続行した。
ローマ会議がレバノン攻撃に「お墨付き」を与えたというわけだ。これほどのポレミカルな国家はあまりない。
国連安保理での議長声明をめぐる各国間のやりとりや、ローマで開かれたレバノン危機打開に関する国際会議をとおして、即時停戦に執拗に反対する米国の姿勢があらためて浮き彫りになった。
米国の主張は、つぎのように読み取れる。国際世論もヨーロッパ各国の主張もおよそ開戦前の現状への復帰を意味する「即時停戦」であったはずだ。しかし、米国は「恒久的な基礎の上に立つ」停戦を主張した。
これは、ヒズボラの殲滅だけでなく、イラン・シリアの「影響力」の排除とともに、中東でのイスラエルのまさに恒久的地位の確保を意味していると受け取れる。
これに関係国が合意できる条件は現状ではあきらかにない。紛争の長期化である。
国際世論で包囲するとともに、米国・イスラエル国内での即時停戦の声が高まることが重要だといえそうだ。
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イスラエルとアメリカは、おっしゃるように、「イスラエルのまさに恒久的地位の確保」を目指してるということですよね。
こんなならず者国家(イスラレル、アメリカ)を、どうにもできない国際世論というものが、はがゆいですが、やはり辛抱強く批判するしかありませんね。
ここにきて、「即時停戦」に反対する両国の姿が明らかになりました。
「民主化」の名のもとにレバノンの恒常的支配をやろうという意向を隠そうとしていません。はっきりしたことはいえませんが、紛争の長期化が避けられないでしょうね。
でも「即時停戦」を叫び続けざるをえません。国際世論をさらに高める一方、米・イスラエル両国での「即時停戦」の世論形成が重要です。米国での反戦の行動が27日におこなわれたことが伝えられています。希望がまったくないわけじゃありませんよね。
今後とも宜しく。