星槎教育研究所ブログ★相談員の部屋

みんなちがって、みんないい。一人ひとりの宝物を見つけながら。

2月の朝食クラブ開催

2009-02-26 13:45:29 | コンパス事業~ひきこもり・NEET 
訪問サポート士のIです。

星槎コンパス、月に一度のお楽しみ!

朝食クラブ」が今月も26日に、若者・親御さん合わせて
20名以上のお客様のもと、開催されました。

今回のメニューは、豚汁うどん、お汁粉、たくあん。


メインディッシュの豚汁と、お汁粉は、
前日に、コンパス参加者の皆さんが、協力し合いながら作ってくれました。



一応スタッフとして、私は現場にいたんですけども…

…申し訳ありません。味見係だけ務めさせていただきました…

星槎コンパスメンバーのチームワーク、ここに有り!



そして迎えた当日。

豚汁は、大根や里芋などの味がよく出ていて、実に深い味わいでした。
それにうどんを加えたときの美味しさといったら!



お汁粉も、甘過ぎなくって、非常にいい感じでしたよ。delicious!


美味しい食事をいただいた後は、
若者たちも親御さんも一緒になって、
コミュニケーションゲームです。

4分間の間にできるだけたくさんの人と自己紹介をし合ったり、
白い紙に「マンダラ」のような図を書いてもらい、
みんなで気持ちを共有し合ったり。



私もそうなんですけど、
人前で自分の意見を発表するのは、非常に緊張しますよね。

でも、一度経験しておくと、次から大分楽になっていくのも
事実だと思います。

今日も素晴らしいコメントを、たくさん聴かせていただきました。
皆さん、本当にお疲れ様でした。


それにしても、今回もあっという間の2時間。

次回も、充実したプログラムをご用意して、
お待ちしてます。

三田地真実先生が、『応用行動分析』をいかした子育てハンドブックを出版なさいました

2009-02-26 07:44:17 | 本の紹介
星槎大学で 山口薫学長といっしょに
『応用行動分析』を担当なさっている三田地真実先生が
「 子育てに活かすABAハンドブック
 応用行動分析学の基礎からサポート・ネットワークづくりまで 」を
出版なさいましたので、皆様にご案内いたします。

三田地真実先生は 星槎教育研究所もお世話になっており
昨年の実技研修会でも講座をもっていただき
大好評でした。

☆★★☆☆★★☆☆★★☆☆★★☆
『 子育てに活かすABAハンドブック
応用行動分析学の基礎からサポート・ネットワークづくりまで 』
https://www.space96.com/php/user/item_detail.php?store_id=space96&item_cd=s09012706
著者:三田地真実・岡村章司 監修:井上雅彦 
 価格:2,310円 発売日:2009年01月30日

(内容)

 難解な専門用語を極力使わずに、ABA(応用行動分析学)の重要な考え方を
 解説したわかりやすい入門書!
ABA(応用行動分析学)を初めて学ぶ方向けの入門書・テキスト。
難解な専門用語を極力使わずに、
 ABAの原理・重要な考え方のエッセンスを基礎から解説し、
 ステップ・バイ・ステップで指導の進め方を紹介している。

ABAを取り上げたペアレント・トレーニングの企画・運営方法や
 実際のケース(事例)も具体的に提示しているほか、
 付録として記録フォーム集をつけているので、理論だけではなく
 実践にすぐに役立つ内容となっている。
 
これからABAを学ぼうとする保護者や現場の先生方、
 さらには親の会などでペアレント・トレーニングをデザインする方に
 絶好の一冊。

(目次)

第1部 ABAをベースにした指導ステップ──「やりとり上手」への道
  1 ミニレクチャー──ABAの基礎の基礎
    (1) ABAの真髄(その1)──ABCフレームで行動を見る
    (2) ABAの真髄(その2)──機能的に行動を理解する
  2 ABAの原理をもとにした指導プロセス
                ──ステップ・バイ・ステップで進めよう!
    ステップ1 意味づけ上手への道
          ──何のための指導? 何を目指す? 指導の意味・意義
    をしっかり見据える!
    ステップ2 観察上手への道──しっかり「見る」、全体の中で「見る」!
    ステップ3 ほめ上手への道──強化の原理を応用する!
    ステップ4 工夫上手への道──よい行動をうまく引き出すのがコツ!
    ステップ5 ふり返り上手への道
           ──うまくいかなくても大丈夫! すべては学びの機会

