森羅万象、政治・経済・思想を一寸観察 by これお・ぷてら
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ほんとに民主・党なのか。。
官僚主導を排して、政治主導をと強調してきた民主党です。
新しく政権を担って、とくに気負っているということはないのでしょうが、やはり周りにはいろいろな印象を与えているようです。
というのも、民主党にすれば、これまでの自民党政権とのちがい、大きくかわったというところをみせなくてはなりません。民主党が主張したい、そのちがいの一つが、官僚主導の政治であることはいうまでもありません。しかし、私は、官僚主導から政治主導という単純化、考え方だけでなく、実際においても、その単純化は、同時にこれまでの自民党政治の本質的な部分を覆い隠すものでもあることを指摘しました。それは、財界主導の政治をいかに断ち切るかということです。
昨日は、年越し派遣村の湯浅誠氏を国家戦略室の参与に登用するいう報道が流れましたので、これが財界主導の政治を断ち切るという大きな課題にどのように反映するのか、一種の期待ももつわけです。
一方で、政治主導を肥大化させた同党幹部の言動が少なからぬ不安を、国民・有権者に与えていることも事実ではないでしょうか。つまり、政治主導とは、内閣の力を肥大化させることを意味しているようです。権限の集中といったらよいのでしょうか。
こうした傾向は、民主党と接する者にどのように映るか。この一端が、つぎの言葉に象徴されるのでしょう。栃木県知事の発言です。
「地域主権掲げた割にトップダウン多い」 栃木県知事が鳩山政権批判 栃木県の福田富一知事は15日の記者会見で、発足から1カ月が経過した鳩山内閣について「この1カ月、地域主権をかかげて選挙をした割にはトップダウンが多い。ダムについても事務的な連絡さえ一つもない」と批判した。 |
結局、実際に民主党が「地方との事前協議の上、意見を十分に採り入れ」ること自体を拒否しているとは思いません。が、たとえば小沢一郎が打ち出している国会改革なるものは、少なくとも民主党と国民・有権者との距離感をいっそう遠く思わせるに十分なものではありませんか。
民主党の議員は、どのように地域住民の声を政策に反映させるのか、そして質問も制限するわけですから、議員として国会という議論の場で国民に発することはできなくなるのです。
民主党の内部の意思決定は、栃木県知事のいうトップダウンがずばりあてはまる。意思決定の方向に、トップダウンとボトムアップという2つのものがあるのなら、民主政治に必要なのは、後者の方でしょう。こういえば、実行が遅れるという反論が小沢一郎あたりから聞こえてきそうですが、民主主義はある意味で時間がかかる、こう私は教えられてきました。
しかし、逆にいえば、国民の多数の支持を受ける政策を政府がもっているのなら、野党がいかに抵抗しようと、批判を結果的に受けるのは野党ということになるでしょう。引き延ばしが批判の対象になるはずです。
小沢がいうのは、中間をすべて省略し、国会の議論はこの野党と政府の対決でよいといっているわけです。一元化とは、その中間、与党の質問も発言もなしにしようというものです。
その前提に民主党が置いてきたのが官僚主導の排除ですが、予想されたことながら、事態はこんなふうに動いているようです。その分、自民党が勢いづくのでしょうかね。
国会対策:やっぱり官僚頼み 質問議員への事前聴取指示 今月下旬召集予定の臨時国会を前に、平野博文官房長官らが首相官邸に各府省の国会担当の官僚を集め、与野党議員への「質問取り」を指示していたことが15日分かった。 自民党政権では、国会答弁資料を作成するために、官僚が事前に与野党議員から質問内容を聞き出す「質問取り」が慣行となり、国会での質疑では多くの閣僚が官僚作成の答弁要領を読み上げる光景がみられた。 「脱官僚依存」を掲げる民主党は国会論戦も政治主導で進める方針で、小沢一郎幹事長は官僚の国会答弁を禁止する国会法改正案の臨時国会提出を目指している。それに逆行するかのような政府側の対応に自民党からは「言行不一致だ」との声も上がっている。 |
国民から選ばれたのだから、政府が主導して当然だと小沢がいうとき、あまりの強引さを、つまりそこにトップダウンの姿勢を感じ取るのは、きわめて当然な気がしてなりません。それは、民主主義にたいする基本的な態度のちがい、回路が異なることを示しているのではないでしょうか。
(「世相を拾う」09224)
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官僚に頼めないのかアイデアを国民に要求したそうです
財務省は13日、国債や為替、酒、たばこなど同省所管事業に関する2010年度税制改正要望を公募すると発表した。締め切りは19日正午(必着)で、ホームページからダウンロードできる様式に必要事項を記入する形で、電子メールか郵送で受け付ける。税制改正作業の透明性確保の一環で、すでに金融庁や経済産業省など複数の省庁も実施している。
様式には提出者名や税目のほか、改正を求める必然性や妥当性、期待される効果、減税であれば減収見込み額などの記載も求める。場合によってはヒアリングも実施するとしており、30日を期限とする同省としての税制改正要望の見直し作業に反映させたい考え。
http://www.mof.go.jp/
http://www.mof.go.jp/jouhou/sonota/h22zeiseibosyu_top.htm
平成22年度 税制改正要望に関する御意見を募集します
脱官僚と言いながら結局官僚OBの採用、そして長妻さんは怪しげな教授を側近にしているとかの噂です
赤字は無かった発言がいつ出るか待っているんですけど無理ですね。お花畑総理なので、小沢さんと鳩山さん分裂で全て予想通りと言うところみたいですね
ただ、私の関心はそれよりも、本来の民主党の考え方の基本に危ういところがあると思っていて、このエントリーでふれた民主的とはおよそいえない思想性や独裁的とも思える考え方が潜んでいることです。