Go The Distance!

地球が、自然が、人が、好き
走ること(Swim, Bike, Run)が大好き
ウッドキャビンの部屋にようこそ!

課題の見えたレース

2009-10-19 00:26:14 | トライアスロン
週末のレースに至るまで

ウヘンデトライアスロンクラブの方が手配してくれた
バスに乗り、自転車はトラックに載せて移動
…のはずでしたが、
早朝出発して現地で試走するはずが、プ~さんを1時発
現地到着は5時になるとのこと

え~
聞いてないよ
何でぇ?

理由①
既にこの大会に出場経験がある人が多数のため
コースは知っている

理由②
もともとアイアンマン(ロングの選手)なのでオリンピックディスタンスで
勝ちをねらっていない

だったら早く教えてくれ!
…と言ってもしょうがない

試走できないのは困る
ということで出発の3日前にキャンセル
行きだけは自分達で行くことにしました
次の日、YOMEにお願いして高速バスのチケットを買いに行ってもらう
席を無事確保

この週は仕事もとびきり忙しく
まったく準備できず金曜日の夜に慌ててバタバタ持ち物をそろえる
パッキングは明日の朝起きて、出発前にやろう
と思い就寝

翌日、目が覚めると…2度寝してしまった
あわてて荷物をつめ出発

そんなこんなで迎えた
10月2週目の週末
土曜日

朝7時の高速バスに乗るため自宅を6時に出ます



プ~さん高速バスターミナル到着
ここからバスに揺られること4時間
ウルルジンに到着
…がレース会場はここから40キロほど南下したところ
ここからはタクシーに乗って移動

お昼には会場到着



早速バイクを組み立てます
散々迷いましたが、DHバーはもとから使っていたアルミのものをセット

ここでトラブル発生



ボトルがはまりません…下へずれていく…



下のボトルの押さえにヒビが入っている…
1年弱の寿命でした



お気に入りのボントレガーのボトルを取り外し



グッズ販売コーナーで売っていたPROのホルダーに変更
(ちなみに80000Wでした)

やはり早めに現地入りして正解でした…
何が起こるかわかりません

気を取り直し、早速バイクコースの試走です



カニと



イカが有名な町だそうです



こんな巨大ガ二も?!コース上から応援してくれます



海沿いの走る往復20キロのコース
往路はかなりの向かい風
復路は追い風で40キロ以上楽に出ます



イカも応援してくれます

その後、スイムの試泳(って言うのかな)
以前の大会と違って、監視員もいないので好きに泳いでいい感じです
1周750mを2周
2つのブイを回っていき、一度は陸に上がらないといけません
海の透明度は高くて、クラゲもいませんでしたが
わかめ?が多くて、手にからまる…
ブイも見えづらい
一度泳いでおいてよかった

ランは1周5キロのコースを2周します
こちらも海沿いですが、建物もまわりにあり
それほど風の影響はありません

ランの試走が終わった頃、
ウヘンデトライアスロンクラブから連絡があり合流

受付をすませバイクチェックを終えて
ウヘンデトライアスロンクラブの方が手配してくれた
今夜の宿となっているペンションへ向かいます

時刻は午後6時を過ぎた頃
ペンションに到着すると
先に着いていた方が夕食のバーベキューの用意をしてくれていた
こちらも着替えて一緒に食事を頂く

…がここで大きな誤算が



食べても食べても
チキン、ポーク(かの地の方は、ビーフはあまり食べません)の山盛りがサーブされます

「もういいです…」

「いいから、食え!食え!」

いや、もう…
下を向いたら出ちゃいそうなくらい食べました

「食後は、サッカーだ!」

とアイアンマンたちは暗闇の中テニスコートでサッカーしてました…

私は、あまりにも気分が悪かったのでしばらく部屋で休んでいましたが、
絶対このままでは朝、胃がもたれてしまうと思い
夜中にジョギング
結構、体が疲れていたのですが(三種目こなしたし)しょうがないです

そういえば夕食を食べている時に競技説明が会場であったはず
ウヘンデトライアスロンクラブの方は、
「聞かなくても大丈夫」
「すぐに話が終わって、後は、ビール飲むだけだよ」
と仰り、説明会には関心がなかった様子

私は気になったのでジョギングがてら大会本部のあるテントまで向かうと
まだスタッフの方がいらっしゃったことにも驚いたが
かなり変更があったことにはもっと驚いた





バイクとランがコース変更
おまけに
ラン2周→3周
と周回数が変わっている!

