ZERO-MAYAR 50s練記

零猫のユルトラ練習録

曲者の試乗と事情

2012-05-27 | 曲者20
岩男分解してから曲者の組み立てを開始・・・開始・・・あれっ?
リアキャリパーが付かねぇ、ボストマウント方式の台座なのでマグラMT4がそのまま付くはずなんですが穴の位置が3ミリ程度足りない。(台座側が狭い)
仕方ないのでキャリパー側の穴を丸棒ヤスリでゴリゴリ削って装着、上手くいった、はずでしたが今度はローターがキャリパーに奥深く(天井)当たり回転しない。
そう、このマウントはホープのポストマウント用V2キャリパー用、つまりローターは155ミリ専用?!
以前と逆パターン、なら以前買った160ミリと書いてあったけど155ミリだったトライオールのローターが使える。
ここで役に立つとは思わなかった、あれは伏線だったのか。
160ミリも使えなくはないです、思いっきりチェーンを長くして軸を後ろにずらせばローターの端が少し出てますが問題なくブレーキが使えますので。


次の問題は、ホイールベース。
どっかには1010ミリとか書いてありましたが実は実測1000ミリ(オフセット45ミリで)、エコーSL(オフセット50ミリ)でも1005ミリしかありませんでした。
またやられたよ。(チェーンを付けても1008ミリしかない)
そん次の問題はヘッドチューブが100ミリでインテグラルヘッド、30度のステムを使ってもコラムスペーサー33ミリ、長げぇ~かっこわり~。
零猫史上最もコラムスペーサーを高くしたマスィン。


そしてリアエンドのスネイルカム式チェーンテンショナーのストッパーのボルトのイチが中心からかなりずれていてチェーンが緩みやすい。
違う方式に変えるべきだな、こりは。
お次はフレームがあまりにもペッタンコなのでチェーンがチェーンステーなどに当たりやすいということ。
チェーンステーのパイプがチェーンが通るところだけもの凄くペタンコに潰してあるのが薄すぎて笑える。


最後にアンダーガードが付けられそうで付けられない。
後ろにボルト穴2つ有るけど、フロントのボルト穴がない、なんのためのBBの下のステー?


おまけの後ろからどうぞ。


普通、ヘッドチューブの穴の真ん中に来るはずのマークがこんなに上に有る。


さて試乗の感想ですが、まだポジションも適当に組んでありますので完全とは言えませんが。
軽いです、重量も軽いんですが取り回しが軽いおかげで動かしてみるとさらに軽く感じます。
その乗り味は岩男よりいい感じでした、短いけど。
そしてコンパクトで詰ったポジションなど乗った感覚がモンティに似ています。
超軽くて柔らかめのBBのずれていないモンティって感じです。
いつものところで乗ってきましたが動きやすい、リアの動きが早い(おかげで空中でまくれてすっころびましたよ)。
フロントアップも軽い、余計まくれます。
狭いポジションなので何か伸び切れていない感じなのでポジション出ればいい線行くでしょう。
その他も好印象、ただね短すぎて飛ばさないとそわしが恐いです、っつかこのフレーム飛ばしやチェリーが当たり前に出来る人向けではないかと、つまり上級者向けのトンデモマシーン。
そわし隊脱退しようかな・・・
まだ普通のステアやっていないのですが、短かさがマイナスになるのか、軽さでなんとかなるのかまだわかりませんが面白いフレームだという事は確かなようです。
公表データが違っていて短くなっちゃいましたが今後が楽しみです。

さらにおまけのワンショット。

曲者

2012-05-25 | 曲者20
今日は会社帰りに超土砂降ってびしょびしょ、パンツ丸見えで家まで漕いで帰りつきました。
さてさて、そんな時こんな物が届きやがりました。
小出しにするのが世の常らしいのでやってみます・・・ばっればれやん。

