星槎教育研究所ブログ★相談員の部屋

みんなちがって、みんないい。一人ひとりの宝物を見つけながら。

3月の朝食クラブ開催

2009-03-26 15:32:01 | コンパス事業~ひきこもり・NEET 
訪問サポート士のIです。

星槎コンパス、月に一度のお楽しみ!

朝食クラブ」が3月26日に開催されました。

今回のメインディッシュは、ジャジャン!

ミネストローネ!



野菜がたっぷり入って、栄養満点です♪
普段一人暮らしで野菜不足気味の作者には、非常にありがたいというか。。。

さらに今回は、北海道の「星の島」から送られてきたスイートコーンも
彩りを添えました。ありがとうございます!!!



さすが、北の大地のエネルギーが浸みこんでるだけあって、深い味わいでした♪


さてこちらでは、男性メンバーの皆さんが卵と格闘中です。
美味しいスクランブルエッグが出来たでしょうか…?



今回の朝食クラブは、若者・親御さん合わせて
20名近くのお客様のもと、開催されました。

料理を作ったあとは、みんなで美味しくいただきながら、
しばしのご歓談です。

若者たちの話に、熱心に聞き入る親御さんの姿が、
何とも印象的でしたね。

食事の後は、学び総合研究所代表・西尾竜一先生による、
「第4回じぶんの一歩セミナー」です。



7名もの若者たちが、西尾先生のリードのもと、熱心にワークに取り組んでいました。


さて、3月ももうすぐ終わりですね。
星槎コンパスのある神楽坂も、随分暖かくなってきました。

2008年度の星槎コンパス事業も間もなく終わろうとしていますが、
2009年度も、ますますパワーアップした事業を展開していきますので、
どうぞご期待下さい!


今後の星槎コンパスの予定は、こちらからどうぞ。

次回の朝食クラブは3月26日です!

2009-03-19 13:55:22 | コンパス事業~ひきこもり・NEET 
訪問サポート士のIです。

みんなで朝ごはん!
おいしい食事をいただきながら、楽しくおしゃべりしましょう。


◆日 時    2009年3月26日(木) 
                午前11時~午後1時

◆会 場    星槎教育研究所 東京事務局
          (東京都新宿区神楽坂6-35-1 教育センタービル2F
           東京メトロ東西線・神楽坂駅1番出口下車、徒歩1分)

◆内 容    バイキング形式(パン、サラダ、コーヒーなど)のお食事会

◆ゲスト    西尾 竜一氏(学び総合研究所代表)
        ※午後2時から4時まで「じぶんの一歩セミナー」を開催(若者対象)。

◆対象者    都内在住の、15歳~34歳の社会参加が難しい人、その保護者 

◆費 用    当事者は無料、保護者・支援者は300円です。

◆定 員    20名(予約制です。お電話でお申し込み下さい。)

◆お申し込み・お問い合わせ
        NPO法人星槎(せいさ)教育研究所
        電話  03-3235-3661
        Email soudan@seisa.ed.jp

特別企画シンポジウム 「発達障害と不登校の関係を考えてみよう」

2009-03-05 18:26:47 | SFS【星槎教育研究所】
星槎教育研究所では
2007年度「不登校の背景にある軽度の発達障害」セミナー、
2008年度「明日からできる子どもの発達を支える理解と支援」セミナー
開催してまいりました。

●2007年度
不登校・ひきこもりといっても、
その背景には「軽度の発達障害」があることも多く、
「見えにくい障害」のために、本人、親も気がついていないことがよくあります。
社会的な認識が不十分で、他者から理解されにくいため、
誤解による非難や中傷、叱責により、傷つき、
自尊心の低下や心の問題を引き起こすことも少なくありません。
この事実を皆様に広く知っていただきたく 
各方面の専門家を講師にお呼びし、
全7回のセミナーを全国で開催いたしました。


それと考え方を同じくするシンポジウムが 
3月15日(日) 文京シビックセンターにて開催されます。
特別企画シンポジウム 「発達障害と不登校の関係を考えてみよう」
ぜひ 皆様もご来場ください。
星槎教育研究所、星槎国際高等学校からも発表いたします。


以下 東京都自閉症協会のHPから転記

最近では、不登校になる要因のひとつとして、
アスペルガー症候群などの
発達障害が背景にあるケースが少なくないことがわかってきました。

文部科学省の
「今後の不登校の対応の在り方について」(03年)の答申でも、
「発達障害と不登校との関係」に触れられており、
不登校に対応する上での留意事項となっています。

発達障害の子どもたちは、
適切な環境やサポートがあれば、生活に適応し能力を伸張できる子どもたちです。

その認知特性を活かして各方面で活躍している人もたくさんいます。

しかし残念ながら、さまざまな背景により不登校に至り、
その知的好奇心を満たす教育の機会が
与えられていないケースも多く見られるのが現状です。

発達障害の子どもが不登校に至る原因は何なのか? 

教育現場にはどんな課題があるのか?
今の教育システムの中で、
発達障害の子どもが不登校に至った場合、どんな受け皿があるのか?
発達障害と不登校の関係について、考えてみませんか?

