電影フリークス ~映画のブログ~

電影とは、映画のこと。その映画を一緒に楽しみましょう。

鬼狐外傳

2007-01-31 13:56:19 | 未整理
李翰祥は邵氏以外では70年に電影皇后”李麗華”の映画「鬼狐外傳」を編導(監督、脚本)として撮っていました。
数年間、邵氏を離れて台湾へ行っていたそうです。
リーハンシャンの台湾行きや復帰など、邵氏については香港電影バラエティブックに何と20ページ以上に渡り邵氏について詳しく浦川とめさんが書かれています。

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李翰祥=ゼロ?!

2007-01-30 12:23:59 | 未整理
昨日の賀蘭山さんの記事に面白い記述がありました。

今まで一番仕事してよかったのは誰ですか?という質問に対して岳楓監督と李翰祥監督の2人を挙げています。
彼は李翰祥=黒沢明、岳楓=溝口健二のような人だと言っています。

岳楓監督は70年では「武林風雲」「金衣大侠」など3本と多い方でした。ところが大監督の李翰祥は何とゼロ!
これはどうしてなのでしょうか?

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井上梅次監督

2007-01-29 23:56:43 | 未整理
引き続き、邵氏で監督しました井上梅次氏について簡単に書いておきます。

「嵐を呼ぶ男」を監督した人で、脚本ではペンネーム京中太郎を名乗っていました。
あと、美空ひばりの主演映画なども撮ったりしていた人です。

このお方、香港に呼ばれていくつかの作品を監督しました。詳細は私などより詳しい方が沢山いらっしゃるので割愛します。

TVでは天知茂の「明智小五郎シリーズ」 や必殺シリーズなどドラマ部門でも監督しており、彼の面白さは保証されているようなものだと思っています。
朝日放送系列の担当だったのですね。

こんな有名な監督さんであったのに顔も知りませんでした(恥)。
娘さんの写真はGoogle検索で見つけましたが、親父さんのが出てこない。。。

これだけ香港映画に貢献していても、電影研究にはあまり登場しません。日本人だからでしょうか。
いえいえ、賀蘭山さんはページを割いて紹介されていますが、インタビュー形式の記事の中でしっかり井上監督を紹介したことを話しています。
他にも穆時傑のことが村山三男氏、楊樹希が中平康氏だとも書いてありました。
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張徹監督

2007-01-28 16:13:47 | 未整理
張徹監督は、故人ですが1989年に「回顧香港電影三十年」という本を書かれていました。
当時撮影中だった「義膽群英」(ワイルドヒーローズ)までの30年を振りかえっています。

この本で御自身が整理した”張徹電影作品一覧表”には70年の作品が3部載っています。
(香港では映画の本数を部と数えます。)「報仇」「十三太保」「遊侠兒」の3本です。
残りの「小殺星」(殺は異体字)は71年に資料未詳として載っていました。
(一覧表の約90本ほどの中で、これ1本だけが なぜか資料未詳となっていました。)
この「小殺星」はCelestial Pictures(CP)から発売済みでしたので、何とかすれば手に入るのかも知れないです。
(「遊侠兒」も日本未発売で、入手は難しそうです。)
「報仇」「十三太保」は日本でも発売されていましたのでこちらは幸運なことに日本語字幕付きで観賞できます。
この2作品は私も何とか見ることが出来ました。

手に入らないものは当然見ることは出来ませんが、自力で入手出来ない場合は見たくとも見れないという状態に陥ってしまいます。
他所でたまに見かけますが見ている方にストレスを与えるようなことはあってはならないと思います。
ここではそうならない様、出来るだけ配慮するようにしています。
「この面白そうな映画をいつか見てみたい」。私はこの気持ちを大事にします。
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桂治洪のコメディ

2007-01-27 21:58:37 | 未整理
昨日の「那個不多情」ですが、これは喜劇映画でした。過去に同じ題名の映画が作られていますのでリメイクなのかも知れません。
オペラのような56年の王天林監督の上下編と続編、「那個少女不多情」 という67年のミュージカルもあります。

桂治洪は電影研究、香港電影工作者小傳のコーナーにて数少ない監督として紹介されています。
この紹介記事にも「那一個」のことが書かれていませんので、本当に初期の作品なんだと思います。

70年製作で第46位の成績ですが、8日間の公開でこの順位です。
他の映画ですと、だいたい2、3週間で同じぐらいの興行成績なのでコメディということもあってこの公開期間にしては上位の方だと思っています。

何莉莉と林風のラブコメディといったところなんだと思います。お若い石天が出演していますが、かなりトボけた演技を見せています。
あと、この人もコメディには欠かせない存在の李昆も。彼の操作するロボットが出てくるのですがとんでもないことに・・。
これが賀蘭山の撮影というのも意外でした。

私が個人的に驚いているのが、黄莎莉という女優さん。
この70年以降の出演作品には大変驚かされています。
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那個不多情

2007-01-26 20:10:23 | 未整理
突然ですが中野にある“ジャスミンティー”が2月末まで閉店セールということで全品半額になってまして桂治洪監督「那個不多情」VCDが200円でした。これは安くて良い買い物でした。

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邵氏の監督

2007-01-25 23:53:55 | 未整理
邵氏の監督別に作品の本数を並べてみますと、リバイバル「斷腸劍」を含めると5本で張徹監督がトップになります。
井上梅次も4本、岳楓と呉家驤が3本。あと羅維も重映「虎膽」「毒龍潭」を入れれば3本です。
穆時傑という人(日本人なのでしょうか?)も3本でした。

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リバイバル作品

2007-01-24 23:49:38 | 未整理
今日から少し製作会社別にも細かく見て行きたいと思います。

まず先日の結果で邵氏が34本ということでした。
電影資料館にあるpdfの資料には、この他に「斷腸劍」も表記されています。(ver0.002)
邵氏の「斷腸劍」は67年に初公開されているのでこれは重映(=再映)になります。
この再公開(リバイバル上映)というのも面白いと思います。
あるスターの人気があって過去の映画が再公開されたとか、権利者の事情などいろいろ理由あったと思われます。
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七金剛?七色狼?

2007-01-23 23:39:44 | 未整理
「七擒七縱七金剛」が20位にランクインしています。
全紀録では、最後が”七金剛”となっており、電影研究では”七色狼”となっています。
七色の狼というのも興味深いですが、どちらが正しいのでしょうか。
また、未確認ですが「衝直撞七色狼」というのが続編らしいです。

七ばかり並んでましたが、”七”の付く映画で「ドラゴンVS七人の吸血鬼」という映画があります。
この原題は「七屍金」と間違われることが多かったのですが、正しくは「七金屍」です。
当時のポスターには「七金屍」と表記してありました。
(GOLDEN VAMPIREなので金屍が順当かと。)
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「劫寶奇謀」

2007-01-22 22:04:31 | 未整理
またまた洋画シリーズ。1970年の総合第8位は「劫寶奇謀」。
これは、アランドロンの「シシリアン」('69仏)という映画です。
香港公開は8月19日からですが、日本の方が4月4日で香港より早かったようです。
盗寶片という言葉があるようなのですが、これは犯罪映画という意味かも知れません。
宝を盗む映画=泥棒映画ってことでしたら「黄金の七人」のような映画のジャンルを指すこともありえると思います。

アランドロンの盗寶片には「江湖龍虎鬥」(ボルサリーノ)や「賊兄弟」(さらば友よ)があります。
あのジョン・ウーがアランドロンのファンであったとか。

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