朝練会

2012-05-19 | 合同練習記
今日は市役所裏で朝練会でした。
自分は例によって1時間前に到着してウォームアップしてました。
むさしさん、柴田さん、shimaさん、信師匠、boriさん、初参加のイマイさんと7名でマイペースに各々自由に練習しました。
今回はテーマ決めてませんでしたので一貫したセク練はありませんでしたが良い天気に恵まれ楽しく時間を過ごせました。
特に7年ぶりくらいにお会いできた信師匠のライディングは今も健在で凄かったです、ミラクルでワンダホーでした。
イマイさんは実は以前Hクラスで活躍してたので凄くうまい方でした、ダニパラ系の技など参考になります。
オレンジ色のdobいかしていました。
そして柴田さんがパラでピッグテーブル岩に乗ってしまったのが驚きでしたね。
パラ系をあれだけ避けてきた人がとうとうここまで来たかと、サプライズです。
shimaさん、boriさんも柴田さんと信師匠にアドバイスを受けたみたいで良い刺激になったようです。
予定の12時より30分ほどオーバーして解散となりましたが、boriさんは1時まで自分は1時30分で(30分駄弁って帰りました)帰路につきました。
皆さんお疲れ様でした。(今日はそこそこ乗りましたが見学が多かったです)
それと、急なお誘いで来られなかった方々、すみませんでした、また今度ご一緒しましょう。

トップの画像が逆光気味でボケてました、すみません。
せっかくイマイさんがVサイン出してくれているのに・・・

イマイさんの愛機オレンジdob。


信師匠のダニパラ中・・・But


なんと爺さんがベストショットにかぶるだとぉ、ジーザス!


信師匠監督お疲れ様です。


追記
むさしさんのブログにありましたが、"やっこい"はこの辺でも使いますね。
そのほか"こたっこい"ってのもあります。

あと、信師匠のスイッチはスローモーション。
すっげえゆっくり後輪が高く上がって音もなくいつのまにかスイッチしてます。(ピンポイントで)
ノーズウイリーからスイッチしてマニュアルのまま走り抜けるってのもあるでよー。
んで、ダニエルしながら近寄ってきて会話にそのまま入って微動だにせず(跳ねないスティル)会話を続けてたまに片手で頭をポリポリかく・・・いつまでそのままなの?!
一線を超越した戦闘民族はあまり疲れないらしい。
目標1分とか2分とか言ってる自分等っていったい・・・

WELD ONEニュース

2012-05-11 | 自転車トライアル
新作発表です。
http://blogs.yahoo.co.jp/konishioff/29333521.html
今度の新作フレーム(もちろんチタン)はガルウィング? への字アーム?
なかなか個性の強いフレームのようですが軽さと剛性が上手くかみ合っている感じです。
ただね、むき出しのチェーンがダイレクトヒットしないのかなぁ・・・

スペック追加
http://blogs.yahoo.co.jp/konishioff/29361499.html

あの頃はっ、はあっ!

2012-05-06 | 自転車トライアル
4日でゴールデン終了して物足りない今日この頃です。 
そんな時、毎年の5月やゴールデンの次期のブログ読み返してみると、台風やら嵐やら真夏日やらスコールやらと、とんでもなく荒れているんですよね。
異常気象なんでしょうね、今日も雷ゴロゴロ強風スゲーしなんか変。
自分が幼稚園の頃、5月5日にバスで近くに遠足がありましたがその日は朝に霜柱があったんですよ。
とても寒い日だったので記憶に鮮明に残っています。
気象って、46年くらいでこんなに変わってしまうものなのですね。(くらいじゃないか、ほぼ半世紀だもんね)

ところで、100円市でこんな物を買いました。
そう、ヒロさんがやってたリムテープの代替品。
ゴールドを買うついでにポップなテープも買いました。
猫の絵が描いてあってお洒落さん、こんなテープも良いんではないでしょうか。
黒地にピンクの猫も有りました、こんなのがリムの穴から覗いていればなかなかよさげ。

