エコなニコニコ日記 社会企業エコフェアネットワークのブログ

厳しい時代を生き抜き、よい社会を作るために環境問題や格差問題の代替案である私の事業や参考になるだろう情報を書いています。

今週のSPA!の特集「残酷な新型階級社会」を読んで、あるべき変化について考えたこと。

2018-03-15 14:09:17 | 生き方



今日本はベストセラーになっている「新階級社会 日本」という本にも書かれている様に、アンダークラスという非正規雇用者などの新しい階級が生まれ、また格差や階級が固定化し脱落の危険性はあっても、階級の上昇は実際はかなり難しくなってきつつあります。

私はこのことに関してのSPA!の記事のタイトルや内容を最初に立ち読みして、ヒエラルキー社会の価値観を露骨に肯定する様なタイトルに違和感と、幸福学から多様性の重要性を訴える記事を書こうかと思い、この雑誌を買いました。

しかし家に帰りじっくりこの記事を読むと、お金や地位ばかりより多様性の視点の重要さはもちろん大事と思います。
しかしこの雑誌でも今の日本の格差が固定化していく社会への警鐘と、ちゃんと自己責任論の欺瞞性や、どう生き抜くかという方法がかなり多面的に分析されていて、完全に賛成ではないものの、正直かなり勉強になりました。

そこで私なりに今の固定化する絶望感にかられる格差社会にどう臨むかの考えをまとめてみました。
私が通った主体的市民育成の一新塾の「六つの箱」というフレームワーク(考え方の枠組み)を使って、自営業の社会企業エコフェアネットワークのあり方から書いてみました。

この六つの箱の理論は、
ビジョン、
現状、
根本原因、
今までの自分、
これからの自分、
解決策、
という循環が内容です。

ビジョン、目指す姿。
自然と人が共生して持続可能な、公正な機会がある、助け合いのある社会。
皆が幸せを感じて、地位やお金よりも自らの天分を生かしきるという意味での、すべての人が人間として成功できる社会。

現状。
富む者はますます富み、貧しい者は機会すら奪われて一生貧乏人で終わる。
(貧しさからの脱出や階層上昇の機会の少なさや不公正さ。)
その矛盾や絶望から、さらなる少子高齢化の加速やヘイトスピーチ、ネトウヨ、ニート177万人への増加。
金融資本主義による資本家や投資家の増長。
新自由主義による自己責任論の蔓延。
インターネットの大規模サービスの実質的な階層化。

根本原因。
グローバル化による新自由主義経済や、日本経済の低迷。
90年代以降の、かつての日本式経営から株主への配当が至上主義になる、マネー資本主義への変化。
保守(自民党)、経済界、既得権益が悪い意味で強すぎる。
その背景にはシルバー民主主義などがある。
強い勢力からの同調圧力がかかり、多様な個人によるイノベーションが起こりにくい社会。(弱い個。)

今までの自分。
社会的な責任や義務に無自覚な自分。
犠牲者根性で自分の恵まれている点に気がつかなかった。
現実に気がつかず、「うまくいかないのは努力不足のせい。」という自己責任論を、どこか信じていた。

これからの自分。
もっと責任や義務を自覚して、公を支える意識を持つ。
自分より恵まれない人間の苦しさを理解する。応援する。
自己責任論の虚偽性に気づき、社会の構造の変革を目指す。

解決策
自分のできる仕事で義務を果たし、公への責任を果たしていく。
幸福学にある様に他人とは比較せずに、昨日の自分や自分の可能性と比較、競争する。
身近な人間で大変な状況にある人達に寄り添い、または教育したり、意欲を喚起していく。
恵まれた人達に現実を伝えて、富の還元を図る。
ITのサービスは、階級化しない様にして、富の独占をしない。
ニート、引きこもり、生活保護受給者などの人達への社会参加や中間就労の場を作っていく。
市場原理を修正する政治勢力を応援していく。

私は最近世界を変えるとは、つまりまずは自分自身をあるべきあり方に変えて、身近からだんだん変えていくことではないかと、一新塾の新刊を読み改めて思いました。
できるところから実践していきたいです。



コメント

自民の安倍政権の森友学園問題の不正を糾弾します。

2018-03-13 16:38:07 | Weblog

私は昨今明らかになってきた、森友学園の問題を許せません。

森友学園について自民党の政治家や首相の奥さんが、財務省へ自分に都合がいい身内びいきで、不当に安値で必要性が疑問視される事業へ、口利きや斡旋していること自体がそもそも問題です。

さらにエリート官僚の象徴とされる財務省の官僚が、自民党の政治家の国会での答弁と口裏を合わせるため、証拠文書の書き換えをしている、公職としてのけじめも責任感もない、強い者や全体の流れに付和雷同する、公務員としての自覚もないあり方に、厳しい叱責を言いたいです。

この国民を侮り私欲を貪る自民党の安倍政権は、すぐに退陣するべきだと思います。
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私は3月11日にご当地電力の起業を学ぶ学校を通い終えました。

2018-03-13 16:34:20 | エコの情報

今日3月11日にご当地電力の起業を目指す、飯田自然エネルギー大学の卒業式でした。

私は今は微力なために修了はできませんでしたが、なんとか最後まで通い事業計画書の発表を終えられて嬉しいです。

二年間無料で学ばせて頂いた長野県や飯田市の行政や学校の関係者や学習仲間の方達などに深い感謝と共に、3,11の福島の復興を祈り、歌手のトリオの「いきものがかり」の歌である「SAKURA」の歌詞にある、
「桜花びら散るこの春に、君と誓いしこの夢を、強く胸に抱いて。」
と同じな気持ちで、私も改めて必要なあるべき新たなイノベーションへの決意を固め、熱意に燃えています。

これから社会貢献型の自然エネルギー事業の起業に向けて具体的に動き出します。
以後は困難な事もたくさんあると思いますがかえってそれを糧に成長して、3.11の様な原発事故をなくし、地域や地方の経済を健全に再建するために頑張ります。

そしてひいては皆が幸せを感じて、地位やお金より各人の天分を生かしきる意味でのすべての人が人間として成功できる様な、持続可能な社会を築くために尽力しますので、皆様どうぞよろしくお願い致します。

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