第2部 ペアレント・トレーニングの勧め──ファシリテーションを応用して
  1 ペアレント・トレーニングで目指すもの(その1)
         ──仲間と共にABAの理解・実践を行う
  2 ペアレント・トレーニングで目指すもの(その2)
         ──仲間同士のサポート・ネットワークをつくる
    (1) 「学びと実験の場」として
    (2) 「仲間同士のサポート・ネットワークをつくる場」として
    (3) 「親の会」ペアレント・トレーニングのその後
  3 ファミリー中心アプローチ(ファミチュー)の哲学をベースにした
    ペアレント・トレーニング
  4 ペアレント・トレーニングのプログラムをデザインする
        ──ファシリテーション入門
    (1) ファシリテーションで大切な3つのこと
        ──1番は「ゴールの明確化」
    (2) ペアレント・トレーニングをワークショップ型で行う意味
    (3) ペアレント・トレーニングのプログラムを具体的にデザインする

第3部 ABAを学ぶためのペアレント・トレーニングの実際
        ──リアル追体験してみよう!
  1 第3部のはじめに──実際のペアレント・トレーニングの場面から
  2 具体的なケース集
    (1) ある程度自分でできる行動をターゲットにしたケース
    (2) お母さん自身の行動をターゲットにしたケース
    (3) 生活の流れの中にターゲット行動を組み込むことで成功したケース
    (4) 学校の先生と一緒に取り組んで指導がうまく進んだケース
  3 第3部のまとめ

  付録 記録フォーム集

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ふわっとサポートできるクラスに
みんなが居心地のよいクラスに
イジメのないクラスに
U_SST ソーシャルスキルワーク
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年間指導計画実例・1年~6年までのプログラム一覧・紙面見本・パンフレットはこちらをご覧ください


心のクセを直す~認知行動療法をコンパスメンバーと

2009-02-25 06:25:59 | SST ソーシャルスキルワーク
認知とは“ものの見方や考え方”

客観的に見ているつもりでも、
ものの見方はその人独自の傾向性があらわれる。
それが心のクセ(自動思考)。

ストレスで押しつぶされそうなときや
こころのエネルギーが枯渇しそうになっているときは
特にその傾向性が強くなる。

  ※自動思考(認知のゆがみ)についてはこちらがわかりやすいのでご覧ください。


先日 コンパスメンバーとこの認知行動療法をやってみた。

いろんなマイナスの場面を考えて
どう認知を変えていけばいいのかを
みんなで話し合った。


参加者から、
○意見を出し合って、お互い高められて、良かった。
○自分では、なかなかしないから良いと思った。
○自分のくせに気づくにはこういう時間が大切だなと感じた。
○定期的に続けてほしい。
○個々に当てはめて、もう少し個々に考える時間を増やしてみたい。
などの感想をいただきました。

次回は 3月6日(金)14:00~です。
皆様もぜひご参加ください。   

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マイナス思考を前向きに~認知行動療法について

2009-02-22 07:57:23 | SST ソーシャルスキルワーク
どうしてもマイナス思考
悪いほうに考えてしまう・・・
そして自分を責めたり 相手を責めたり
環境のせいにしたり。

実はわたしも、そうだった。
がんばって直してきたけど、まだまだ残っている。
そんなとき 周りの人に
「ドンマイ!」とか「考えすぎ!」とか
言ってもらうと気分を切り替えて 少し元気になれる。
自分で気持ちを切り替えられるともっといい。