いやぁ行っておいて良かったよ

翌朝
日曜日
レース当日



やっぱりまだ胃がもたれている
バナナとリンゴ、アミノ酸のジュースだけ胃に流し込むとすぐに出発





会場に到着すると早速バイクと共に
トラジションエリアへ



軽くジョグでアップしてから



ウェットスーツを着て、海上チェックのため泳ぎます
水温はかなり低いが前日体感しているのでそれほど驚きません



ここで耳を疑う放送が
「出発の合図で全員一斉にスタートしてください」

え?
ちょっと待てよ??

男子だけでも500人以上いるんだけど
女子もいるからもっとか

この狭いブイの中を500人が一斉の泳ぐぅ???



何て考えいるうちにスタート

後にも先にも500人一斉なんてレースもうないでしょう
はっきり言ってまともに泳げたのは(1.5キロの間で)数メートル
後はずっと殴られ
蹴られ

ゴーグルなんて2回も外れました

喧嘩スイムです
終始



折り返しも、スイムのラストも
前の方の集団にいた(YOME談)とのこと
私もそんなにタイムはわるくないだろうと思ったら
腕時計が止まったままになっていた
ずいぶん殴られたからなぁ…



トランジションまでに何とかウェットの上まで脱ぐことができた
今回は腕時計がひっかり手が抜けなかった
また途中でゴーグルを落としてしまい拾うなんてこともあった



一体タイムはいくつだったんだ?
ちょっと頭の中が混乱したが
わりとすばやくバイクの準備が出来て出発



しかしその後が良くなかった
スイムから上がった第一集団がひとかたまりになって前方に居るため
抜くに抜けない
おまけに道が細いので抜くにもタイミングが必要で一気にゴボウ抜きという
いつもの戦法が使えない

それに本来禁止されているドラフティングも
海からの向かい風があまりに強いためか
先頭集団は団子状態
でもトレイン状態だからやっぱり早い

こちらも地道に一人ずつ抜いていくのだが
往路では思うようにスピードがあがらない
向かい風もあるが、先頭からちぎれた人を避けながらなので
なかなか速度もあがらず
とにかく復路では向かい風を利用して飛ばしたが
その自分の後ろには列車が…
風除けにされている…

最後の周回の復路
先頭集団を追ってトランジションエリアに向かうが
すでにランパートに入ってる人多数

マズイ

順位とか考えたくはないがとても入賞に手が届くとは思えない…
一瞬ヨギル暗い影を吹き飛ばしランパートへ



肩にかなり力が入っている
力まず足を回せ
頭で分かっているが、どうにも思うように足が前に出ない





どれだけ抜いても
心の焦りが抜けない



心と体が連動していないようなちぐはぐな感じでゴール

結果
2時間20分23秒

順位:13位

今までで最も悪いタイムだ

スイム:36分20秒

バイク:1時間8分58秒

ラン:35分6秒

あれだけスイムの練習をしたのに何て酷いタイムだ

バイク…こちらもワースト

唯一の救いは、ラン
35分は過去最高(社会人になって10キロレースでも出したことがない)

いろいろと課題が見えたレースだ

このレース終わってオフシーズン

スイム、バイクと
0(ゼロ)からはじめるつもりで取り組んでみよう

最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ほんまぁ)
2009-10-19 22:15:13
色々と厳しいレースでしたね…戦うべき相手が自分自身と周りの選手以外にもたくさんいたという感じですね。
ただ失敗から学ぶことは多いと思います。ウッディさんならその修正もばっちりだと思います。今回のレースを機に、さらに強くなりそうですね!
私はシーズンオフに入り、トレイルを走り込んでいます。練習量を徐々に増やし、来シーズンのロング参戦に向けて身体づくりをしていこうと思います。
シーズンオフに様々なことを試し、失敗と成功を繰り返して、来シーズンにつなげていきましょう!
返信する
Unknown (BK)
2009-10-19 23:30:39
お疲れ様でした。
スイムとバイクは最低、と仰りつつもキッチリとランでベストを更新する先生、素晴らしいと思います。
私は6GOで週ごとに最高時速が落ちる日々を過ごしております。
精進精進。
返信する
Unknown (ウッドキャビン)
2009-10-21 16:22:18
>ほんまぁさん

なかなか…かの地のレースに慣れが必要です
ただ、バイクもスイムもまだまだ改善の余地ありだと思っています
今は、純粋にスイムもバイクもランも楽しみながらトレーニングが出来ていることが何よりも嬉しい!
来期のパワーアップした自分に会えることを楽しみに今日も走りたいと思います!

>失敗と成功

三種目のポジション&フォームの見直しをしています
これも今だからできることですね


>BKさん

レスありがとうございます
途中であきらめてしまいそうなくらい
スイムとランでは、コテンパンに叩きのめされました…
仲間の声援のおかげで何とか走りきれました
自分の『弱さ』を痛感してレース
速さ以上に『精神的な強さ』も必要
学ぶことの多いレースでした
返信する

コメントを投稿