風のうた 小さな僕の自由な詩

楽しかったり、嬉しかったり、悲しかったりする時、伝えたい思いがあります。
そんな思いを詩に込めて

聞こえないのは君の声

2016-10-31 17:03:46 | 
聞こえないのは君の声
雑踏で砂を蹴り上げて
見えなくしたのはいつだって
小さな声を探していたから

季節が巡るその中で
思いを頼っていいからさ
時計が狂うその日にも
確かに語っていたんだね

誰かの声が聞こえてる
妬みや嫉(そね)みの次は何
あの角を曲がったら
出会うのはまた何色の感情

確かな事は一つだけ
僕は君を探しているんだ
街の瓦礫のその下で
待ってるだろう君の事

失う言葉を留めておいて
心で君を感じたい
街の夜風に微かに聞こえた
微笑みの様な優しい声




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