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東京都知事選を楽しむ方法
と、不埒なタイトルをつけてしまいました。
けれど、私にはこの知事選の候補者選びの一つひとつが正直いって面白いのです。一面でいうと、これは従来の主要な選挙戦の候補者選びととくにかわったことでもないのですが。むしろ、各党の、これまでとほとんど変わっていない対応に失笑すらしているのです。
断っておきますが、私は東京都知事選を軽視しているのでも、無視しているのでもありません。日本の首都である東京都のトップを選ぶ選挙戦にどうして無関心でいられるでしょう。
こう考えているときに、非国民通信さんが重要な提起をされています。「誰が権力者にふさわしいか」と題した候補者選びの基準に関するエントリーです。そのなかで強調されているのは、他者へのまなざし、ということだと私は受け止めました。
私もささやかながら幣ブログで他者へのまなざしを度々いってきましたので、非国民通信さんの主張に賛成したいと思います。
非国民通信さん曰く、
一つの指針となるのは、自分と異なる弱者へのまなざしではないでしょうか。
ここで氏は2つのことをいっておられます。1つは、文字どおり自分とは異なる者、つまり他者へのまなざしということです。
いまひとつは、そのなかの特定の階層へのまなざしということです。マルクスならば、階級的視点ということになるのでしょう。
私は、日本の社会をみわたした場合、構造改革がもたらした日本の社会のゆがみ、とくに中・低層への徹底した「社会的排除」がおこなわれてきた結果、おおきな分裂をきたしはじめていることを別のエントリーでのべました。だからこそ、非国民通信さんの主張に同調するわけです。
分裂しはじめた日本を、端的にいえば教育基本法を改悪し、さらに改憲によって秩序を保とうとしようとしている安倍政権がある。そして、首都・東京では、弱者いじめをおこないながら都政そのものを私物化してはばからない石原がいる。
いずれも一般にいわれる想像力、つまり他者へのまなざし、とくに弱者へのまなざしは皆無だといってもよい。いまだに芥川賞選考委員に名を連ねている石原は小説家でありながら、彼の想像力はこの程度ものか、と驚かざるをえないのです(むろん賞そのものの評価がさまざまあるでしょうが)。
では、たいする候補者の選考はどうか。民主党の候補者選びが難航しているもようです。私にいわせればそれは最初からはっきりしていたことにすぎません。なぜなら、石原からも皮肉られているように、この4年間、すべての議案に賛成してきた、「与党」でもあったからです。それが豹変するのはどうでしょうか。はなはだ疑問。民主党の態度は、極論すればパーフォマンスにほかならないと思います。つけ加えれば、こんな態度は東京都に限らないということです。その意味で民主党のとる態度も法則的なのです。
当選可能かどうかは別にして、共産党などはすでに吉田万三氏を推すことを決めています。氏は足立区長を務めた人物です。足立区といえば、修学援助を受けている児童の割合が全国でも有数という低所得者、貧困者の多い地域だといわれています。その地域の首長を務めてきた吉田氏が都政においても住民の立場にたつというスタンスを明確していること自体は誰も疑わないでしょう。
何を強調したいかといえば、いま現在の矛盾が社会的弱者に集中しているなかで、弱者の立場に候補者、そして各政党会派がたちうるかどうか、これに尽きると私は思います。言い換えれば、階級的視点ということです。だれが何を主張し、何をやってきたのか、これをみれば、そこら辺りのことが、私たちにもよく理解できるでしょう。立場が分かるのです。
いかんせん、我われはブログの世界に生きる前に現実の社会に生きている。しかも、ブログの世界自体は、すでに弱者を前提にしてはじめて成り立つ。IT化のなかで、情報処理に未熟な人は大量の情報を選別できないでしょう。そうして習熟した人と格差は拡大する。ましてや、たとえばネット環境にない高齢者やその他の「情報弱者」を前提として、我われの世界があるということです。
多くのブロガーの方がたが実践されているように、ブログの世界からあえていったん離れ、地域などでの交流や運動を幣ブログで強調するのはそのためです。
こうしてこそ、ブログのなかの言説も、社会を反映した力強いものになるのでしょう。
社会的弱者へのまなざしとは、要するに我われにも問われていることにほかなりません。
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