近年稀に見る混戦模様となった2019年のパ・リーグの争いがついに決着しました。
昨日は仕事終わりに幕張に駆け付け、着いた頃にはすでに5-0のリード。
あれ？
マリーンズ先発二木じゃなかったっけ？
涌井になってる？？
と、頭に?マークがくるくるしている間に山川のどすこい43号で追加点が入り、ようやく状況が掴めました。
「二木、やらかしたな…」
と。
その後もマリーンズの四球祭りのピッチャー陣から追加点を奪い、さらには不味い守備もちらほら。(「多々あった」という表現のが正しいですかね)
満塁からの秋山への「走者一掃3点タイムリーフォアボール」という新たなプロ野球用語が生まれた歴史的な瞬間に立ち会えたなと思いました…
ニールは中5日の影響なのか、ちょっと球が全体的に高かったですね。
それでもピンチを最小失点でまとめたのはさすがです。
満塁で田村をゲッツーに打ち取ったときの吠え方は鳥肌ものでしたね。
なかなか仙台の試合がホークス1点リードから動かない中、ついにウィーラーの逆転2ランが飛び出すと、球場内がザワザワザワ。
さらにはリードが広がるニュースでざわざわざわ。
さらにさらに、松井裕樹がノーアウト満塁のピンチをなんとか1失点で踏ん張って試合終了の結果が出たときはもう球場はビジターとは思えない限りの歓声に包まれました。
ZOZOは常に他会場の結果が表示されてるので、選手によってはこれがやりにくいと感じる人もいたかと思いますが、なんとか集中切らさずに最後まで頑張ったと思います。
大量リードでしたが、最後は増田を指名した辻監督。
最後にマウンド行くシーンはジーンと来るものがありました。
辻監督はちょいちょいマウンド行きますよね笑
おかわりがマーティンのファールフライをキャッチして優勝決定かと思いきや走りすぎてすってんころりん。
球場もベンチもみんな大笑い。最後まで明るい雰囲気で野球出来たのが優勝につながったのかなと思います。
最後は高めの真っ直ぐで空振り三振を奪って増田は嬉しい胴上げ投手！
ホークスとの壮絶なマッチレースを142試合目に制して2連覇達成に加え、令和初のパ・リーグ覇者となりました！
昨日の試合を含めて守備力の大切さを改めて痛感しました。マリーンズの方が優勝のプレッシャーがのし掛かっているんじゃないかというぐらいの浮き足だった守備をしているなかで、昨日は特に金子の守りが冴えてましたね。打力はアレですが、守備力で言えば栗山を圧倒しています。今年はレフトの対抗馬があまりいないので、ゴールデングラブ狙えるかもですね。
打線も最後の最後で秋山が爆発すれば、栗山も負けじと先制のタイムリー含む猛打賞。おかわりと森、源田は最後完全にガス欠してましたが、よく頑張りました。
そして辻監督ですね。
最後のホークスとのマッチレースはしんどかったと思うんですよ。
ただ、この辺は昨シーズンに終盤まくられた経験が生きていたのかなと思います。
とにかく指揮官が浮き足立つことなく、最後まで余裕を持った振る舞いで選手を落ち着かせたのがよかったのかなと思います。
パ・リーグは昨日の試合で全順位が確定する珍事が起きました。
2位はホークス
3位はマリーンズとのマッチレースを制したイーグルス。
4位マリーンズ
5位ファイターズ
6位がバファローズ
最後の最後まで優勝が決まらなかったシーズンは過去に幾度もありましたが、優勝とCS出場が同時に決まらなかったのは自分の記憶では初めてだったのかなと思います。
僕はライオンズの試合観戦しはじめて10年以上経ちますが(その前までは基本的にテレビ観戦)、胴上げの瞬間に生まれて初めて立ち会えたので、そらもう嬉しかったですね。
あとは昨日のZOZOに駆け付けたライオンズファンの多さにはビックリしました。レフトスタンドだけでなく、僕が座っていた内野指定席も三塁側はほぼライオンズファンで埋まっていました。
マリーンズの今シーズン最終戦というのもあり、チケットは完売。
ファンの力もあってライオンズ最後のブーストが働いたのかなと思います。
みなさま、本当におめでとうございます！！
