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未来世紀ブラジル

2005-02-16 23:17:16 | ★★★★★★★★☆☆
監督 テリー・ギリアム
キャスト ジョナサン・プライス、ロバート・デ・ニーロ、イアン・ホルム
1986年 アメリカ
ジャンル:カルト、SF 

【あらすじ】
20世紀、徹底した情報管理社会のある国。政府は横行する爆弾テロに手を焼いていた。そんなおり、靴屋のバトル氏を容疑者のタトル(ロバート・デ・ニーロ)と間違えて逮捕してしまうという事件が起こる。情報省の役人サム(ジョナサン・プライス)がもみ消しに派遣されるが、彼は自分の夢に出てくる美女が、バトル氏の隣人ジルであることに気づく…。

【感想】
テリー・ギリアムの作品の中でも特にカルトな本作です。独特の世界観を持っているという面では映画史でも上位にランクされるのではないでしょうか。未だに根強いファンが沢山いる映画です。ただし興行的には大失敗だったそうで、いかにもテリー・ギリアムらしいなと思います。

カルト映画であると言いましたが、映像(美術)のセンスがそれに輪をかけています。特に鎧武者との戦いは笑いました。ここでも日本の文化は人気があるようです。
それからロバート・デ・ニーロが空調設備の修理工役として出ているのですが、決して重要な役でもないにもかかわらず、かなり目立っていました。

ラストは残虐すぎるので嫌いな人も多いと思います。ちなみにエンディングは2種類あり、アメリカでは当初ハッピーエンド版として放送されたそうです。後に監督自身が再編集を施した131分としたのものが、我々が一般的に知っているものです。

映画にインパクトを求めるタイプであればうってつけ。

お勧め度:★★★★★★★★☆☆


未来世紀ブラジル

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