日本シリーズ終了の翌日から1週間がFA宣言期間となり、本日がその期日だったわけですが…
最終日に色んなドラマがありましたね。
今年のオフはFA権を保有する選手がとても多く、例年にないぐらいのホットなストーブリーグになるかなと思われていましたが…
FAの目玉とも言われていたスワローズの山田哲人が早々に残留宣言すると、他球団の目玉選手も大物と言われていた選手は軒並み現所属チームに残留する流れが出来ていました。
そんな流れがあってもライオンズファンにとっては毎年オフシーズンは恐怖なわけで、過去何シーズンにも渡って選手との別れの季節となっていました。
が…
昨シーズンは十亀と金子の引き留めに成功すると、今シーズンは守護神の増田の動向に注目が集まっていました。
昨シーズンの契約更改時に球団側が複数年契約を提示するも増田が単年契約を断った時点で恐らく99%のライオンズファンは「増田は出ていくよな…」と思っていたはずです。
えぇ。僕もその99%の一味でしたから…
過去のFAの歴史を紐解いてもやはりFA取得前のオフシーズンに複数年契約を断った選手はほぼ全員サヨナラしていましたから。
が…
悩みに悩んだ増田が出した答えはFA権を行使しての残留で4年契約を結びました。
ちょうど仕事のお昼休みにこのニュース見たのですが、そりゃあもう嬉しくてウルウルしながらお弁当食べてましたよ。
FAは選手の権利とは言え、やっぱりずっと応援していた選手があっさり他のチームに移籍してしまうのはファンとしては寂しいものです。
ましてや、リリーフ陣が弱点とされていたライオンズにとって、今年はやっとのことで築きあげた盤石のリリーフ陣の最後を締める増田が抜けるとなると非常に厳しい戦いを強いられることが予想されました。
そんな状況の中での残留は非常に明るいニュースになったのかなと思います。
残留には色々な要因が絡んだのかなと思いますが、まずはGMでもあるナベQの力が非常に大きいのかなと思います。
ナベQがGM就任後は明らかに現場とフロントの風通しが良くなったと思います。とにかく選手ファーストと言う意識が球団にきちんと意識されるようになったのが非常に大きいのかなと思います。誰だって風通しの良い職場で仕事したいですよねぇ🤔
あとはやはりコロナの影響もあったのかなと思います。
今シーズンはどの球団も大幅な収入減なわけで、自チームの選手への年俸を支払うだけで精一杯だと思うんですよね。FAで加入する選手にだけ桁違いな年俸を支払えば、チームの年俸バランスが崩壊するわけで、チーム作りの上ではマイナスに動いてしまいます。
あとはやはり、冒頭に書いたように、他球団の選手が軒並み残留した流れも影響したのかなと思います。
とにかく、守護神流出の恐怖は去ったので、増田がいる間に次の守護神を育成する猶予ができたと思います。
あとは今シーズン足りなかった戦力をどれだけカバー出来る補強が出来るかですね。
あ、くましーのこと書くの忘れてた笑
正直、成績と年齢だけ見たら戦力外でもおかしくないですが、やはりチームイチのムードメーカーということで、生き残れたのかなと思います。まぁ来シーズン以降も結構危ないのは間違いないですが…
久しぶりにFAによる流出が無いシーズンとなり、暗いニュースが多かった2020年を気分よく終えられそうです。
あとはギャレットですが…
ずっと単身赴任していたので、アメリカやりたいのかな…という感じもします。他球団からの横やりももしかしたらめちゃくちゃ入ってるかもしれませんが、なんとか残留して、ブルペン陣を支えてほしいものです。
あぁ…
今年も心臓に悪い期間が終わりました…