プラスの受け取り方に切り替えたい!
それが 今ブームの認知行動療法。
受け取り方(考え方)が変われば、気持ちも変わる。行動も変わる。

品川裕香さんのセミナーでも
エビデンスのある療法として
アメリカでも研究成果や宇治・広島少年院での実例を挙げられていた。

日本の子どもたちの自己肯定感の低さは
世界比較調査でも示されている。
「何とかして子どものうちからセルフエスティームを
あげていきたい・・・」という思いもあり、
今度 小学校導入教材として作成した
「人間関係力を育てるU_SST ソーシャルスキルワーク」にも
考え方をいれていった。

たとえば小学校4年生の教材の一部

日直のとき黒板を消し忘れていたとき
友だちから
「日直でしょ。黒板消し忘れていたから、消しといたよ」と
言われたとき。

●「今やろうと思ってたのに・・・」と受け取ると ➠ くやしい!
●「かわりにやってくれたんだ」と受け取ると   ➠ ありがとう!
●「おこってるかな・・・」と受け取ると     ➠ 不安・・

その後の行動も変わってくる。

認知行動療法というような大げさなものではないけれど
何気ない一言で落ち込んでしまうより
前向きに受け止めて 自分の糧にできるような
プラス思考のこころのクセをつけていきたいと思う。

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「ふわっと」やさしい言葉が満ちたクラスや家庭に ~クラスまるごとSST 

2009-02-20 22:59:02 | SST ソーシャルスキルワーク
からだが食べたものを吸収し栄養として育つように、
こころは受け取った言葉を栄養として育つのではないでしょうか。
特に、言語を形成していく時期、
精神的にも大きく成長して自我を形成していく発達期において、
言語環境が与える影響は大きなものがあります。

家庭内やクラス内で使われ、自分に降りかかる言葉が、
「やさしく慈愛のようにしみわたり勇気づけられるもの」か、
「ナイフのように突きささり傷をあたえてやる気を失わせるもの」かは、
大きく成長にかかわって来ると思います。

また、会話のときに使われる言葉がやさしく
思いやりを感じられるものであることが、
お互いのコミュニケーション力を高める土台となります。

やさしい言葉で伝えること、やさしい言葉で返すことは、
相手を大切な存在を受けとめていることを言葉で示していることになるでしょう。

「ふわっと」やさしい言葉が満ちたクラスや家庭でありたいと思います。

人間関係力を育てるソーシャルスキルワークでは
課題のある子に向けてのSSTではなく
クラス全体が支えあう居心地のいい環境をつくるための
ユニバーサルデザイン型SSTです。



紙面見本「ふわっと言葉とチクッと言葉」(小3用)
http://www.nipponhyojun.co.jp/sst/img/sample01.pdf
http://www.nipponhyojun.co.jp/sst/img/sample02.pdf
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ふわっと言葉 と チクッと言葉 ~母子福祉施設職員研修にて

2009-02-18 13:04:00 | SST ソーシャルスキルワーク
先日 社会福祉協議会の母子福祉部会の
研修会に招かれて「SST」についてお話しさせていただきました。

母子生活支援施設のスタッフの方々対象です。

経済的困難、不登校、DV、虐待、発達障害など
いろいろな課題が重複している母子家庭に
何を支援していくことができるか
SSTの話を中心に スタッフの皆さんといっしょに考えてみました。

第一部 SSTについて
第二部 スタッフ間でのグループミーティング
という二部構成で 聞くだけでなく一人ひとりが発言する機会があり
同じ仕事をする他の職場の方々との情報・意見交換ができたのが
良かったと思います。

SSTの中で一番みなさんのやってみようと思われたのが
『ふわっと言葉 と チクッと言葉』です。
やはり家庭内でも学校でも
きもい・ウザイ・死ね・ぶっ殺すなどの
言われていやな言葉が飛び交っているそうです。

そんな中で すばらしい事例を発表してくださった方が
支援員さんがいらっしゃいました。

大縄をやっていたとき
どうしてもひっかかってとめてしまい
チームメンバーから「お前はずれろ」と言われていた子がいたそうです。
ある日スタッフのかけた「ドンマイ」の声が
みんなの中にも広がり始めました。

「ドンマイ!」という声が増えるにつれ
みんなの中にも「そうだ!失敗してもいいんだ」という空気が生まれ
失敗した子を責めなくなり 教えあい助け合うよいチームになり
とうとうみんなで150回飛んだそうです。

みんなの助け合う良い雰囲気を生んだだけでなく
最高記録まで達成するパワーとなりました。
「ふわっと言葉」力はすごいですね!