★【日 時】2009年3月15日(日)10:30~15:00 ※受付10:00~

★【会 場】文京シビックセンター 区民会議室 (4階ホール) 
   文京区春日1-16-21
   東京メトロ丸の内線・南北線後楽園駅徒歩1分 都営地下鉄三田線・大江戸線春日駅徒歩1分 JR総武線水道橋駅徒歩8分

★【内 容】

《午前の部》10:30~12:00 
   基調講演 「不登校、発達障害と、社会の課題」(仮題) 
  【講 師】田中康雄 (北海道大学教授/JDDネット代表)

《午後の部》 13:00~15:00 
   パネルディスカッション「発達障害と不登校」 
   田中 康雄 (北海道大学/JDDネット 代表)
   三森 睦子 (NPO法人 星槎教育研究所 次長)
   石田 博彰 (星槎国際高等学校 立川学習センター) 
   松田 武己 (NPO法人 不登校情報センター 代表)
   コーディネーター:尾崎ミオ (NPO法人 東京都自閉症協会)   

★【会 費】会員:無料 非会員:1000円 

★【定 員】100名

※このシンポジウムは、厚生労働省障害者保健福祉推進事業として、
厚生労働省より助成を受け開催されます。

★【お申し込み】
高機能自閉症・アスペルガー部会事務局
( aspe(この後に@autism.jpをつけてメールアドレスにしてください)  fax:020-4623-1421)まで。

件名に「不登校シンポ申し込み」として 
1.参加する方のお名前 
2.お子さま(当事者)の年齢(支援者の場合はご所属) 
3.会員・非会員の別 
4.連絡先 
5.参加時間帯(午前・午後・通し)をお書き下さい。

※定員に達し次第、申し込みを締めきらせていただきますので、
お早めにお申し込みください。




みんなでワイワイ『コラージュ作り』 ~それぞれの世界

2009-03-05 17:17:22 | コンパス事業~ひきこもり・NEET 
先日の水曜日、星槎コンパスでは「コラージュ」をみんなで行いました。



コラージュとは切り貼り絵のこと。
雑誌などのグラビア写真を切って のりで貼ります。

① 自分の気になるものを 感性に従って選ぶ。
② 用紙のどこに貼るかを決定する。
③ 感性に従って切り抜いてのりづけする。
こうして作品が作られていきます。

このコラージュ作品の制作過程は、
「一人ひとりの内的世界を自由に表現する」プロセスといえます。
言語化しなくても 表現できて
しかも美しいもの お気に入りのもので 紙面を構成することができるので 
「創りあげた満足感」+「心の奥のものを表現した充足感」を
味わうことができます。

完成したコラージュがこちら!



参加された皆さんの感想です。

◆意外と集中して作品をつくったので、ちょっと疲れましたが、面白かった。

◆自分の作品を見て頭の中が整理できた。人それぞれ作品に特徴があり、その人の個性や世界を垣間見る事ができて面白かった。

◆自分の好きな写真を貼り付けて自分のオリジナル作品が出来て、気持ちがよかった。偶然に良いものができたりして楽しかった。

◆皆でワイワイ出来て面白かった。もっと時間をかけて作品に取り組みたかった。たまにこういう事をするのも楽しいことだと思った。

◆おしゃれな一面にしたくて、気を配った。




さて6日は、ソーシャルスキルトレーニング!
こちらの方も宜しくです。

フリースクールの登校、高校通学日数に加算…文科省方針

2009-03-01 13:01:06 | フリースクール 今日のひとコマ
メーリングリストで教えていただきました。

文部科学省は27日、
不登校の高校生がフリースクールなど学校外の施設に通った場合、
その日数を通学日数に加えることができるようにする方針を決めた。

高校を卒業できずに若年無業者ニートなどになるのを防ぐことが狙い。
3月にも各都道府県に通知し、新年度から適用する。
 読売新聞記事
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20090227-OYT8T00687.htm


星槎教育研究所も全国にフリースクールがあります。

高校生の場合は、星槎国際高等学校があるので
そちらに所属している方が多いのですが
他の高等学校に所属しながら
場面理解やコミュニケーションスキルのためのSSTに
通ってくださっている方もいらっしゃいます。
不登校になりそうなギリギリのところでがんばっている方も
いるので、本当に朗報ですね。


小学生や中学生は
「出席扱いにするかどうか」は校長裁量なので
学校によってバラバラです。

・「フリースクールに行くなら学校はやめてくれ」という校長。
    義務教育でこんなことありですか!!?

・ 文部科学省の指導要領に沿った計画的・継続的なしっかりした
  教育プログラムで 毎日通学できるならOKという校長。
    えっ! フリースクールで学校再現ですか?

・ 出席簿と学習内容提出でOKの校長。
    これが一般的。

・ 星槎に任せますという校長。
    ありがとうございます。かえって責任感じます。
    もちろん報告書は提出します。


今回の文部科学省の見解は画期的だけれど
私立高校はまず無理でしょう。
お決まりの言葉
・・・「学校に来ない子を認めて卒業させていたら
    がんばっているほかの子に示しがつかない」

不登校の子もがんばっています。
(実はがんばりすぎている。)
自分は怠けているんではないかという自責の念
ほかの子たちとどんどん差がついていくと言う焦燥感
わかってくれない人たちからのプレッシャー・心理的葛藤
動きたくても動けないアンビバレントな自分
どうしても起きられない・やる気が出ない無気力感

いろんなものを内面に抱えながら
毎日戦っています。

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