森羅万象、政治・経済・思想を一寸観察 by これお・ぷてら
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弱者に向かう「代わりはいくらでもいる」という眼
中3ら8人、知的障害者ら狙い恐喝容疑で逮捕 青梅 |
彼らの行為は許されるものではないが、たとえば「弱そうな人」を「いじめて何が悪い」という彼らの心性は、今日の日本国に横行している思想そのものではないか。
一連の社会保障抑制政策や税制改正という名で採られた選択、つまり企業減税と庶民への増税とが対になった税制面での改定、さらには物価高がこれに追い打ちをかけ弱い立場の人びとを苦しめている。三重苦のただなかに国民はあるといってよい。
ただちに分かるようにこれらの苦難は、経済的な弱者、貧困に直面する人にとっては耐え難いものになる。小泉元首相は痛みを分かち合うなどと強弁したが、その痛みの押しつけこそが、社会の隅々にさまざまな形で現れ、ゆがみを生み出した。
そこには、新自由主義といわれる弱肉強食の思想が横たわっている。
だから、社会全体のそうした思想に彼らもどっぷりと浸っているということだ。
記事にあるリーダー格の2人がいった「いじめて何が悪い」という言葉は、小泉が国民を前にしたあの語り口と、ダブってみえないか。言葉には思想の一面が反映する。
弱そうなものに向かう視線は、国家的には社会保障制度の後退や庶民増税にむかう。
昨年の参院選後の議席配置によって、政府与党の政策的「妥協」が現象的に生まれているために分かりにくくもなっているが、しかし、従来の自民党政権がとってきた基本方向があらためられたわけではない。
くりかえし生活保護受給者の一部の「不心得」や、申請の内容がいかにひどいものかという報道がつづくのは、生活保護が社会保障制度や最低賃金に深くk結びついている関係を無視できないためである。生活保護の基準を抑え込めば、他の制度も抑制できるわけだ。最低賃金改定をめぐる一連の議論を想起されたい。
その暴力が弱者にむかうのは少年だけのものではない。社会的にそれを受容する素地がある。
それは、この間も、勝ち組・負け組などという言葉に表われる、自己責任を徹底するものであった。別の言葉でいえば、それは、お前の代わりはいくらでもいるという思想でもある。だから、高齢者などという、枯れ木に水をやる必要はないということになる。だから、生活保護受給者にはジェネリックをも頭から差別を持ち込むことになる。
もっといえば、再分配の機能を認めないか、軽視する立場ということになる。
問われているのは、彼ら少年の暴力ではなく、弱者に投げかけられる社会の視線そのものである。
弱者にむけられるまなざしは、彼ら少年や政府与党の排除する視線とは反転したそれでなければならない。
(「世相を拾う」08157)
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