研修感想より

・子ども達の自己肯定感や自己認知を高めるために、毎日のちょっとした言葉づかいや行動で見本を見せていくことが大切であり、職員の心がけで充分実行していけるものだと思いました。もちろん子どもだけでなく、お母さんのことも見ているよ、心配しているよというアプローチも同時に見せてバランスをとっていくことも忘れないようにしたいと思います。

・子どもと関わる日常の業務のなかで、コミュニケーションが不得手なことにより、子ども同士でトラブルが起こる事が多いように感じます。今日お話しをお聞きして、感情を表現すること、お互いが気持ちよく感じるコミュニケーションをすることの練習となるワークを学ぶことができて、とても良かったです。日常や行事で取り入れたいと思います。

・子どもとの日々の関わり方について考えさせられました。ふわっと言葉とチクっと言葉を私達も心に止めて子ども達にも感じてほしいと思いました。ふわっと言葉の木、チクっと言葉の木、是非やってみたいです。

・ありがとうございました。ふわっと言葉とチクっと言葉を木につけるというのを、施設で
行ってみようと思いました。子どもが遊びながら楽しんで行えるSSTを伸ばせる方法を知り、とてもためになりました。

・子どもについて、改めて深く考える機会でした。具体的、自己肯定感を増やすため職員の接し方、また子ども自身に気付かせていくために活かせる『ふわっと言葉、チクっと言葉』など参考になりました。職員としてより多くのふわっと言葉を提供していきたいおと思いました。

・子ども自身が言語化が難しい場合、親も難しいことが多くあると思います。代弁し、それを親にもつなげていくことの大切さを感じることができました。できていること1つ1つに目を向けて、問題と思われることも前向きに捉えて関われていけたらいいと思いました。

・SSTの基礎的な部分を知ることにつながりました。グループワークを通して他の施設と比較することができ、視野が広がりました。

・子どもたちとの関わりの中で、日々自問自答する毎日です。お母さんが子どもたちの前でも平気で汚い言葉を使うことが最近多くなってきたなと感じています。それをやはり子どもたちが真似をしてしまうことも多く、職員の側で注意して直していくことも多いです。
そんな中で、『ふわっと言葉』『チクっと言葉』の木など施設に持ち返って実践できたらなと思いました。

・子どものほめ方、叱り方など日々悩んでいたのでとても勉強になりました。子どもの表面だけを見るのではなく、その行動の裏に何が隠れているのかを常に考えていかなくてはと思います。ディスカッションでは実践例なども聞けたので、施設でもやっていければと思いました。

など多数のご感想をいただきました。
ありがとうございました。
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第3回じぶんの一歩セミナー

2009-02-17 17:21:05 | コンパス事業~ひきこもり・NEET 
訪問サポート士のIです。

今日のコンパスでは、「第3回じぶんの一歩セミナー」が行われました。
講師は、学び総合研究所代表・西尾竜一先生です。

参加者の皆さんには、マインドマップを書いていただきました。


マインドマップというのは、中心となるキーワードを図の中央に置き、そこから放射状にキーワードやらイメージなんかをつなげていくことで、発想をのばしていく、そんな感じです。

その後はみんなで、シゴトって何だろう?働くって何だろう?
そんなことを、色々と考えたり、歌を聴いたり。

今日のセミナーが、皆さんにとって、職業や人生を考える一助となってくれれば嬉しいです。


~皆さんの感想から~

◆お話が聞けてよかったです。

◆仕事にもいろいろあって、本当は楽しいものなんだということを感じました。

◆階段を少しずつ登って下がってもいい、しかし全体として上がっていったらいいという感覚は、非常に共感でき、良かったです。

◆仕事を産み出すっていうことは、こういうことなのかなという感じ。もっといろんなことをやってみたい。

Hot Cake!

