トライアルのスポークの組み方(リアディスクホイールの場合)について。
トライアルの場合一般の自転車の力のかかり方と違うのでスポークの張り方が混沌としています。
普通前進ストップですがトライアルでは前進も後退も有りブレーキをかけたまま前進したり後進したりもします。
さらに高い所から飛び降りたり飛び乗ったり、引っ掛けたり差し込んだりねじったりさまざまです。
ペダルも半端無くキックを入れます(漕ぎの瞬発力)。
なのでハブのフランジの外側のスポークを前に張るのか後ろに張るのか、左右で同じにするのか交差するのか昔から議論が絶えませんでした。
外側のスポークの張る方向の意味は知っていますが、トライアルではその意味を失います。
でっ、過去に色々なTRプロショップにトライアルの20インチのディスクのホイールを頼んで張り方を研究したり
プロライダーや有名上級者のマシーンのホイールを見て参考にもしました。
ショップの場合結構バラバラでしたが、そのショップショップでの考え方が有るのがわかりました。
全てを調べたわけではないですが一応参考までに。
20インチのリアディスクの組み方
JIS 58.3%
逆JIS 26.3%
イタリアン 10.4%
逆イタリアン 5%
一番多いのはJIS組みですね。
でも何が正解ってのはトライアルには無いようです。
何が正解っではなく、何が自分にとって使いやすいかでしょうね。
又は、自分のライディングスタイル(乗り方)に合うのは何かでしょうね。
モンティは逆JIS組みなんですが、自分は初めにモンティハブを使ってしまったのでモンティハブで組む時はずっと逆JISでした。
あと他のハブではイタリアンで組んでました。
(なんかイタリアンで組むとピキピキ音がしやすいのはなぜだろう・・・リムのせいかな?)
なので今回の新作リアホイールはJIS組みでやりました。
ついでに試しにトライホールで作ったホイールは掟破りの逆イタリアンにしてみました。
たぶんそんなに違いは出ないと思いますが。
その他、参考に斉藤家では逆JIS又はJIS組み
Ryuta選手がイタリアン組み(たまたまなのかな?)でした。
宮岡啓太選手はJIS組みでしたね。
ちゅーことで寺井選手は逆JISか。
さらにフロントディスクの組み方は、逆イタリアンとJISで占めていました。
もう一つ参考に。
トライアルショップ以外のお店でただ単に組んでもらうと、組んだ人によって、組んだ人のプレイするカテゴリーによって組み方が違っていました。
ちゃんとテンションと組み方は指定した方がいいですね。
今回の画像は2010BOWのビルドインブースター(又はインティグラルブースター)。
少し前の借り組みの時の画像ですが。
真ん中は少し開いていますが横がタイヤとのクリアランスが3ミリ程度しかなく、小石を拾うとタイヤとブースターに挟まりタイヤが一瞬止まってしまったり、ガツンッと凄い音がしてフリーの歯が欠けたかと思わせるくらいビビらされます。
カットしようかしまいか迷う所です。
追記
今回はスタンダードな組み方という事で4本組みとかラジアル組みとか省かせてもらいます。
追記
リアホイールを逆イタリアンで組んでいるショップありました。
結構有名店なんですが。
やっぱり多い少ないのを気にしなければ何でも有り有りなんですねTR界って。
てなわけでパーセンテージ変わります。