嵐の午後に

2012-05-04 | 自転車トライアル
昨日は豪雨で毎年恒例の大練習会中止になり(雨なの判ってたのでギリギリまで様子見てて、一部の人にしかメール出してなかったんです)、そして今日の朝練も雨で中止になりました、ガッデム。
毎年ゴールデン開始は荒れ模様ですジーザス。
昼から雨があがったので散歩deトラでもと色々くるっと回っているうちに裏の公園で緑の小径車(片持ちフォークなので観音出獲瑠かな)に乗っている方が話しかけて来たので駄弁っていると、もしかして零猫さん? イェスアイドゥ! っとなって話が盛り上がりました。
柴田さんともタコ公園で会ったことがあるようでした。
トライアルをやってたらしいその方の小径車のブレーキは前トライオールホープ初期型モノトライアルで後ろがマルタ(だったような)もろトライアル御用達ブレーキ、ローターは前後ユネックスのウインドカッターもどき。
今度一緒にやりませんかとお誘いしたら、しばらくぶりでマシン(dobマグフレーム)組み上げてみますとの事。
足りないパーツは御相談下さい、在庫が有れば格安でお譲りします。
メールアドレス laxia@mail.goo.ne.jp
そしてぜひ今度御一緒しましょう。
なんか新しい仲間が増える予感のする午後でした。
しかし、天気はっきはりしねぇ~っ!

追記
Bastet(バステト)のハブ固定ボルトを前後DATチタンボルトに変えていつものトルクで締めて出撃。
何の問題も無く、ダニジャン、ウィジャン、ダニ降りこなしてみました。
むしろ以前よりカッチリした感じですよ、チェーンの緩みもあまりありませんでしたし。
短時間でしたが六角穴の変形、ガタも全然無し、素晴らしい。
引き続き様子をみます。

ちなみにDATチタンボルトは Ti-4Al-22V です。
バステトのパイプは Ti-3Al-2,5V 、ヘッドチューブとBBチューブは Ti-6Al-4V (64チタン)
Alはアルミ含有量(%)、Vはバナジュウム含有量(%)

Ti-4Al-22V 材は硬度を上げるため時効硬化処理ができる素材です。
車のエンジンパーツ(リテーナー)やゴルフクラブのヘッドに使われてます。
なので強いわけです。

追記その2
boriさんが岩の坂を(斜面を)ダニで登りたいというのをみて自分なりに検証してみました。
まず40度以下30度以上の斜面付を探しそこでトライ。(なるべくグリップの良いのでやりました)
最初は漕ぎ無し、いつもやってる通り漕がなきゃてっぺんまで行けます。   
次に、漕ぎに頼るとぺダルが重くて漕げず前が落ち撃沈。
漕ぎを軽くしてハンドルを強く引くようにすると少し前進するがやはりペダル重い。(自分は動いていない状態)
どうやら平地なみにフロントを落すと駄目みたいで、少しだけ落して引きながらべダルに頼らない程度に漕ぎを入れると良いようです。
ポイントは自分が動くこと、クイッと上斜め前に動く(上の動きの方が強いかな)、動いた時に連動してペダルを漕ぐと漕ぎダニで斜面を上がるようです。
タイミングが合うとやたら軽く抵抗が少なく上がれます。(えっ?! こんなに軽いのって思うくらい)
タイミングが合わないとペダルが重くて漕げなくて前が落ちて終わりでした。
そこんとこじっくりやらなかったので、漕ぎを入れながら自分が上斜め前に行き終わる寸前に軽くなるのか、上斜め前に行ききる寸前に漕ぎが入って軽くなるのか調べられませんでした。
なにせ自分は感というかフィーリングというか、いちいち深く考えず、こうすりゃこうなんじねぇって身体が勝手に動いて乗ってますから。(ゴーストが囁くんですよ)
終わって家に帰ってから脳内映像見ながら思い出して反省します。

比較チタンボルト

2012-05-02 | 自転車トライアル
全部一応M6ボルトでのテストです。
まず純チタンボルト、めちゃくちゃ軽いけど強度が今一です。(日本製)
M6ボルトで1.25キロで何度かあけしめしたら頭が取れました。
安全に締めるなら0.9キロまでですね。
そういえば、骨折とかに使われてるボルトも純チタンですね。