2009-02-16 11:33:22 | コンパス事業~ひきこもり・NEET 
訪問サポート士のIです。

もう終ってしまいましたが、2月14日はバレンタインデーでしたね。
それに因み、コンパスでも皆でホットケーキを作り、美味しくいただきました。

材料を混ぜ合わせ、


形を整えてホットプレートで焼きます。


ハイ!出来上がり!



参加された皆さんの感想です。

◆皆で試行錯誤して、粉からホットケーキを作って楽しかった。

◆今回のイベントに関しては、告知メールを見て来ました。体調(精神的)が悪かったのですが、人が沢山いたので話ができてとても楽しかった、面白かった。

◆色々な人と話す事で、情報交換が出来て楽しかった。

◆また、何かやって欲しい。

◆お知らせあれば来ても良いかなと思っている。


星槎のコンパスでは、さまざまなイベントを行っています。

今、このブログを見ているあなた!そう、君です。
次は、ご一緒に参加しましょうね~

次回の朝食クラブは2月26日です!

2009-02-16 11:05:04 | コンパス事業~ひきこもり・NEET 
訪問サポート士のIです。

みんなで朝ごはん!
おいしい食事をいただきながら、楽しくおしゃべりしましょう。


◆日 時    2009年2月26日(木) 
                午前11時~午後1時

◆会 場    星槎教育研究所 東京事務局
          (東京都新宿区神楽坂6-35-1 教育センタービル2F
           東京メトロ東西線・神楽坂駅1番出口下車、徒歩1分)

◆内 容    バイキング形式(パン、サラダ、コーヒーなど)のお食事会

◆対象者    都内在住の、15歳~34歳の社会参加が難しい人、その保護者 

◆費 用    当事者は無料、保護者・支援者は300円です。

◆定 員    20名(予約制です。お電話でお申し込み下さい。)

◆お申し込み・お問い合わせ
        NPO法人星槎(せいさ)教育研究所
        電話  03-3235-3661
        Email soudan@seisa.ed.jp

ただ食べるもよし、語り合うもよし・・・

人間関係力を育てる「ソーシャルスキルワーク」完成! 21年度新発行します

2009-02-13 01:26:00 | SST ソーシャルスキルワーク
この2年間 星槎教育研究所で取り組んできた
小学校導入教材「ソーシャルスキルワーク」が完成。
この4月から 日本標準http://www.nipponhyojun.co.jp/ 
より発行されますので、皆様にご案内申し上げます。

こころよく監修をお引き受けくださった
阿部利彦先生ありがとうございます。
阿部先生がいつもおっしゃっている
「いいところ応援計画」「ふわっとサポート」が
できるクラス環境をめざした教材です。


くわしくはこちらをご覧ください。

人間関係が希薄な社会 他人とのコミュニケーションが苦手な子どもたち
そして いじめや不登校などの問題・・・  
そんな中で、このユニバーサルデザイン型のソーシャルスキルワーク
“UーSST”の必要性を感じ企画作成いたしました。

クラス全体がさりげなく支えあう 
“居心地のよいクラス”をめざし、
子どもたちが 人とひとがかかわりあって生きていくときに大切な
あいさつ・セルフコントロール・アサーション・ふわっと言葉
前向きな気持ちを育てる認知スキル・コミュニケーションスキルなど
さまざまなソーシャルスキルの獲得を主眼においた教材です。

これから少しずつ基本理念や内容をご紹介して行きたいと思います。
よろしくお願い申し上げます。
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教員免許講習~星槎大学では環境教育や特別支援教育も学べます

2009-02-12 09:32:13 | SFS【星槎教育研究所】
平成21年4月1日から教員免許更新制が導入されることになりました。

文部科学省サイト
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/koushin/001/08101410/002.pdf

