森羅万象、政治・経済・思想を一寸観察 by これお・ぷてら
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消費税増税と政党再編の可能性 - つぶやき#4
昨日と同じように tweet から、2つ。
民主党政権も野田が首相になって、消費税増税路線がいっそう明確になった。その意味で新しい段階だろうが、いくら税と社会保障の一体改革といってみても、以前の自民党政権をふくめて主張の本質は少しもかわっていない。
2つのことを強調したい。1つは、消費税の逆進性をさすがに否定できずに記事にある方向を臆面もなく提起していることだ。つまり、「所得税や相続税で高所得者の課税を強化する」とはいえても、法人税課税強化はいってはいない、いえないという同党の立場を反映している点。別のことばでいえば、これは階級的な基盤が大企業の側にあるということだ。いうまでもなく、たとえ所得税、相続税で高所得者の課税強化といっても、消費税の逆進性そのものが解消されるわけではもちろんない。
2つ目は、石原発言にかかわって、たとえば民主党のなかには消費税増税に少なくとも表向きには賛成を表明できない議員がいるだろうから、増税が具体的に俎上にのぼれば、動揺がおきる可能性はあるということ。この点で、自民党内の動揺よりはるかに民主党内の動揺は大きいと想定され、石原はそれを承知の上で発言している。
ボクは昨年、当ブログを「再開」してのちすぐに政党再編にふれた。その前提は、以前に再三、強調してきたこれまでの自民党と民主党の合計得票率に大きな変化がないという1つの特徴である。それぞれの議員の態度や主張に仮にちがいがあっても、有権者の側は、自らの選択の許容範囲として民主・自民を同じように位置づけていると推測される。このような有権者の推測は、民主・自民の政党の階級的立場が基本的に一致しているということと表裏の関係にあるとボクは思う。
消費税が今後、政局の重要な環であることはまちがいないだろうから、この議論でもサヨクががんばれるかどうか、それが岐路にたったこの日本政治を国民の側に引き寄せる条件になっている。
*消費税と税制についてのボクの見解は、カテゴリ「消費税/税の使い途」をご覧いただければ幸いです。
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- 消費税増税を軸に。政党再編あるか。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20111123k0000e010005000c.html
キモはリードとこの部分
>衆院議員の任期満了後の13年10月か14年4月に8%、15年4月か同10月に10%にする案を軸に検討する見通し。また、増税で低所得者の負担が増す「逆進性」対策では、所得税や相続税で高所得者の課税を強化するなどし、理解を得る考えだ。(2011.11.24) - 石原発言の不確実性。多くの問題で、党内一致とはならない民主、自民両党。1年前に私自身は再編の方向を主張したのだが、現状では発言の確実性は高くないといってよい。したがって、不確実性=可能性はあるということ。(2011.11.23)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011112201002510.html
民主党政権も野田が首相になって、消費税増税路線がいっそう明確になった。その意味で新しい段階だろうが、いくら税と社会保障の一体改革といってみても、以前の自民党政権をふくめて主張の本質は少しもかわっていない。
2つのことを強調したい。1つは、消費税の逆進性をさすがに否定できずに記事にある方向を臆面もなく提起していることだ。つまり、「所得税や相続税で高所得者の課税を強化する」とはいえても、法人税課税強化はいってはいない、いえないという同党の立場を反映している点。別のことばでいえば、これは階級的な基盤が大企業の側にあるということだ。いうまでもなく、たとえ所得税、相続税で高所得者の課税強化といっても、消費税の逆進性そのものが解消されるわけではもちろんない。
2つ目は、石原発言にかかわって、たとえば民主党のなかには消費税増税に少なくとも表向きには賛成を表明できない議員がいるだろうから、増税が具体的に俎上にのぼれば、動揺がおきる可能性はあるということ。この点で、自民党内の動揺よりはるかに民主党内の動揺は大きいと想定され、石原はそれを承知の上で発言している。
ボクは昨年、当ブログを「再開」してのちすぐに政党再編にふれた。その前提は、以前に再三、強調してきたこれまでの自民党と民主党の合計得票率に大きな変化がないという1つの特徴である。それぞれの議員の態度や主張に仮にちがいがあっても、有権者の側は、自らの選択の許容範囲として民主・自民を同じように位置づけていると推測される。このような有権者の推測は、民主・自民の政党の階級的立場が基本的に一致しているということと表裏の関係にあるとボクは思う。
消費税が今後、政局の重要な環であることはまちがいないだろうから、この議論でもサヨクががんばれるかどうか、それが岐路にたったこの日本政治を国民の側に引き寄せる条件になっている。
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