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安倍ブレーン5人組「解体新書」
安倍氏を側面から支えるブレーンは「5人組」と呼ばれる保守系の論客たちだといわれる。どんな人物なのか。彼らの思想と経歴を検証すると、安倍氏が上梓(じょうし)したベストセラー本「美しい国へ」(文芸春秋)の原型が、くっきりと見えてくる。
こんな書き出しで記事ははじまる。これは、ときどき私がお邪魔するGAKUさんが紹介している『東京新聞』の記事だ。
なるほど、この5人組をみると、いわゆる保守系学者や保守系シンクタンクだけでなく、「新しい歴史教科書をつくる会」や「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)」の役員からなっている。
さもありなん。この5人組の構成は、そのまま安倍を支える「部隊」=舞台がどこなのか、そのことをわれわれにはっきりと認識させる。さらに加えれば、このブレーンといわれる5人の詳細を知らされて、おどろおどろしい思いをする人も少なくないと思う。
『東京新聞』は、この陣容をふまえて「彼らの思想と経歴を検証すると、安倍氏が上梓(じょうし)したベストセラー本「美しい国へ」(文芸春秋)の原型が、くっきりと見えてくる」とのべている。
そこで、記事を参照して、この「5人組」の解体を試みてみようと思う。以下、5人のデータを列記する。
◆伊藤哲夫;日本政策研究センター所長
上記センターのHPをみると、こんな勇ましい文字が目に飛び込んでくる。
日本はこれでいいのか。この日本を再建しなければと考え、私たちは次の4つの「提言」を掲げて、志を同じくする方々の結集をめざしています。
1「日本人であること」の再確認
2 敗戦国外交からの脱却
3 家族の価値の再確認と教育の再建
4 独立と主権を守る国家体制の構築
でも、ながめればながめるほど、どことなく貧相なスローガンに私にはみえてくる。
HPの「設立の沿革」にはこうある。
日本政策研究センターは昭和59(1984)年2月、わが国の政治、経済、社会、思想に欠落している基本的な国家観、哲学を問題にしつつ、真正保守の立場に立脚した政治分析・政策研究を行い、更にそれを踏まえた政策提言活動を展開していくために設立されました。
◆島田洋一;福井県立大学教授
専門分野は、国際政治学とある。webページには、「横田めぐみさんたちを救出するぞ!第3回国民大集会」(2001年10月14日)で発言する島田教授の写真一葉が掲載されている。このページには、【活動】として、北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)副会長と書かれている。
別のページにある学問的「業績」を素人目にみるかぎり、大仕事をやってのけた人物ではなさそうだ。
◆中西輝政;京都大学教授
国際政治学者で、京都大学大学院人間環境研究科教授。
親米保守の代表的論客の一人。グローバル化が進展する今日にあっても、国家という枠組みは依然健在であるとの考えから、「押し返す保守による日本の再生」を主張する。日本を海洋国家と捉え、英米の国家運営を模範とすることを説く。安倍晋三のブレーンと目される。 専門は、国際政治学、イギリス史、文明論。ウィキペディアはこう記している。
中西の名は管理人も承知していた。ウィキペディアはまた、略歴でつぎのように中西を紹介している。
正論、諸君、VOICEなどの保守系オピニオン誌の常連寄稿者であり、文明の観点から現代の国際関係をダイナミックに分析する。また、戦後民主主義批判も多く論じている。加えてイギリス史を当初の専門としたことを反映し、情報・諜報といったインテリジェンス研究についても積極的な発言を行なっている。 一方で、「阪神大震災の際、倒壊家屋から北朝鮮の武器が発見された」「2002年の小泉訪朝の際、随行員を排除して小泉純一郎首相と金正日総書記だけが密談する「空白の10分間」が存在した」「張作霖爆殺事件は旧ソ連・コミンテルンによる犯行だった」等、典拠が明確でなく、物議をかもした発言も少なくない。 2002年7月に新しい歴史教科書をつくる会の理事に就任したが2006年5月辞任。翌6月、八木秀次と共に「日本教育再生機構」の設立に代表発起人として関与。 |
◆西岡力;東京基督教大教授
ウィキペディアでは、日本の現代朝鮮研究者、の一行のみの紹介。ただし、以下の略歴を紹介している。
現代コリア研究所の発行誌『現代コリア』の編集長を2002年まで務める。また、1997年3月の「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(家族会)」、1998年4月「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)」の設立に関与し、現在「救う会」の常任副代表を務め、その支部の一つである「北朝鮮に拉致された日本人を救出する東京の会(救う会東京)」の会長も兼任している。 朝鮮半島問題・日本人拉致問題に関する代表的な言論人・活動家の一人であり、また従軍慰安婦・強制連行問題など、日韓・日朝関係に関わる歴史認識問題などについても否定的な立場から発言を行っている。 |
◆八木秀次;高崎経済大教授
「新しい歴史教科書をつくる会」元会員・第3代会長。専門は憲法学、政治思想。慶應義塾大学総合政策学部講師。
以下はウィキペディアから。「つくる会」会長として一躍有名に。ただし、上記にあるように同会は内紛がつづいた。
保守主義の立場からマルクス主義思想を徹頭徹尾批判する発言で有名。またジェンダーフリーや夫婦別姓も厳しく批判し、教育分野においても積極的に提言する。発言の趣旨、その根拠の信憑性については賛否両論がある。 |
以上が5人組。
率直にいって、どこからみてもうさんくさいと私には思えてしまう5人組。と同時に歴代のブレーンといわれる連中のなかでも、私などはとくに貧弱に思えてくる。安倍の「政治家」としての実績とかかわってきた「運動」の貧弱さと狭さを、そのままこの陣容が示していると私は思う。
『東京新聞』はつぎのようにのべている。
関係者によれば、この五人のメンバーは今春からこの日までに三回程度、一堂に会し、「安倍政権」の課題について議論してきた。安倍氏本人にも政策的な助言をしてきたという。
そして、同紙はこの5人をよんで「思いっきり保守5人組」との見出しをつけたのだ。
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私も同じ感想をもっています。紹介しているところでもその一端が分かりますが、とんでもないブレーンですよ。こんな人物をブレーンにする安倍の水準がしれています。
日本も終わった、とならないようにしたいものですね。
今後ともよろしくお願いします。