大学時代に一度とった免許で 一生 教員でいられるということに
もともと無理があったと思います。
10年でもこれだけ変わるのですから・・・
とくに 特別支援教育!
先生方に LD ADHD 広汎性発達障害についての理解がないために
二次障害 三次障害を引き起こしている例が
たくさんあります。

星槎教育研究所でも 多くのセミナーを開催していますが
お見えになる先生は熱心な先生ばかりで
本当に聴講していただきたい先生には なかなか届かないのが悩みです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そこで星槎大学
http://www.seisa.ac.jp/koushin_gaiyou02.html

ただいま大好評受付中です。
北海道から沖縄まで全国で受講できますので
http://www.seisa.ac.jp/koushin_seisa03.html
ぜひ ご利用ください。


子どもの心を考える都民フォーラム ~市川宏伸・内山登紀夫・田中康雄・辻井正次先生勢ぞろい!

2009-02-09 21:22:05 | SFS【星槎教育研究所】
梅が丘病院院長市川先生から
ご案内いただきました。
すごい(濃い~!)メンバーの講演会&シンポジウムです。
おもしろそうです。しかも無料・・・さすが東京都主催です。

★以下東京都のHPより転載です。

子どもが抱える心の問題を理解するために
「子どもの心を考える都民フォーラム」を開催します


 東京都では、発達障害や児童虐待、いじめ、不登校、ひきこもりなど、
様々な子どもの心の問題に関わる地域の関係者等を支援するため、
東京都立梅ケ丘病院において「子どもの心診療支援拠点病院事業」を
平成20年7月から実施しています。
 
今回は「現代の子どもが抱える心の問題 発達障害を中心に」をテーマに、
都民向けの講演会とシンポジウムを開催します。


1 日時
 平成21年2月25日(水曜日) 13時30分から16時30分まで

2 会場
 東京国際フォーラム・ホールC
 (千代田区丸の内3-5-1 最寄駅:JR・地下鉄有楽町駅)

3 テーマ
 「現代の子どもが抱える心の問題 発達障害を中心に」

4 プログラム(予定)
第1部 講演会
 現代の子どもが抱える心の問題について、医療、福祉、教育などの視点からわかりやすくお話します。

 演者:
  東京都立梅ケ丘病院院長 市川宏伸
  中京大学教授 辻井正次
  大妻女子大学教授 内山登紀夫
  北海道大学大学院教授 田中康雄

第2部 シンポジウム
 会場の皆様からの質問を中心に、第1部の演者によるシンポジウムを行います。

 コーディネーター:NHK解説委員 室山哲也

5 対象及び募集定員
 都民1,200名(先着順) ※参加料無料

6 申込方法
 平成21年2月16日(消印有効)までに、往復はがきに、住所・氏名・年齢・性別・職業・電話番号を書いて、「都立梅ケ丘病院都民フォーラム事務局」へお申込下さい。

◆都立梅ケ丘病院都民フォーラム事務局
 〒156-0043 世田谷区松原6-37-10
 電話  03-3323-1621


指紋を残すな! 大作戦!! ~神楽坂フリースクール実験教室

2009-02-06 19:23:58 | フリースクール 実験
今回の実験は 柑橘類の皮などに含まれる成分
“リモネン” を利用した 実験です。

まずは大事な予想から。 
卵やおそうざいや果物のパック、ペットボトル、カップ麺のいれもの
発泡スチロール、ふうせん・・・etc
この中で、プラスチックはどれかを考えます。

では確かめてみましょう!
   
ネーブル・みかんの皮をぎゅうっと絞って 指につけて
次々といろいろなプラスティックと思われる製品に 押し付けていきます。

その中で指紋が残りそうなものは・・・?
「どれもつくよ」「やっぱりちがう!」「これはつくかな?」

とりあえずついたけど それをティッシュでふくと・・・



指紋が消えてしまうものと 残る物に分かれました。

なぜ 拭いても指紋が消えないのでしょう?
それは、プラスティックとリモネンは、分子構造が似ているので
混ぜるとお互いに分子を溶かし合うから・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そして、この性質を使って“表札作り”です。
綿棒の先にリモネンをつけて発泡スチロールに押し付けていくと・・・