中華なボルトは何社か有り、一番もろいのはECH○。
六角の穴がすぐなめるので怖くて1キロ以上で締められない。(混ぜ物に疑問、純チタンに近いのでは?)
その割には、ペダルシャフトのチタンは耐えてますね。
ボルトは六角穴がすぐなめますが。

ネオン、ミスト、フルマークスは似たり寄ったり、しかしECH○よりは締められるので1.2キロまでは安全圏。
まあこのあたりのボルトはステムのハンドルクランプやブレーキキャリパーの固定ボルト用に使えますね。
(物にもよりますが0.8~1.0キロで締める部分なので)
一応自分も使ってます。

トライオールはやや硬いようで1.3キロまで安全に締められる。
1.4キロを超えるとちょっとやな感じが手に伝わる。
このくらいだとステムのクランプ部やキャリパーの固定のほか、ハブ固定ボルトとして使えますが、頻繁にあけしめが多い箇所でもあるので六角穴は気を付けないと。
(ハブの固定ボルト締め付けトルク F1.2キロ/R1.5~1.6キロ)

64チタンボルト(メーカー名忘れた)、1.4キロでもボルト本体に何の不安も無いのだが、六角の穴が広がる感覚が伝わり始める。
1.5キロで何度かあけしめしていると六角の穴が広がる、っつかなめてきた。
ガタの無いツールで押しながら使えばかなり耐えられる。
自分は今まで数年間、このボルトでハブ固定してましたので充分使えます、中華なボルトよりずっと強いといえます。
なめそうで完全にはなめきらないんですが、たまにアーレンキーが抜けなくなることもあります。

シマノ夢シリーズ、ただの夢だ。(サイズが微妙で使えるのと使えないのがあって高くてムダ)

VIZ製は、普通って感じでした。
1.3キロくらいなら安全ってことでトライオール並み?
このボルトもハブ以外で使っています。

ヘイズ、M6が無かったのでパス。(M4で見るとやや固目かな。)

A2Z製、これも普通レベルで1.3キロ程度まで安全。
もしかしてVIZと工場一緒かな。
このボルトもハブ以外で使っています。

DATボルト、ずっごく硬い、叩くとキーンっと高い乾いた音がする。
他の物もたたいて見ると64チタンはチンと硬い音がするがDATほどではないように思えます。
中華なボルトはコツっと粘りのあるような鈍い音がすでに柔らかい。
純チタンは軽くカツっとスカスカの音がする。
ちなみに3Al-2,5Vチタンはキンっと乾いた硬い音がしてなんか近い感じだった。(どちらかというとDATの方がちょっと高い音かな)
1.6キロで締めてもなめる感じが無い。(たぶん1.7キロ~1.8キロまでいけるんじゃないかな)
もしかすると硬いのでいきなりビキッっと来るかもしれないがクロモリボルトと一緒に締め比べても遜色無し。
64チタンより硬いようだ。
やべっ、どんどん締めても平気なので締めすぎてカジリそうになった! こいつ強えぇ~っ!
中華ボルトだったら確実に頭もぎ取れてるよ。

結果、トライアルで使うなら間違いなくDAT51チタン合金ボルト(Ti-4Al-22V)が優れていると思います。
ただし、まだ衝撃テストとかしてないんで、これはアフロさんが適任かな。
(もし購入の際はよろぴくお願いします。)

トップの画像の黄色い肉球消しゴムの手前がDATボルトです。
各社の適当な代表を集めてみた。
似ていて区別付かないのもある、工場が一緒なのか? 規格が一緒なのか?

現在使用中のボルトを除くチタンボルト群、映っているのは全体数の約半分ですね。
かなり良いフレームが2本買えますね・・・


DAT51チタン合金ボルト(Ti-4Al-22V)欲しい方、ここでかなり安く買えます。
http://item.rakuten.co.jp/ytnetshop/c/0000000343/

追記
トルクレンチは小型の物を使用しています。
物によっては誤差があると思いますが大目に見てください。