ゴルフィーライフ(New) ~ 龍と共にあれ

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[2012年2月 天球とリンクス] ~ ポールの新作に癒される夕べ

2012年02月12日 | ゴルフィーライフ[ラウンド編]

ここ渡良瀬川からの帰り、ポールの新作をゆったり聴きながら、濃い紫色の夕闇に染まっていく夕暮れ空を見たら、冴えなかったゴルフへの苛立ちが癒されていった。

ジャズのスイング感というのは、どうもゆっくりに過ぎると思っていたのだが、
不思議にポールが歌うと、ところどころのフレーズがしっくり馴染んできて、ゆったりと愉しい気持ちになる。
my valentineの、and I will love her for life…みたいな、ひとつのワ―ディングに込められた豊潤なニュアンスがあちこちに感じられてにんまりする。
まだ発売されたばかりで、YouTubeにもないが、
13曲目のThe inch wormの子どものコーラスは天球に響く自然界の純粋なサプライズのようだ。

two and two are four,
four and four are eight,
eight and eight are sixteen
sixteen and sixteen are thirty-two 

そして続くOnly our hearts、ポールがしばしば作る、びっくりするような美メロというわけでもないが、とにかくニンマリするようなフィーリングに溢れている。

「スティーヴィーはロサンジェルスのスタジオにやってきて、10分ほどトラックを聴いただけですべてを理解した。そしてマイクのところへ行き、20分もかからずにあのドラマティックなソロを吹き込んだんだ。みんながこのソロを聴いたときに『どうしてこんなことができるの?』と思うだろうけど、その理由はただひとつ、スティーヴィーが天才だからだよ」

ポールはこのように語っているが、なんだかハッピーエンディングのStay Goldみたいに、
夕映えの空にスティーヴィーのハーモニカが溶けていくように聴こえた。(LIFE ~ ステイ・ゴールド


長女のメアリー・マッカートニー(リンダと同じ写真家だった。)がカメラマンを務めた、新作のフォト・セッション時の映像が公開されたのでクリップ。
Paul At The Photoshoot For Kisses On The Bottom

ポールの新作のバックは、エルヴィス コステロの奥さんでもあるダイアナ・クラールが率いるバンド演奏、
北風の強い今日の日とはまるで違う夏のブラジルの映像だが、
雰囲気のいいライブです。
The inch wormにも似た温かさを感じます。

Diana Krall - Quiet Nights (legendado)

今日のゴルフの結果は、おまけ程度で。

あいかわらず/ g (good)のショットが多いが、1m程度のパットをことごとく外す。
入ったのは、前半マルをつけている1.5mくらいではなかったと思うくらいにひどかった。。

後半、太陽が沈むのと競争しながらのラウンド。

強い北風に押されて池ポチャをやった16番の後、次につながるよう、
17番は向かい風の中、気持ちの入った6番アイアンでイメージ通りの弾道を描く。
しかし、風におされ僅かにGに届かずに手前のバンカーにつかまってパーオンならず。

見事なバンカーショットでピン横1.5mにつけたのだが、このパーパットをキメられない。

18番の481Y Par5は、左から横殴りの風のなか、今日イチのティーショット、
残り200Yぴったりから、調子はあがってきていたのでイーグル獲れたらスッキリするだろーとまた夢みたいなことを考えての2オン狙い。

これまた狙い通りピン方向へ真っすぐ、2オンしたかと思ったが、
薄暗い中G傍まで行くと、風にやられたか、またもピン傍のバンカーにつかまっていてボギーに終わる。
(前半の9番もピン手前からバーディーチャンスをつくるはずのアプがG奥までいったり、ちぐはぐが続いた。いつものことだけど。)

 

朝の古河も素晴らしいが、夕暮れの古河も素晴らしい。
ぐるりと地平線が広いので、天球のなかにいることを実感できる。
天候も内容もさむいゴルフだったが、唯一景色だけは素晴らしい。
帰り、遠くに紫色の影を見せる富士山を見ながら聴くポールの歌に癒されたので、
今日のブログのテーマはゴルフなんだか、音楽なんだかよくわからなくなった。

ドラゴンさんはティーショットが格段に進化した。
後半は沈む夕日と一層強くなった北風とのたたかい、になったので、スコアメイクできるコンディションではなかった。

 

この程度には上手いのにね。(-_-メ)

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