発泡スチロールがじゅっと みるみるうちに溶けていきます。
文字の形どおりに、慎重に溶かしていきます。



この実験ではリモネンのパワーを発見しました。
プラスチックの原料でもある石油が
「昔の生き物からできている!」と こともなく教えてくれたS君。
実験も次々に指紋をつけて確認をしていきました。

何気なく食べているみかんの皮に
物質を溶かしてしまうほどのパワーが 秘められていること
身近な素材に沈む科学に触れた実験でした。 (by M


ところで 発泡スチロールの処理に
天然素材のリモネンを利用するといいのでは
考えた方 いらっしゃいませんか?

ビンゴです!!

くわしくは こちらを
http://www.sunnymart.co.jp/eco/html/rimonen.html

視点を変えてみること、表現を変えてみること ~そして あったか言葉のプレゼント

2009-02-06 10:24:43 | フリースクール 今日のひとコマ
研究員のです!
     
上の絵をご覧になってください。この2つのりんごは、もともと一つのりんご。

1つのりんごをテーブルの上に置きました。
     そして・・・
「視点を変えて 二つの作品を創ってください」と伝えました。

・・・これが、このたびの表現授業の課題です・・・

同じ物でも 見る角度や着眼点、その時の気分によっても違ってくるものです。
日常に起こる様々な出来事も、受け取り方によって変わりますよね。

   1つのりんごを別の表現方法をとることで、別のりんごに見えてくる・・・
   これは、1つの物事を別の見方で解釈するということにつながります。

上の写真は男の子の作品。

カラフルなりんごとモノクロのりんご

    「一つのことも表現によって違う印象を与えるね。
     同じ場面でも、プラスに捉えるか、マイナスに捉えるかで、
     気持ちがかわってくるってことあるよね
     そんなことを伝えてくれる作品になっているね」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

心理士ちぃです。
さて、わたしも参加して授業はつづきます
次はSST!・・・創作の授業をSSTに取り込みました。
      
あったか言葉であったか気持ち
作品から感じたことを 言葉で表現して相手に伝えてみよう  

きもちを表現するための言葉って どんな言葉があったかな
     
五感はもちろん第六感も使って 感じたままを 言葉にしていきます
もちろん 不正解なんてありません
  
最初から言葉がすらすら出てくるわけはありません ・・・が
言葉のリズムってすごいですね どんどん言葉に拍車がかかってきました 
   
  
たくさんの言葉を 今度は仲間分け
   「雰囲気を表わした言葉仲間だね」
   「これは、色形 その物を表わした言葉仲間だ!」
   「あっ!この言葉はフィーリング仲間でどう?」   

ふだん人と話しをすることや 自分の意見を言うことが苦手な子、
自分に自信のない子・・・   
             
気がついたら みんな 夢中になって 話し合いをしていました
   
最後に  この作品のどの部分がどんなふうに感じたかな??
一つひとつの作品に コメントを書いて 
あったか言葉のプレゼントを送ります。

思いがあって それを言語化 さらに文章化するのが苦手な子もいます。
文字を書くことが苦手な子もいます。

そんな中でも 感じたことを伝えあうって
うれしいものだな・・・大切だなって感じました。

  



読売新聞医療ルネッサンスより~チックの緩和

2009-02-04 09:11:37 | 発達障害について
読売新聞の教育ルネッサンスでは
特別支援教育が取り上げられることも多く
星槎も何回か掲載していただいた。
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20081128-OYT8T00179.htmなど・・・


今 医療ルネッサンスで発達障害が取り上げられている。
先日の
『絵に没頭 チック和らぐ』
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/renai/20090123-OYT8T00225.htm
には 非常に感銘した。

発達障害のある方は
チック・吃音・強迫神経症などの症状が出ることが多い。
意識したり、抑えたり、治そうしたりするとすると
よけいに出ることもあり、本人も周りの方もつらい。

この文には 医療の可能性や本人のがんばり
いろんな面で勇気づけられた。