こだまでしょうか

今年、何回聞いただろう、この詩。
随分みすゞさんの詩を広めるきっかけになった詩。

私は、「わたしと小鳥とすずと」「星とたんぽぽ」「大漁」がすきかな。「みんなをすきに」も去年よく歌ったな。ちひろさんという方が曲をつけてて、ＣＤにもなっているので。

本当に、みすゞさんの優しさは宇宙的。いろいろな詩にふれるたびに、視点が私と違うことに驚かされる。


今日、雨のみすゞ通りを母と歩いた。少し足が重くなり始めている母は、できれば歩きたくなかったであろう。しかし、駅前からの３００ｍの道を歩くと、家々にそれぞれお気に入りのみすゞさんの詩を掲げている。言葉のみのお宅もあれば、可愛い挿絵入りのものもある。歩いたからこそ、こうした風景も楽しめる。

以前訪れた時は、まだ記念館ができていなくて、十分な資料もなかった。でも、その後資料館ができ、一度は訪れてみたいと願っていた。

貴重な資料の数々やみすゞさんの書斎を再現した部屋などを見ていて、しばらく詩の世界に浸ることができた。

そして、思った。まだまだ、小さいなあ、自分。